• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

さそり座の怪人のブログ一覧

2011年06月12日 イイね!

蔵の町の一方通行論議

蔵の町の一方通行論議ちょっとローカルな話題です。

最近、自宅周辺で「一番街の一方通行反対!」の看板をよく見かける。

川越の一番街というのは、朝の連続テレビ小説「つばさ」の舞台となった、蔵造りの家並みで知られる一帯。
以前からこの通りは、土日祝日になると、人/車ともに大変な混雑であり、狭い路肩から人が溢れて危険な状態。自転車乗りとしては、土日祝日はこの一角を歩行者天国とし、許可を得た車両とエンジンのついていない車両ー自転車と人力車ーのみ認める、とすれば、景観が保たれると共に、より快適で安全に観光が楽しめるのではないか、と考えていた。

「歩行者天国化」も現在議論されており、できる範囲で早く実行に移すべきだと思う。
ただ、今回の論点は、歩行者天国より「平日の一方通行化」にあるようだ。

川越市と埼玉大学が実施したアンケート結果がネットで公開されている。これを見ると、周辺住民の意見は「休日のみ一番街を歩行者天国化」という方針が際立って高い支持を得ていると読み取れる。
「平日の一方通行化」に対してはネガティブな反応が多いようだ。

なににどうして「一方通行」なのか?

市の広報資料、並びにアンケートの設問から察するに、一番の目的は「歩行者の安全確保」にあるようだ。
確かに、今の休日の一番街は、人もクルマも渋滞し、そこに自転車や原チャリが隙間に入り込んだりすると、危険を感じることがある。
右折レーン設置箇所以外は一車線の一方通行にすれば、その分歩道幅を拡げることができ、一定の安全確保策にはなるだろう。

しかし問題は、平日のこの地区には、さほどの観光客が訪れるわけではなく、敢えてそこまでの施策が必要なのか?ということ。
現在は本川越駅前から真直ぐに北へ抜けられる動線が、迂回を要する状態になった時、車両の右左折により旅行速度が低下し、渋滞悪化の恐れはないのか?
川越市内では大動脈になってしまっているこの道路を一方通行にしたら、現在では住民しか通らないような裏通りに入り込む車が増加し、却って交通事故の増加を招かないか?
川越駅、本川越駅と川島町方面を結ぶバス路線は迂回を余儀なくされ、通勤通学に重大な支障を来すことにならないか?

想定されるマイナスインパクトが非常に多いように思われる。一方プラス効果はというと、平日はそもそも徒歩自転車の通行量が少ないのだから限定的。流入する車両の総量規制ではないので大してecoでもない。

結論として、この地区の皆さんの納得感が低いのは非常に頷けます。
Posted at 2011/06/12 15:21:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマと町づくり | 旅行/地域
2011年06月07日 イイね!

今日はistで…

今日はistで…社有車プリウスが何とバッテリー上がり。提携先の修理工場で一晩チャージをお願いし、代車istにて外回りに出掛け、そのまま帰宅しました。

うーん、これは、その辺の移動手段と割り切って乗るクルマですな。

首都高の継ぎ目を越える際の突き上げは、ドンドンと、プジョーの猫足に馴染んだ身にはかなりの衝撃。
エンジン音はうるさく、天井は低く、シートは小さくて硬いし、ハンドルもシフトレバーも、おもちゃのよう。

こういう快適装備を最小限に絞り込んだ実用一辺倒のクルマも、嫌いではないのですが、何か決め手となる面白味(デザインの良さとか、インテリアが思い切りクラシカルとか、ベンチシートとか…)がほしいですね。仮に私がこのサイズの車を購入するなら、キューブを選ぶと思います。
Posted at 2011/06/07 20:25:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2011年06月04日 イイね!

ホキ美術館と佐原の街並

ホキ美術館と佐原の街並初夏の日差しの元、千葉市緑区に昨年11月オープンした「ホキ美術館」と、佐原を巡るドライブに行ってきました。

昨日までの仕事の疲れが結構溜まっていた上、昨夜は軽く吞んだため熟睡、目覚めると9時を回っており、川越を出たのはもう10時。
その結果、首都高速の志村料金所、箱崎Jct.で渋滞に巻き込まれ、京葉道路に入ってからも千葉東付近がノロノロ、休憩時間を差し引いても千葉東金道路の中野ICまで3時間を要すこととなり、「早起きは三文の徳」という先人の教えの尊さを痛感いたしました。

ホキ美術館は「日経おとなのOFF」で存在を知りました。日本初の写実絵画専門の美術館とのこと。写実絵画というのは、事物をあるがままに忠実にキャンバスに再現していく絵画で、記事に紹介されていた作品は何れも写真と見まごうばかりの精緻さ。
美術館は昭和の森公園に隣接する緑豊かな新興開発地の一角にありました。想像に反して40台分の駐車場はほぼ満車。さらに輸入車が40%近く。


入館すると、ハッピーリタイヤされた感じのシニアカップルが多く、いい雰囲気でしたが、一部に物見遊山感覚のマナーをわきまえない来場者が見られたのは残念でした。大声で話したり、ギャーギャーうるさい幼児を連れて来たり…猿轡を咬ませたくなってしまった。
ゆっくり鑑賞したい方は、もう少し人気が落ち着いてからがいいでしょう。

展示作品は、人間業とは思えぬような精密で美しいものばかり。難しい講釈は一切抜きで楽しめました。
また建物もシンプルでありながら迷路のような面白さ、さらに自然光と人工照明のバランスの良さ、クッション性があって歩き疲れない床素材など、オーナーのこだわりが随所に感じられます(上の写真はエントランス外観)。

「ホキ」とは何ぞや、と思っていたら、こちらの館長が保木将夫さんといって、東証一部上場企業の創業者とのこと。功成り名をなした美術好きの資産家が、自らのコレクションを多くの人が楽しめるようにと、自らの理想をこの美術館に体現したのかな、と想像していたのですが、まさにその通りなのですね。今日は館長ご本人の姿もお見受けしました。

その後、八街を経由して佐原に着いたのは、もう夕暮れ時。
伊能忠敬の旧居付近を中心とした昔ながらの町並みは、松戸在住時(90年代前半)、時々ドライブに来ていた頃と変わらぬ落着いた雰囲気。
しかし、震災の傷痕が生々しく残っています。


鄙びた商店街を歩くと、倒壊の危険あり立入禁止の貼紙も見られました。


東北の被害があまりに甚大である故に、全国的には報道されていませんが、先月行った益子・笠間といい、北関東/東関東の被害も小さくない。
JTの方からも、先週、宇都宮の工場が未だ完全復旧できず、供給不足の主要因になっていると伺いました。

こちらこちらに写真を掲載させて頂きました。

写真を撮りながら、2時間ほど旧市街地を散策したあと、利根川の夕景を楽しみながら358号線を我孫子へ走り、柏インターを目指しましたが…国道6号線がまた渋滞。
やり場のない怒りで一杯。やはり首都圏のお出かけは渋滞知らずの電車に自転車じゃなきゃダメかあ。
Posted at 2011/06/04 23:18:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 308cc | 旅行/地域
2011年05月28日 イイね!

仕事を早退けして…

26日夜、ビルボードライブ東京へ、山中千尋トリオのライブを聴きに行って来ました。

山中千尋さんの演奏を生で聴くのは初めてでした。CDジャケットの写真は妖艶なイメージですが、間近で拝見すると、小柄でほんわかした感じの、その辺のお姉さんといった感じ。
一方演奏は、CDで聴く軽やかでリズミックなイメージに比して、遥かに力強く疾走感に溢れ、 ひき込まれました。特に「日本が早く復興するよう願って」というコメントと共にラストで演奏された「ソー・ロング」の熱演には圧倒され、胸が熱くなりました。

アンコールは”YAGIBUSHI”。山中さんは桐生のご出身だそうです。
↓は、当日とは編成が異なりますが、YouTubeにあった画像。


さて、ビルボードには何回か来ていますが、いつもは20:30開場の2ndステージ、仕事が終わってから軽く飲んで食事してから来る流れ。
今回は同行者の都合で、17:30開場、19:00開演の1stステージ。2ndステージと比べて、熱い盛り上がりには欠けるものの、緩い親密感というべきか、アーティストも客席もリラックスした雰囲気は悪くなかった。

もう一つ、2ndステージにない良さといえば、ステージ後ろの幕が開き、巨大なガラス越しに、夜景を書割にライブを楽しめること。

お一人様の多さも意外でした。再来月には土岐麻子さんのライブがあるので、私も一度、一人で楽しみに来てみようかなと思います。いつまた地方に飛ばされるかわからないし…
Posted at 2011/05/28 10:39:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/芸術/文化 | 音楽/映画/テレビ
2011年05月22日 イイね!

しまなみ海道サイクリング② 尾道の坂道編

しまなみ海道サイクリング② 尾道の坂道編初めての尾道は、港町らしい開放的な明るさが印象的。渡船場に降りた瞬間から好感を抱きました。
ホテルに荷物を置き、再び自転車に跨って市内観光へ…

と言っても、尾道は坂と石段の町として知られるわけで、よく映像で見る山腹の路地や階段は、とてもペダルを踏んでは登れません。
かと言って坂の下に自転車を置いて歩いたら、また元の場所に戻らねばならない。
元MTB乗りの血も騒ぎ、自転車を担いでの尾道観光と相成りました。

尾道、フォトジェニックな町です。山腹に貼り付いた路地の一つ一つが、いちいち絵になります。
写真はこちらに掲載しております。

早めの夕食に行った尾道ラーメン。ガイドブックに紹介されていた有名店に行きましたが、んー、確かにおいしいけれど、さほどの感動はなかったなあ。

やはり西日本、18時を過ぎても十分な明るさ。
腹ごなしに、今度は自転車に「乗って」、尾道の夜景を見ようと、千光寺公園まで上りました。

…さすが西日本、なかなか暗くなりません。
尾道のシンボルとも言われる千光寺まで急坂を少し下ってみたりして時間を潰しました。

途中見つけた、林芙美子「放浪記」の石碑。
この一節。泣けてきます。


夜景は絢爛豪華というわけではありませんでしたが、暖かな気持ちになりました。

 
口直しに寿司でもつまみながら軽く呑むべえ、と思いながら千光山からダウンヒル。
ところが市街地に入った途端、金属片を踏んで前輪パンクというハプニングに見舞われました。手早く予備のチューブに取替えたのはいいが、CO2インフレーターで派手に空気を入れ過ぎ、衆人環視の元、予備のチューブもバースト。
しくしく泣きながらホテルまで自転車を曳いて戻り、尾道の夜はパンク修理で更けてゆきました。

翌朝の尾道は土砂降り。しかし9時前には空も明るくなり、小雨程度になったので、昼の電車までの間、町をもう一周りしました。
今日も相当部分、ロードバイクを担いで…

やがて雨も完全に止み、しっとり湿潤な空気に包まれた尾道は、昨日にも増して落着いた佇まい。
ただ、靴底に金具の付いたサイクルシューズが濡れた石畳で滑るので、下りは冷や冷やものでした。

途中で会った、写真が趣味という地元の方から、御袖天満宮が絶対お勧めと伺いました。映画「転校生」の、主人公が入れ替わってしまう、あの有名な場面で使われた石段のあるお宮です。
幅約5mの石段が55段。うち54段が一枚岩とのことで、見上げると凛とした美しさに身の引き締まる思いでした。

 
残り時間が少なくなり、昨日目を付けておいた雑貨ショップを回って、尾道帆布のサコッシュ、猫の置物などを買い、11時47分の山陽本線の普通列車で福山へ。ここで12時31分発のN700系「のぞみ」に乗り換え。東北・上越新幹線に比べて、シートピッチの広さが嬉しいですね。
尾道の書店で買った、林芙美子「放浪記」を読みながら家路に就きました。
Posted at 2011/05/22 14:43:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車 | 日記

プロフィール

自宅は埼玉県、2011年秋より、愛車のプジョーを手放してジャカルタ暮らし。 自分でクルマを運転することもままならぬ環境ですが、経済成長著しいこの国の交通事情な...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

プジョー 308CC (カブリオレ) プジョー 308CC (カブリオレ)
令嬢に見えて、やんちゃな牝馬です。 信号待ちの合間に空を見上げるのが楽しみになりました。
三菱 シャリオグランディス 三菱 シャリオグランディス
北日本中心に共に駆け回った、かけがえのない戦友。
トヨタ プレミオ トヨタ プレミオ
質感と経済性が絶妙のバランスを保っている最強の社用車かと…
その他 その他 その他 その他
愛しのコルナゴ。 エントリーモデルですが、ヘタレ自転車乗りには十分。 街乗りに、ロングラ ...

過去のブログ

2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation