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さそり座の怪人のブログ一覧

2011年05月08日 イイね!

益子〜笠間〜松戸ドライブ① 霧雨の益子編

益子〜笠間〜松戸ドライブ① 霧雨の益子編震災で、気に入っていた食器が相当数割れてしまいました。

さらに、笠間・益子といった北関東の陶器の産地も、陶芸作品が壊れる、窯が壊れる、観光客が激減、といった被害を受けているとのこと。
益子恒例の春の陶器市も、予定を短縮せざるを得ない事態とか。
これは行かずばなるまい。

…ということで、久しぶりに令嬢308CCで遠出して、陶器を買いまくってまいりました。

朝7時に川越を出発。上尾→久喜→鷲宮→古河…と一般道を走りました。9時前に真岡に至ったところで雨が激しくなり、また、このまま行っても早く着き過ぎるので、マクドナルドで朝食を取りながら朝刊をめくり、一時間程時間をつぶしてから再出発。

10時半頃に益子に到着し、共販センターの駐車場に車を停めました。1日500円也。

益子訪問は8年振り。20年近く前に松戸に住んでいた頃は、日帰りドライブに適当な距離でもあり、よく来ていました。
その頃に比べると、共販センター周辺は道路拡幅に伴ってリニューアルした店が多く、以前よりもショップ巡りを楽しめる雰囲気。

まずは一通り店を見て歩き、欲しい物のあたりをつけます。

益子焼は、当地で創作活動を展開した民芸運動の指導者・濱田庄司の活躍により、民芸陶器として知られ、また首都圏への日用雑器供給がベースとなってきたという背景もあり、素朴で実用的なものが多い。
また、益子の土の特性上、薄作りが難しく、故に肉厚のシンプルな形のものが基本となってきたそうです。
(参考文献:金子賢治監修「やきものめぐり 東日本」JTB、2004年)

しかし久しぶりで来てみると、昔のイメージと異なり、店頭に並ぶ器はバラエティに富み、カフェに似合いそうなカジュアルな作品が多い。。
肉厚で黒釉の上に柿釉といった伝統的な益子焼の器に、逆に新鮮さを感じたほど。

欲しい物は一応、サラダボウルに使える深めの丸皿、同じく深めの楕円皿、いいのがあればコーヒーポット、と決めてはいました。
あと、そば猪口やマルチカップは用途が幅広いので数あっても比較的邪魔にならないし、ぐい吞みも場所を取らないので酒飲みのコレクションとしては適当なのですが…ちょっと弾け過ぎた。

今回、器を購入したお店ですが、
陶庫 … 米蔵を改装したという店内だけでも一見の価値あり。品揃はやや高級路線か。
もえぎ城内坂店 … 3層?4層?の複雑な建物の作りが面白い。品揃えは比較的ポップでカジュアルな印象。
G+00 … 陶芸店というより生活雑貨店のような、フレンチカントリー調?のこぢんまりしたセンスの良いお店。
④大宿窯 … 酒器、コーヒーカップ、お皿など、センスが良くて値ごろ感のある商品が多かった。
陶房ましやま … 若手作家の作品が充実。外国人作家の作品も。店中買い占めたいくらい。
⑥知床窯 … 町内各所にテントで出店していた窯元の一つ。知床半島と益子の両方に窯とギャラリーがあって、親子でやっていらっしゃるとのこと(応対してくれたのは息子さんかな?)。シンプルで透明感のあるイメージがよかった。

結局はこんなに買い込んでしまいました。
ま、がんばろう益子、ということで…


気がつけば13時半。霧雨の益子を出て笠間へ。




Posted at 2011/05/08 01:50:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 308cc | 旅行/地域
2011年05月04日 イイね!

春うらら 寄居サイクリング

私の勤務先は流通業なので、祝日も仕事ですが、本日は急に一日だけ休みが取れ、最近の私には一番の贅沢「夜更かし朝寝坊」を満喫。

でも、今日のような気温20度の晴天となると、自転車に乗らなきゃもったいない!
ということで、11時前に、三週間振りにコルナゴをポーチから出し、寄居に向けて川越を出発。

黄砂もあって靄がかかったような空模様ながら、暖かな日差しが降り注ぎます。
この連休の行楽動向は「日帰り型」が主流を占めているとのこと。川越の蔵の街は、人車共に大渋滞。

鶴ヶ島〜坂戸〜鳩山と走り、丘陵を越えて槻川の渓谷へ。
この辺りには、沈下橋が幾つかあります。四万十川に比べて、雰囲気的にはちょっと劣りますが。

嵐山からは、昔の記憶を辿りながら、クルマの姿が殆どない長閑な道を、路傍の花々の色彩を楽しみながら走ります。
古き良き里山の風景が残る道で、一気に駆け抜けるよりも、風景の中にある自分とバイクを客体化するような感じで、のんびりペダルを回しました。


寄居は荒川が山地から関東平野に流れ出るところ。岩盤の上を清流が滑るように流れる「玉淀」の景色を橋の上からしばし楽しみました。

寄居には、池波正太郎や山口瞳が愛した「京亭」という鮎料理で有名な料亭がありますが、一人でふらっと行けるような店じゃないので、老後の楽しみということで…

寄居からは小川町に向かって、国道254号線を南下。しかし途中、面白そうな脇道を見つけて寄り道しながら…


そして東松山、川島町を抜けて川越へ。
往路は北西からの微風だったが、復路は風が回って南からの強い風に変化。
時に向かい風、時に横風。下ハン持ちっぱなしで我慢のライドとなりました。

走行距離はちょうど90Km程度。国道をひた走るよりも、裏道や農道を拾って、古い集落や里山の景色を楽しみながら、のんびり走るのにいいルートです。






Posted at 2011/05/04 22:37:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車 | 旅行/地域
2011年05月01日 イイね!

毎週末の美術館巡り

毎週末の美術館巡り…かなり消極的な理由によるものですが、最近の週末は、ややアカデミックに過ごしています。

本当は、週末くらいは気分を変えて、自然の中や地方都市に足を運びたいのですが、公私ともに都内で色々用事が入ってしまうのです。

週末まで通勤電車に揺られるのは精神衛生上も極めてよろしくないので、令嬢308CCで、関越道・首都高などを往き来しています。
ついでに湾岸の方や都心をちょっと走るのも悪くないものです。

さらに、折角の休日を仕事や雑用で潰してしまうのはくやしいので、少しは有益に使おうと、空き時間に美術館や博物館に立ち寄っているわけです。

先週は、羽田空港まで親戚を送った後、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「フェルメール<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展」へ行って来ました。

関連情報 → http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_11_vermeer.html

フェルメールは、今ほど日本では知られていなかった、あれは確か95年の冬、ニューヨークのメトロポリタン美術館で「窓辺で水差しを持つ女」を見て以来のお気に入り。
最近は人気が出過ぎた感があり、天邪鬼な私は面白くないのだけれど、今回来日した「地理学者」、傑作だと思います。
構図が美しく、淡い色彩が綺麗で、絵の隅々に当時の時代背景を物語る事物が配され、窓の外を眺める地理学者の表情も、その内なる想いを表しているかのよう。

前に座り込んで、いろんな事を想像しながら、何時間でも眺めていられるのが「いい絵」なのだと思いますね。

他にも、月明かりに照らされた水辺の風景を描いたファン・デル・ネールの2点、広い空と柔らかな光線が印象的なアールベルト・カイプの2点、ファン・フリートの手によるデルフトの聖堂内部、他にも気に入った作品が幾つか(上の写真)。
総じて良かった。

今週末は、仕事絡みの葬儀が、土曜お通夜、日曜告別式と、入ってしまいました。

昨日のお通夜の前に、国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」へ。

関連情報 → http://www.sur2011.jp/

新美は、去年の秋に初めて来た時に比べ、若いカップルが多く、混み合っていました
…が、会場内まで腕組んでいちゃつかれちゃ邪魔だ、コラ。

率直な感想。
シュルレアリスムって、全然わかんね。

確かに、マグリットの絵は綺麗で面白いし、ダリのデッサン力、造形力は同じ人間の技とは思えない超絶的なものを感じるけど、他はちょっと。

さらには、近くのコインバーキングに2時間強、車を停めておいたところ、1500円…入場料と同額です(涙)。

帰宅して、先週から逗留中の叔母(一応、油絵の心得がある)にそんな話をしたところ、
「あれは、ただの自己満足よね」と、
アンドレ=ブルトンやらエルンストやらが生涯を掛けて取り組んだことを、一言で全否定あそばされました。

6月以降に予定されているワシントン・ナショナル・ギャラリー展や、アメリカモダンアート展に期待します。

来週末は久々に何もない予定…笠間まで走って、窯元巡りと日動美術館見学と行こうか。
Posted at 2011/05/01 18:52:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/芸術/文化 | 趣味
2011年04月24日 イイね!

3ヶ月振りのダイビング

3ヶ月振りのダイビング沼津市の獅子浜へ、日帰りでダイビングに行ってきましたが…
震災の影響は、ダイビング業界にとっても深刻な様子。

昨日の強風の影響でうねりが残り、東向きのポイントがどこもコンディション不良という環境で、西向きの獅子浜は普段なら大盛況のはず。しかし、9時前にダイビングサービスに到着すると、先客は二人だけ。私達の後から2グループほど来ましたが、よく晴れた日曜とは思えない閑散とした状況。

余震も未だ収まらぬ中、もし潜水中に津波が来たら…という不安と隣り合わせのダイビングでは、とても楽しむ気持ちになれないということでしょうか。
実際は、津波が発生するような大地震が発生したら、水中でも地鳴りが聞こえるのでわかるし、その後津波の到達まで、例えば獅子浜だと9分程度の余裕はあるので、近くの下水処理場に避難できるのですが。

ともかく、空いているのは喜ばしいよね〜、と水温16度の水中散歩を2本、楽しんできました。
昨日の激しい雨の影響で、川から濁水が流れ込み、表層は視界ゼロでしたが、3m程潜ると透明度は約10mとまずまず。
おもしろい生物は数匹のハナミノカサゴくらい(写真)、あとはヤリイカやウミウシの卵を見つけたくらいだったけれど、中世浮力を取って水中を漂う時間はストレス解消にもってこいでした。

午後から風が回って西風が強くなり、海には白波、富士山は雪煙を上げていました。

 

Posted at 2011/04/24 22:54:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ダイビング | 趣味
2011年04月22日 イイね!

ゾロ目!!ですが…

ゾロ目!!ですが…午後、郵便局に振込に行ったところ、ご覧の通りの受付番号であり、意味もなく得した気分に。
ただ、何の振込かというと、Uターン禁止違反の反則金6千円也なのであって、全然嬉しい話じゃないのだな。

都内を社用車で移動することが増えていますが、警官の人数、白バイの台数、新潟や、その前に住んでいた仙台はもちろん、住まいのある川越と比べても段違いに多く、サイレン音に肝を冷やすことがしょっちゅうです。
Posted at 2011/04/24 22:10:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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自宅は埼玉県、2011年秋より、愛車のプジョーを手放してジャカルタ暮らし。 自分でクルマを運転することもままならぬ環境ですが、経済成長著しいこの国の交通事情な...
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