「低く垂れこめた雲」って
まさしくこんな雲だよなー、という天気の中
つくばみらい市をドライブしてきました。
まずは「間宮林蔵生家・間宮林蔵記念館 」へ。
「間宮林蔵記念館」に着いたときの空。
遠くには、筑波山。
見学が終わり、1時間後の空!!
間宮林蔵といえば、
江戸時代の大探検家・測量家という部分が有名ですが、
実は、晩年には「隠密」として活躍したそうですね。
「間宮林蔵記念館」の隣には
1971年移築・復元された生家が。
「間宮林蔵記念館 」パンフレット。
近くの専称寺には林蔵のお墓と記念碑があります。
子どもの頃は、ここら辺でよく遊んでいたそうです。
高さ53cm、幅23cmほどの小さく質素な墓石。
彼の偉業とは遠く離れた、意外なほどの小ささです。
左側の墓石正面には
「間宮林蔵墓」の五文字が刻まれています。
(林蔵の自筆とされています)
このお墓には、法名も没年月日も刻まれていないようです。
林蔵がカラフト探検に決死の覚悟で旅立つに当たり、
自らが建てたと伝えられています。
林蔵の墓石の右隣には、両親の墓石が。
お次に訪ねたのが「結城三百石記念館」。
結城家は鎌倉時代初期の朝光公を始祖とする名族で、
江戸時代初期に当地に帰農して以来
「結城三百石」と称され新田開発の中心的役割を担ってきたそうです。
敷地内には母屋・長屋門・蔵などがあり、
全体を自然観察路として整備し、
四季折々の草花、野鳥、虫たちを見ることができます。
(蚊もおーいです)
館内では当時の生活をうかがい知ることができるように、
生活具をもとの場所にそのまま展示してあります。
また史料収蔵庫には
結城家に伝わった江戸時代初期からの文書類が
5,000点以上保管されており、その一部が展示公開されています。
お嫁入りのときの鞍。
華やかですね。邪気を払う鈴も付いてます。
土間の上を見ると.....。
どうです。この立派な梁。
自然木のままですね。
五右衛門風呂を見せていただきました。
昭和の初めまで使っていたそうです。
下の方の壁が、上下にスライドするようになっています。
薙刀かけ。
武家の名門の名残ですね。
敷地には、縄文時代の丸木船も
な、ナ、ナント。屋外、ほぼほったらかし展示です。
(濁った水の中に沈めてあります)
貴重な、縄文時代の木製品なのに.....。
たぶん、この展示方法では、腐ってしまうのでは???
最後は、何度も来ている「板橋不動尊」ですが、
ご朱印がまだでしたので、ご朱印をいただきに。
その前に、お隣の「板橋・八坂神社」を参拝。
昔は、板橋不動尊と一緒の敷地だったでしょうね。
「板橋不動尊」は
大同3年(808年)、弘法大師が創建したと伝えられます。
現在の建物は江戸時代中期の代表的なもので
本堂、楼門、三重塔はすべて県指定文化財に指定。
御本尊の『不動明王・二童子立像』は
弘法大師が自ら彫刻したと伝えられており、国重要文化財です。
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博物館 | 日記
Posted at
2014/06/29 21:14:47