戦国期、
関東七名城(川越城、忍城、前橋城、
金山城、唐沢山城、宇都宮城、多気城)
の一つとされていた
金山城。
上杉謙信や武田勝頼などの有力大名から
10数回に及ぶ攻撃を受けましたが
一度も落城しなかった、難攻不落の名城です。
このお城の
「大手虎口」をぜひぜひ見てみたかったのです。
駐車場から本丸跡までは
ガイドブックだと、約50分。
いざっっ。
かつてはわざと大回りさせて
この「桟道」を通るようになっていました。
(現在は通行禁止)
敵が来たら、当然落とします!
堀切を三つ抜け、
「物見台下虎口」。
土橋を渡った先が
見通せません。
このお城、
敵を「惑わす」ための工夫や
堅固な造りが満載で
「攻め手目線」、「守り手目線」
両方の視点で存分に楽しめます!!
この先、二股に。
木橋を渡ると、せまーい通路に。
建物まで建てられてました。
(木橋を振り返る)
(木橋の下から)
いよいよ「物見台」へ。
ワクワクが止まりません。
(意外とここまで来る人がいないです。
現代人の目をも、惑わすか⁉)
(至る所に
当時の石敷きの通路が残されていますが、
これが実に歩きにくい!
やはり、戦国期の施工技術では
年月が経つと荒れてしまうのかと思いきや......。
あとで調べたら、
わざと敷石を荒くして
敵が走れないようになっていました。
おみそれしました!!!)
絶景!
「月ノ池」まで来ました。
山城の上にこれだけの水量。
これでは落とせませんね。
(さらに上には、「日ノ池」まであります)
さぁて、
いよいよ
「大手虎口」ダっっ。
敵を威圧する、大迫力。
排水路がきれいに整備されてます。
来てよかったーーーー♪♪
かつての「本丸跡」。
「新田神社」へ行きましょう。
樹齢 約800年の大ケヤキ!
ご朱印をもらう方は
小銭をお忘れなくっ。
「史跡金山城跡ガイダンス施設」で
復習。
「隈研吾」氏による設計で、
外壁には金山城の石垣をイメージした石板が配置されています。
このあと、
歴代金山城主の五輪塔や
新田義貞の供養塔がある「金龍寺」、
関東十八檀林の「大光院」、
新田義貞の鎌倉攻め、挙兵の地「生品神社」に
向かいます......。
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Posted at
2017/08/27 09:24:44