筑波山の北に位置する歴史の街、真壁。
まずは「真壁伝承館」から見学。
「本館・インフォメーション」と「まかべホール」
「歴史資料館(入館無料)」「真壁図書館」からなる
おしゃれな複合施設です。
日曜日の真壁、
通りを歩いている人は少ないけれど
さびれた感じはなく、
ゆっく~り、ゆっく~りと
時が流れているような街です。
(2~3月には『真壁のひなまつり』で
賑わうようですね。)
たまに通り過ぎる小学生(特に女の子)は皆、
私に元気にあいさつしてくれます。
私も自然とあいさつをしていました。
昔のままに残された建物や路地が
まだ、生活の一部として息づいています。
ホントに息をして、生きています。

↑上の写真は「小林商店」。明治初期からの米穀店です。
この写真を撮っていると、
遠くからおばあさんがゆっくりやって来て、
店に近付くと....。
「小林さ~ん、小林さ~ん」と、
その足取りからは
想像できないような
元気な声を出されてお店に入って行きました。
中から
しばらく返事がなかったのですが。
「はいはい、はーーーい」と
奥さまらしき方が
出てきました。
こんな具合に、脈々と
建物、生活、文化は受け継がれ、
人もまた、脈々と命をつないでいます。
「小林商店」で聞いた
「小林さ~ん」の掛け声に
なぜかジーンと来てしまった
一日でした。
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真壁の町割は、
戦国時代末期の「真壁氏」時代に形作られ、
江戸時代初期の「浅野氏」時代に完成。
枡形と呼ばれる城下町特有の交差点が現存し、
その町割の中に、
蔵や門などの歴史的建造物が息づいています。
現在、104棟が国の登録文化財となっていて
平成22年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
現時点で
【関東の重要伝統的建造物群保存地区】は
こんな感じですね。 年月日は、「選定年月日」。
まずは関東から
1カ所、1カ所、
じっくりと攻めていきたいと思います。
◆茨城県 桜川市 真壁
2010年6月29日
『在郷町』
◆栃木県 栃木市 嘉右衛門町
2012年7月9日
『在郷町』
◆群馬県 桐生市 桐生新町
2012年7月9日
『製織町』
◆群馬県 中之条町 六合赤岩
2006年7月5日
『山村集落・養蚕集落』
◆埼玉県 川越市 川越
1999年12月1日
『商家町』
◆千葉県 香取市 佐原
1996年12月10日
『商家町』
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Posted at
2013/10/06 21:01:52