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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2013年11月25日 イイね!

【選ぶならどっち?・第169号】 浜松スポール vs ルノースポール

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 マツダ AZオフロード 直3縦0.66T XC 4速AT AWD (158.0) 15.63(1000kg/64馬力)
   

 今のAZオフロード、というかジムニーは、むしろ生きた化石のようなクルマ、というのが現実だと思う・・・。

 何故ならば、軽自動車でありながら燃費性能は2.2Lディーゼルを積むクリーンディーゼルに遠く及ばず、エコカー減税の対象に全くならないから。

 そして、ターボエンジンもターボラグが大きめで、昨今のダウンサイジングターボ程トルク特性がフラットで自然じゃないから。

 軽自動車枠で悪路走破性を重視した設計で、ショートホイールベースで重心が高くなるパッケージングは避けられず、高速走行時の安定性の面で不利になるのは、どうしても避けられないから。

 しかも、前後リジットサスできめ細かい路面追従性は期待できず・・・。

 と、デビュー当時は、これでも大幅に現代化されたように思えたAZオフロード、というかジムニーは、またしても古典になってしまった・・・。

 けれども、実際に乗ってて、これが決して嫌じゃない、どころか、むしろクルマの動きがダイレクトに伝わって、パッセンジャーを安心させるには向いていないけれど、クルマと対話して苦楽を共にする面白さには、非常に満ちたクルマであることを再確認したわけです。

 クルマの動きのダイレクトさでは、先日絶賛?したCX-5をも超えたもので、本家スズキじゃなくて、あえてマツダ・・・というのも、レアで魅力的なもの。

 という訳で、グレード選びで迷う余地はなく、またオプション装備で迷いことなく、ただMTにするか?ATにするか決めるだけでいい、のです。


 ルノー ルーテシア 直4横1.6T ルノースポール シャーシ・カップ 6速DCT FF (309.0) 6.40(1280kg/200馬力)
    

 ルノー初のDCTでデビューした新型ルーテシア、だけど思った以上にステアリングインフォメーションが希薄で、搭載された1.2Lターボがエンジンを回す面白さに欠けたもので、欧州基準で一定の仕上がりの良さはあったものの、あえてルーテシアを指名する魅力がインテリアデザイン以外に見当たらなかった、という印象でした。

 そこで、1.6LターボにDCTを積んだルノースポールが誕生し、今度はスポーツシャーシとカップシャーシが選択可能で、後者の方がよりモータースポーツ向けな仕様。

 となると、あのウィリアムスルノーを彷彿とさせる、全身スポーツマシン的な魅力を期待したくなるもの。

 結果から言えば、あれ?と思う程乗り味コンフォートで、レーシーでスパルタンなイメージとは裏腹な、どちらかと言えばプレミアムスポーツ的な味付けだったのが意外。

 ステアリングインフォメーションの面でも、通常グレードでこのくらいは欲しい、と思うもので、カップシャーシになって、ようやく路面状況がわかりやすくなったような印象すら・・・。

 ただ、これをホットハッチを呼ぶには、DCTの変速がまだ遅いし、かつスムーズじゃないから、どうしてもゴルフⅥ時代のRとかシロッコRとかと比べちゃうと、まだまだ甘いなと思わざるを得ない・・・。

 という訳で、ルノースポールも一定の完成度を誇るBセグハッチであることは確か、だけどエンスー推奨物件とは到底言えないもので、例え速さや燃費で見劣りしたとしても、左HでMTのみのトゥインゴ・ゴルティーニが気になる、というのは今も変わらず、なのです。


 という訳で、この対決。

 単純に性能比較すれば、俄然ルーテシア圧勝なのは間違いなしですが、よりドライバーとクルマとは対話して楽しめるか?と言われると、圧倒的にAZオフロードの支持なのです。
Posted at 2013/11/25 21:53:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2013年11月23日 イイね!

【選ぶならどっち?・第168号】 マツダ・プリウスvs元祖トヨタ・プリウス!

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 マツダ アクセラ 直4横2.0HV セダン ハイブリッドS・Lパッケージ 無段変速 FF (262.5) 9.93(1390kg/140馬力)
    

 マツダのスカイアクティブ技術と、トヨタのTHSシステムを組み合わせた、マツダ車初のハイブリッド車です。

 で、実際に乗ってみて、エンジン音がほとんどしなくて、低周波音がトヨタよりかは抑えられてて、ディーゼルのCX-5良いなと思ったけれど、この音の静かさにグラっと・・・。

 しかも、セダンはこれの他1.5Lガソリンしか設定なくて、ホワイトレザーはハイブリッドのみで、所有欲が沸いてくる国産Cセグメントセダンで・・・。

 という部分で言えば、内外装の質感でマツダが他を圧倒するという、前代未聞な形に・・・。

 いざ走らせてみて、いくら低燃費重視とはいえ、この加速の弱さはないだろうとも。

 これじゃ、運転は好きだけど、スピード出すのは苦手、みたいな人にしか勧められんじゃん。

 エンジンが2Lでモーターが付いて、1.5Lより確実に遅いなんて・・・。

 でも、運転環境はさすがにプリウスよりも遥かに真っ当で、ここは評価したいところ・・・って、アクセラなら当然か。


 トヨタ プリウスPHV 直4横1.8HV S 無段変速 FF (300.0) 10.07(1410kg/140馬力)
    

 当方、プリウスの運転環境を褒めた試しは一度もなく、車両感覚の掴みにくいボディ形状・居住空間設計で酷評し続けて来たけれど、プラグインHVという形でEVへの繋ぎとしての意味合いとしてのPHVの可能性について一定の評価をし、それを2012年2月のモニター記事で執筆してきたところです。

 そして、今回の一部改良ではPHVを特化する意味合いもあって、アルミホイールのデザインを専用とし、画像のストライプをオプション設定することに。

 更に、Sグレードでも革巻きステアリングが装着され(モニター車もSグレードだったけれど、ウレタンでした。)、Gグレードになるとスエード調と合成皮革のコンビネーションになって、通常のプリウスよりも高級感を増したものに。

 こうした革の採用一つで、クルマに対して感じる質感が飛躍的に向上するもの。それが、プリウスαの特別仕様車でも証明されたもので・・・。

 で、いざアクセラHVと乗り比べてみると、悔しいけれど?動力性能ではプリウスの方が上手。

 エンジン排気量は、プリウスの方が1.8Lで小さいのに・・・、と思ったけれど、こちらはバージョンアップされたTHS-Ⅱが基本になっているからか・・・。

 ただ、クルマの動きとしての重さは、正直プリウスの方に感じた・・・。

 どこか、ゆらゆらユサユサ動いているような脚の動きで・・・。


 では、いざどっちのHVを選ぶか?となると、色々迷う要素はあるけれど、やはりパワートレインとしてのパワー・トルクの高さよりも、少々加速が鈍かったとしても、クルマとしての基本的なパッケージング・動きの良さ・運転環境の良さを重視したい・・・。

 というところで、辛うじてアクセラHVの支持です!
Posted at 2013/11/23 22:54:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2013年11月13日 イイね!

【選ぶならどっち?・第164号】 ロード・セイリングの真髄はどっち?

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 一見、ジャンル違いで何の関連もなさそうな、フィットRSとCX-5・XD!

 走る楽しさを求めていく上で、3ペダルMTであることは、相当優位には立つけれど、それが絶対的なものには非ず。

 これまでの試乗五選でも明らかになったけれど、今回もそれを証明する形になった・・・。


 ホンダ フィット 直4横1.5 RS 6速MT FF (180.0) 7.95(1050kg/132馬力)
    

 普通の日本製小型車としては、そんなに悪いクルマではない、けれども一押しはし難いフィット3。

 前後席の着座姿勢への疑問は、今回も例外ではなくあるけれど、今回は割愛するとして・・・。

 フィットでは、最もスポーツ性の高いグレードとして用意されているRS。

 しかも、6速MT仕様であるけれど、特別にスポーツ性の高いクルマに思えなかった、というのが致命傷。

 ドラポジ決まりにくい、というのはあるにせよ、ステアリングに伝わる情報量が希薄。

 そこそこの凹凸では、それなりにしなやかで、通常グレードとの格差を感じにくくなった、という部分では進化した、とは言えるけれど、少しスピードを上げて凹凸が大きくなると、特段剛性感の高いクルマとは思えない動き・・・。

 なので、正直3ペダルMTの有り難味が薄く、これならば、むしろハイブリッド専用のDCTとの組み合わせの方が、よりクルマの動きがダイレクトで、走りが楽しめると思った。Sパケのパドルは欲しいけど。



 マツダ CX-5 直4横2.2DT XD 6速AT AWD (281.4) 9.20(1610kg/175馬力)
    

 その点、CX-5を始めとする今のマツダ車は、全車・全グレードスポーツカー化を推進している、ということが、今回の改良後4駆に乗っても証明される結果に。

 フィットのことを思うと、遥かにクルマから伝わる情報量が豊富で、ステアリングインフォメーション高く、脚の動きもダイレクトかつしなやか。

 ATも6段化できめ細かい変速制御を行い、その制御内容がドライバーの感性に合ったもので、あたかも欧州車であるかのように、減速時にはマニュアルモードに入れていても確実にシフトダウンされる。

 即ち、ドライバーの感性を無視した低燃費の奴隷には非ず、ドライバーが主役であることを前提とした低燃費であることに、今のマツダ車の良心を感じる。

 今回、改良後のCX-5に4駆で乗ったことで判ったことは、FFに比べてフロア剛性感が高くなって、ステアリングに伝わる情報量が豊富になったこと。故に、自然な操舵感では2駆のFFに優位性があるのですが・・・。


 という訳で、道路蛇行と訳されそうなロードセイリングとしての資質を問えば、例え道路蛇行?であったとしても、自らの意思で積極的にクルマを操り、かつロングドライブでも疲れにくいコンフォート性は確保したい。

 なので、目先の3ペダルMTには目もくれず、クルマの本質で勝負したCX-5の支持なのです!

Posted at 2013/11/13 20:25:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2013年11月06日 イイね!

【選ぶならどっち?・第157号】 全車・全グレード・全スポーツカー化対決!

VS

 とあるみんカラのブログで、マツダ車は全車・全グレード・全スポーツカー化を行っているとの記事があって、なるほどと思ったものです。

 走る楽しさを求めるとは、決してスピード狂になって周りの迷惑顧みずになることではなく、必要十分な動力性能を確保した上で、いかに自らの懐に負担を掛けない程度の維持費に抑え(その一環が燃費の良さなのですが。)、少しでも長い未来においてクルマを楽しめる環境を作っていくか?をテーマに、ドライバーにとっての快を探求していくこと、ではないか。

 それこそが、人間の英知に基づいたクルマという、非常に便利で精密で面白さに満ちた乗り物で、リバティな自由(やりたい放題のフリーダムではない!)の象徴ではないか?と思うわけです。

 そんな思いを、今最も受け継いでいる日本の自動車メーカーがマツダではないか?と思うのです。


 マツダ アクセラ 直4横1.5 セダン 15S 6速AT FF (184.8) 11.44(1270kg/111馬力)
    

 新型にFMCされて初のアクセラセダンです。

 今回の3代目からは、5ドアHBのスポーツとのキャラクターを明確に分けて、走る楽しさに比重を置いたスポーツにのみ、2Lガソリンと2.2Lターボディーゼルと搭載し、走り楽しさを確保しながらも、低燃費・低排出ガスに比重を置いたハイブリッドは、セダンのみに搭載します。

 ハイブリッドの試乗車がまだですが、今回はスポーツと唯一共通のパワーユニットとなる、新開発スカイアクティブGの1.5Lになります。

 スポーツのガソリン車に乗った印象をおさらいすると、絶対的なスピードよりもハンドリングの質感・エンジンフィールを含めた心地良さで、20Sよりも15Sに軍配が上がりました。

 そして、今回セダンの15Sの試乗となったのですが、クルマ全体の出来としては概ね良好。

 後席着座姿勢も、シルフィ程極端な寝そべりシートではなく、概ね良好なもの。

 その意味で言えば、日本製Cセグメントセダンとしては最良。

 ただ、脚の動きとしては、スポーツ程のまとまりは感じられず。

 これも、単なる個体差の可能性も否定できない要素はあるのですが、おそらくトランク下部に燃料電池を配置することを前提とした脚の設定で、スポーツ比荒れた路面で跳ねやすい特性になったのでは?と推測。

 この辺の真偽については、ハイブリッドに試乗して、改めて考察したい。

 といった不確定要素はあるものの、先代のCVTから6速ATに改めて、機械的な制御で低燃費を求めるのではなく、あくまでもドライバーの意思でエンジンを回して扱う領域を残した上で、真っ向から燃焼効率を向上させることで低燃費を求めていく。

 この姿勢に、マツダの良心を感じたものです。

 なので、外観がどんなにフォーマルなセダンであっても、今のマツダ車にはスポーツカーの精神が、しっかりと引き継がれているのです。 



 マツダ CX-5 直4横2.2DT XD・Lパッケージ 6速AT FF (298.2) 8.74(1530kg/175馬力)
    

 対するは、一部改良されたCX-5。

 新型アクセラ同様に、シフト操作がゲート式からストレートなティプトロタイプになって、操作性が飛躍的に向上。

 ただ、CX-5の改良点がただそれだけ、とは到底思えなかった。

 先に乗ったのは、後に参考車両として紹介する17インチ仕様で、追々述べるとして。

 こちらの19インチに革シートの仕様。

 いずれもFFのディーゼルだったのですが、気持ちの問題と思われるでしょうが、電動PSのフィーリングが落ち着いたものになり、操舵力の唐突な変化が影を潜めて、非常に扱いやすいハンドリングになったことが印象的。

 これならば、オールスカイになって電動PSが・・・と懸念する必要はない。

 とはいえ、欧州のプレミアムスポーツと比べちゃうと、ステアリングに伝わる情報量やシフトダウンの速度では見劣りしてはしまうけれど、初期型から改善された跡は十分に感じられたのです。

 やはり、アクセラのXDにおけるスペシャルチューンの出来具合を見てから、買いか否かは判断したいと思うのですが、少なくとも19インチになったことによる弊害はなし!

 と思うと、ロングドライブ時の疲れにくさから来る、長くクルマと付き合っていく為のクルマ選びという観点から、昨年のCOTYカーオブザイヤーを受賞したのが、トヨタ86じゃなくてマツダのCX-5だった、というのが納得いくところでした。

 もしも、今当方が86とCX-5のどっちを評価するか?となると、当時はともかくとして、今なら断然CX-5なのです。



(参考車両)
 マツダ CX-5 直4横2.2DT XD 6速AT FF (260.4) 8.69(1520kg/175馬力)
    

 こちらが、最初に乗った改良後のCX-5・17インチ仕様!

 最初に乗って、明らかに変わった部分は、上記で記したとおり電動PSのフィーリングが向上したこと。

 ただ、新型アクセラと対決させるにあたって、革シート19インチ仕様を代表にしたのは、所有する悦び面で、17インチ布シートでは見劣りするところがあったため。

 厳密に言えば、ホワイトレザーの2013アニバーサリーを選びたいところですが・・・。


 先のアクセラの項で述べたように、スポーツカーの精神を受け継いだクルマであるのは、このCX-5も例外には非ず。



 では、どちらを支持するか?ですが。

 やはり、低速から太いトルクを発生して独特のエンジンフィールを奏でるディーゼルを買って、CX-5支持です!

Posted at 2013/11/06 20:45:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2013年10月25日 イイね!

【選ぶならどっち?・第150号】 ガソリンATで食す、新型アクセラスポーツ!

VS

 たちまち、地元ディーラーで試乗車が用意されているのは、5ドアHBのスポーツのガソリンATのみで、他のセダンやハイブリッドなどは追々生産開始され、ディーゼルのXDは来年からの生産になるとのことで、追って紹介したい・・・。


 マツダ アクセラ 直4横2.0 スポーツ 20Sツーリング・Lパッケージ 6速AT FF (243.6) 8.45(1310kg/155馬力)
    

 新型アクセラで最初に食したのは、先代からスカイアクティブエンジンが搭載されて、シャーシとセットになって本領?を発揮した2Lモデルから。

 先代モデルから飛躍的に進化した部分は、45扁平の18インチタイヤを装着していながら、旧型17インチ仕様と比較して、荒れた路面での突き上げが減少して、脚の動きがしなやかになったこと。

 そして、シャーシにもスカイアクティブ技術が導入されたことで4-2-1排気が可能となり、そのことで許容回転域まで軽やかに回るエンジンに進化したこと、です。

 ただ、残念なところも色々ありまして・・・。

 スカイアクティブシャーシになってから電動PSが導入されているのですが、ステアリングインフォメーションだとかフィーリングだとか言う部分に、まだまだ課題を残している印象。

 具体的には、操舵力が軽くてSATが伝わりにくく、電動PSの癖が残るフィーリングで、その部分では旧世代シャーシ採用のプレマシーだとかビアンテだとかのハンドリングに、まだ未練を残す形・・・。

 では、他のライバル車との比較を想定すると・・・。

 当方のCセグメントベンチマークと位置づけしているゴルフⅦを基準にすると、先のステアリング関係も然ることながら、エンジン回転の振動面でもアクセラが不利で、少なくとも2Lモデルに関して言えば、ゴルフⅦに対してのアドバンテージが殆ど見当たらない程・・・。

 運転環境は良いとして、後席に関して言えば、歴代アクセラに共通しているけれど気持ちシートバックが寝かせ気味なのが、ちょっと残念・・・。

 という訳で、ゴルフとの歴然とした差は、今も健在だったのです。;;



 マツダ アクセラ 直4横1.5 スポーツ 15S ディスチャージパッケージ 6速AT FF (191.6) 11.44(1270kg/111馬力)
    

 と、ゴルフとの隔たりに愕然とした2Lモデルでしたが、次に1.5Lモデルに乗ると、その思いが払拭する仕上がりぶりでした。

 と言うのが、先代モデルでも1.5Lはエンジン回転軽やかでCVTながらドライバビリティに優れてて、コストパフォーマンス面で一押しだっただけれども、新型になっても1.5Lモデルは一押しモデルだったのです。

 新型になっても・・・と言いましたが、旧型1.5Lモデルからすると、2Lの時以上に大幅に進化しておりました。

 スカイアクティブ技術をフル導入するに辺り、CVTを卒業して6速ATを取り入れたのですが、これがエンジンをめいいっぱい回して乗るには打ってつけな決断だったのです。

 正直言えば、旧型1.5L一押しと言えど非力さは少なからず感じていたのですが、新型1.5Lではそれすら感じさせず、2Lモデル以上にエンジン回転が軽やかで振動が少なく、よりエンジンを堪能しやすい仕上がりでした。

 更に、タイヤサイズが16インチの大人しいタイプになることで、ステアリングインフォメーションはむしろ増えて、よりドライバーの意思に忠実なステアリング操作がしやすいものとなっており、結果2Lモデル以上に人馬一体になりやすい特性になってて、これが新型でも1.5Lモデルを一押しする大きな要因となりました。

 それに、先代では廃止されていた1.5LのMTモデルが復帰したことを、まずは歓迎したい。


 装備面で言えば、1.5Lモデルではパドルシフトが省かれているので、より素早いシフト操作をする、という部分で譲るところはありますが・・・。



 という訳で、ゴルフⅦ対抗馬として新型アクセラから選出するならば、コストパフォーマンス面も含めて断然1.5Lモデルを推薦!

 よって、15Sの支持です!
Posted at 2013/10/25 21:12:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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