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2018年09月02日 イイね!

インターメカニカの中身観察&最初の・・・

インターメカニカの中身観察&最初の・・・納車の翌日から早速乗り回していたインターメカニカですが、その後は余り乗っていません。走り回る前にまずは、シートポジションの改善とタイヤ交換はしておきたいところなので。

そこで昨日、まずはシートポジションの改善策を考えることにしました。
と同時にクルマの中身を色々観察してお勉強も。

まずは、ホイールキャップを外してみます。
先日FLAT4で専用のツール(というかただの引っ掛けリング)を購入してあったのですがそれでもこのキャップ外しは結構大変でした。
現れたホイールがこちら。
う~ん4穴か・・・。残念。


本当はこんな5穴が好みだったのですが・・・
まあ、ホイールも5穴用ハブもパーツは売っているので交換は可能です。


フロントはディスクブレーキです。1959年当時の本物の356はまだ4輪ドラムでしたが。
しかし、キャリパ小さいですね。ローターもソリッドです。


パッドを外してみるとこのサイズ!!余りに小さい・・・


サスペンション回りは、VWビートルそのままの模様。
上下2本のアームの軸の中にトーションバースプリングが有ります。
フロントショックの上部の止め点は、ボディのストラット部にマウントされているのが一般的ですが、このクルマはそれ用にストラットブラケット?が立ち上がっています。この構造もFRPボディのインターメカニカ特有という訳では無く、ビートルそのままなのです。



左のホイールハウス内からその奥を覗いてみると・・・
まず正面にあるのがステアリングシャフト。
実は、ステアリングポジション改善の案として、恐らくストレートで来ているであろうステアリングシャフトのどこかにスペーサーを噛ませば、シャフトごとステアリングを手前に持ってこれるのでは?と考えていたのですが、これだと衝突対策用と思われるコラプシブル構造の部分が邪魔で無理ですね。
このシャフト、ビートルの整備書に出ているイラストとは違う模様。何か別の車の流用か?


さらにその奥、車両センター付近の下部にはブレーキマスターシリンダーが有ります。
フルードカップはこの上方、フロントフード内にあるので油量チェックはし易いです。
ブレーキブースターは有りません。
上の方に見えるオイル滲みのあるホース。実はこれはフューエルラインです。フューエルタンクはこの真上(フロントフードの中)にあるのです。
触ってみると結構タール状の滲みでした。かなり以前からちょっとづつ漏っている感じでしょうか?早目に交換した方が良さそうです。


リヤはドラムブレーキ。ホイールナットではなくボルト式なので、ホイールの引っ掛かりが何もないこの構造だとホイールの取り付けが大変です。(最初のボルト1本が)


リヤサスもVWビートルそのままの様です。リヤもスプリングはトーションバー。911にも似た構造?
ショックは、前後ともモンローでした。


で、シートポジションの改善です。
自分の好みは、かなりハンドル近目かつ背もたれ起こし気味ですが、現状はシートスライドを最前にしてもまだ遠く、シートはリクライニングしない構造。
なのでシートレールを改造する必要がありそう。

まずは、シートを外してみます。
しかし、これがまた面倒。普通はシートレールの止め点4か所のボルトを上から外せばよいのですが、このクルマはフロア下のナットとの共締めなのです。

車両側面からフロア下を覗くとこんな感じ。
FRPボディ故、FRPのフロアにそのまま固定という訳には行かず、このように車両両サイドを通るメインフレーム(車両センターにフレームは無し)を繋ぐように角パイプ状のサブフレーム2本が渡してあり、ここにシートレールの止め点を設けているのです。
丸いめくら蓋を外し、その中のナットにアクセスします。車両内側の2点はかなり面倒。結局上下2人作業が必要でした。(小6の娘の手を借りました)



シートを外したところ。



この状態を見ながらあれこれ考えること約10分。
ひょっとしたら前後のシートレールステーを前後真逆に使えば簡単にシート位置が前方に行くのでは!?
で、これが大正解!!ちょっとだけ長穴加工は必要でしたが、労せずに対策完了です。
シートポジションは10cm以上前方に移動。またリヤ側のシートレール高さが高くなったので(もとはフロント側が高くできていた)背もたれの角度も起きて一石二鳥!!
やはりシートポジションが決まると安心感が全く違います。まずはこれですね。


しかしこの週末はこれで終わりでは無かった・・・

夜になり、兎に角あちこちパチパチ撮りまくっておいた各所の写真をPCに落としていると、この写真に目が留まりました。
裏側に向いていたリヤショックのラベルを撮ろうと思ってシャッターを切った写真だったのですが・・・
あれ?これ何だ?


アップにすると・・・


何だこりゃ????



明けて本日、恐る恐る現物確認。

やはり無事ではなかった・・・

右リヤショックの上側の止め点が完全にフレームから破断しています。
これではショックが全く機能していない状態。
確かに最近、うしろから時々ゴト音がしていた。幌のバタつきか何かかと思っていたけど。



そうすると反対側も見ておかないと・・・

反対側(左リヤ)はまだ大丈夫でしたがかなり錆が出ており怪しい感じ。


こうなったらもう手に負えません。
緊急入庫することに。
まだ何のアテもないので、取り敢えず近場のワーゲン専門SHOPさんにお願いすることにしました。
上部がブラブラで暴れている状態では二次トラブルの恐れがあるのでショックを取り外し、ショックレスの状態で自走で入庫してきました。
正直全く違和感無く走れます。(笑)


5ターボの最後のトラブルはリヤショックの破断でしたが、インターメカニカ最初のトラブルもリヤショックか・・・。

ヨシ!!
つかみはOK!!

・・・・・・・。
Posted at 2018/09/02 22:14:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ

プロフィール

ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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