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2024年05月05日 イイね!

プラグ燻り問題終息!!

プラグ燻り問題終息!!ここ1か月難航していたプラグの燻り問題。
結局、原因は不明ではあるものの症状からするとキャブが原因であることは間違いないとの確信からついに新品WEBERを購入することに。

幸いWEBERはまだ新品を購入することが可能です。
ただし仕様は色々あるようで、最も大きな分類は所謂対策前か、後かの違い。またイタリア製か、スペイン製かの違いも。対策前のイタリア製と対策後のスペイン製があるのは間違い無いのですが、果たして対策後のイタリア製や対策前のスペイン製が有るのかは知りません。

自分のジュリアのキャブは最初はイタリア製の対策前品だと思っていましたがよくよく観察するとそうではないことが判明。
まずエアバイパスバルブが付いているので対策後品でした。ではなぜ対策前と思っていたかと言うと一番目立つキャブカバーが対策前品でイタリア ボローニャ の刻印があったから。しかしよくよく見ると2機のうち1機は40DCOEの型番となっている・・・
要は対策後品の45DCOEに対策前のキャブカバーが装着されていたのです。さらに片方に至っては40DCOEのカバーを流用していたと言うこと(カバー自体は40と45で共通)
製品型番の刻印が本体ではなく簡単に交換可能なカバー側に有る仕様はいかがなものかと。

亀有エンジンワークスさんでは、WEBER 45DCOE-9(対策前)と45DCOE-152(対策後)のいずれも新品購入可能でした。(お値段は前者の方が高い)
自分は45DCOE-152を購入。


新品装着に際し、一番の懸念はアクセルリンケージでした。よくよく考えれば同じ4気筒であってもエンジンによってキャブの取り付けピッチは千差万別。
今回、自分の元のキャブに付いているリンケージの写真を送って似た形状のリンケージを付けて送ってもらいましたがやはり寸法が違う。


結局リンケージ部は元のキャブに装着されていたものを流用することに。元のキャブのリンケージ部品は溶接止めされていたのでリューターで溶接ビードを削って摘出する必要がありました。


あとはメインジェット、エアジェット、エマルジョンチューブ、アイドルジェットは元のキャブのものを流用。
アウターベンチュリー36、ポンプジェット4.5、ニードルバルブ200、などはこれがそのまま45DCOEの標準仕様だったようで新品装着のものをそのまま使用できました。
そして重要なのがフロート高さ調整。これまでのフロートは真鍮製でしたが新品は樹脂製となりました。参考書によると真鍮製は8.5mm、樹脂製は12.5mmがフロート高さの基準値となっていますが、フロート調整→組付け→エンジン始動→油面高測定を何度も繰り返した結果、フロート高さはなんと20mmとなりました。(傾きが有るので中央部では17mmくらい)これで油面高さ31mmに。


そして昨日、いよいよエンジン始動。
新品キャブでの初始動でしたが、幸いここはトラブることなく最初の1発目で無事始動となりました。
車を動かせるよう最低限の調整だけをしてそそくさといつもの試走路に向かいます。(ご近所騒音対策)

最初、同調を取ってみてもアイドリングが安定しません。1000rpmを下回りそうになったり、突然3000rpmくらいになったり。
でも高回転域はまずまずOKの模様。

そして緊張のプラグチェックです・・・
やったー!!
プラグ燻り解消です!!!


良かった・・・・

明けて本日、昨日はプラグの燻りは解消したもののアイドリングや低速での調子は良くない状態だったので再度試走して確認です。
街乗りでのストップ&ゴーを確認したかったので高速には乗らず下道で横浜市街地周辺を走行。
恐らく交換当初の不調の原因は、新品キャブのバタフライの閉じ際の動きが渋かった為だった模様。潤滑油を差して暫く走行している内にアイドリングの変動はほぼ解消しました。
帰路は大黒PAに寄ってキャブ調整してから帰るか、と高速に乗りました。
が、しかし、高速に乗って数分のところでトラブル発生!!!
4速巡行後、登りのカーブで3速に落とした直後にエンジンが吹けなくなりそのままエンジンストール!
幸い広い路側帯があったので惰性でクルマを寄せて停車。
セルは回るがエンジンが掛かる気配はなし。
まず最初にチェックしたのがプラグです。今度は高回転で被ったのか?
しかし、プラグは4本とも綺麗で問題無し。


はてさて???
満タンからまだ100kmも走っていないのでガス欠では無いはず・・・
暫し探索したところで、キーを回してもイグニッションランプが点灯していないことに気付きました。電磁ポンプも動いていない。
電気か~!!
直ぐにヒューズをチェック。全てOK、接触不良もなさそう。
こうなってくると自分の手には負えない領域となってきます。
リレーかな~
そう言えば一度リレーが壊れて交換したことがある。
どのリレーだったかな~
その場では当時の状況を全く思い出せず・・・
取り敢えずリレーのカプラー部の接触不良であることを祈り、まずは一番手前のリレーからカプラーの嵌め直しをしてみたところなんと奇跡的にこれがビンゴ!!
イグニッションがONしました!!
エンジンも無事快調に再始動。
助かった・・・
まあ毎度の旧車あるあるということで(笑)

トラブルもあったので大黒PAはパスして自宅近辺の下道に降りてから再度キャブの同調を取ることに。ようやく良い感じで同調取れました。
これでほぼ現状復帰かな。
いや~思いのほか大変な不具合でした。
大きな労力と時間と出費を要しましたが、その代わりWEBERキャブへの理解はかなり深まりました!
かくして旧車乗りとして1ランクレベルアップ達成!!(笑)

これで来週末の信州1泊ツーリングはなんとか行くことができそうです!!

ところで、今回、犯人がキャブであったことは立証できましたが、果たしてキャブのどこが悪かったのかについては未解決のままです。
大いに気になるところなので専門家にOHを依頼して調べてもらいたいところではありますが、資金的に実行は先送りですね・・・・
Posted at 2024/05/05 23:37:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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