埼玉県にもう
40年以上住んでいますが、
初めて行ってきました、『所沢航空発祥記念館』。
もっと早く行っておくべきでした。ホントに。
今回の目的は、『零戦』を見るため。
製造当時のオリジナルエンジン(栄エンジン)で
実際に飛ぶことのできる唯一の零戦です。
(8/28(水)~31(土)には、
零戦エンジン始動&
タキシング(地上走行)見学会も再度開催されます)

↑20mm機銃。最大限の効果が上がるよう、
異なる効果がある弾丸を交互にセットしていたそうです。
(曳光弾:弾道を修正する目安。焼夷通常弾:ガソリンタンクを破壊し、内部で着火。
徹鋼通常弾:硬い防弾装甲に穴をあける)

↑この照準器、本当にすごい性能です。当時の技術に驚かされます!
二つめの目的は
零戦を設計した堀越二郎さんのことを
詳しく知りたかったため。
(ジブリ映画『風立ちぬ』を観る前に、
予習しておきたかったのです)
いつも博物館では長居をしてしまいますが、
今回はなんと、5時間半の滞在、
写真撮影・258枚と、
自分でも改めて
今回の満足度・興味の度合いが
高かったのかがわかります。
(特にゼロ戦は、再入場してじっくり堪能。
1回めは写真撮りまくり、解説文字読みまくり。
2回めは写真を一切撮らずに、
心に、目に、刻み込んできました)
映画 『傑作機 零戦と人間・堀越二郎』も鑑賞してきました。
◆ 生誕110周年記念企画展「堀越二郎の生涯」(6/22~9/1) ◆
1 内 容(主な展示物)
・零式艦上戦闘機五二型(米国PLANES OF FAME所蔵)
・零戦関係未公開資料(機体図、海軍極秘資料、三菱手帳、著書原稿他直筆資料)
・未公開図面(幻の戦闘機「烈風」パーツ図)
・愛用の帽子、計算尺等
・堀越が少年時代に愛読していたと思われる雑誌「飛行少年」大正4年11月号
・航空技術者となった堀越が原稿を寄稿した雑誌「飛行日本」昭和18年10月号
・堀越が製作に関係した「零戦」「九六艦戦」「烈風」「雷電」等の機体のプラモデル
・秘蔵写真を使用した年表
2 開催期間 : 6月22日(土)~9月1日(日)
3 開館時間 : 9:30~17:00(入館は16:30まで)
4 休館日 : 月曜日(月曜日が祝日に当たる場合は翌平日)
*8月5日(月)・12日(月)・19日(月)は臨時開館

↑堀越二郎の『終戦日誌』。一読の価値ありです。
現代を生きる私たちは、何をしなければならないかを考えるヒントになります。
◆「日本の航空技術100年」展 ◆ も開催中です。
昨年、日本初の飛行場が所沢に誕生して
100年目を迎えたことを記念して、
明治末期の『会式一号機』から、
昭和戦前期の『航研機』『零戦』『戦後のYS-11型機』、
現代の『ボーイング787型機』、
『MRJ』『HondaJet』等をテーマに、
それらの機体の特徴と
製作に用いられた日本の技術を中心に、
100年間の航空機の進歩と技術の変遷を、
当館及び航空関連企業が所蔵する貴重な資料を通じて分かりやすく紹介します。
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Posted at
2013/07/13 21:48:13