松尾芭蕉の足跡を訪ねて
ずっと来てみたかった、
黒羽。
大雄寺から少し歩いたところにある
「芭蕉の道」の入口から
散策スターート!!
入り口で不安感を覚える方は多いでしょう!!
恐れずに行きましょう!!!
ん~、確かに不安ですな、コリャ。
でも。
1~2分も上れば
こんな感じになってきます。
こうでなくっちゃ。
「旧浄法寺邸」そばの庭園。
「旧浄法寺邸」。
(芭蕉が逗留した当時の建物ではありません)
芭蕉と曾良、
元禄2年4月4日(陽暦5月22日、1689年)には
ここにいたのか~~。
「茶房 城山」を過ぎたあたりから
こんな道になります。
(やぶ蚊も、ちょーー増えてきます!)
昔の絵図で言うと
左の大雄寺から
「三の丸」まで来ました。
すると、
「芭蕉の館」登場!
(館内は撮影不可)
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那須の黒羽と云所に知人あれば、
是より野越にかかりて、直道をゆかんとす。
遥に一村を見かけて行くに、雨降日暮るる。
農夫の家に一夜をかりて、明ればまた野中を行く。
そこに野飼いの馬あり。
草刈るをのこになげきよれば、野夫といへどもさすがに情しらぬには非ず。
「いかがすべきや。されどもこの野は縦横にわかれて、
うひうひしき旅人の道ふみたがえん、
あやしう侍れば、此馬のとどまる所にて馬を返し給へ」
と、かしはべりぬ。
ちひさき者ふたり、馬の跡したひて走る。
ひとりは小姫にて、名をかさねといふ。
聞きなれぬ名のやさしかりければ、
かさねとは八重撫子の名なるべし 曽良
やがて人里に至れば、あたひを鞍つぼに結びつけて馬を返しぬ。
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存分に芭蕉ワールドを味わったあとは
お隣の「黒羽城址公園」へ。
深ーい空堀。
山城ファンの方ならずとも
う~んとうなってしまうすごさです。
「本丸」跡。
こんな建物が、建ってたんですね。
黒羽藩主の大関氏は
一度の国替えもなく
江戸時代を通じて、ここを本拠地にしていました!
「展望台」からの眺めもいいですよ。
下に降りてきました。
時刻は、13:40。
お腹が空いちゃったので
先ほど通った「茶房 城山」に戻ります。
........ と、その途中、
見つけた神社(両社稲荷神社)。
こういう雰囲気、大好きです!!
(ちょっと怖いけど)
後悔はしたくないので
お参りします。
来た道の方向に向かって
お参りする神社は初めて。
着きました。
「ちからうどん」をオーダー。
奥には、おしゃれなパン屋さんも併設。
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博物館 | 日記
Posted at
2016/08/07 15:58:13