今日は雨のため
景色のいい所へのドライブはあきらめ、
『フェリーチェ・ベアトの写真
人物・風景と日本の洋画』 @ DIC川村記念美術館
へ行くか、
『中世壬生氏の興亡
‐壬生氏五代と壬生旧臣‐』 @ 壬生町立歴史民俗資料館
へ行くか、迷いましたが
近めの壬生へGo!
(栃木県立博物館でやってる
『中世宇都宮氏』の連携イベントらしい...)
以前行った
「雄琴神社」がなんで壬生にあるのか
なんかもわかりました。
(壬生城!)
さて、と。
まだ時刻は10:30。
なんだか物足りないので
「下野薬師寺歴史館」に行って
そばにある「安国寺」のご朱印を
いただきましょう。
かつて
「東山道(幅12m!!)」が通っていたから
周辺には「
下野国分寺」、「下野国分尼寺」
「下野薬師寺」、「下野国庁」などなど
重要施設、てんこ盛り!!
「下野薬師寺」に至っては
奈良時代、
日本に三つしか存在しなかった
「戒壇(正式に僧侶と認められるための授戒が行われる施設)」が
置かれました。
この“授戒”を行える僧が必要、
ということで
唐から招請された方。
それが「鑑真和上」さんです!!
<戒壇は下野薬師寺を含めて、
東大寺(奈良県)、筑紫観世音寺(福岡県)のみ!>
この瓦にある「蓮の花」の紋、
あとでご朱印でいただきます!
「下野薬師寺歴史館」屋上より
「下野薬師寺跡」を望む。
「回廊」跡。
「薬師寺跡」に建つ
「安国寺」へ。
「六角堂」。
(明治の古写真風に)
柱も六角形。
「六角堂」の中の厨子には
鑑真さんの御影が収められています。
(このあと、「安国寺」のご本堂で
住職さんにその「模写」を
見せてもらうことになります......♪)
お寺の入り口に
古い石仏が。
おぉ。
この前詳しく習った
「
十九夜塔」!!
ご本堂。
ご朱印をいただいたあと
ご本堂に上げていただき、
薬師寺の古い瓦や
東大寺、観世音寺の瓦を見せていただいたり、
天井の「龍」の絵をご説明いただいたり、
ご本尊や曼陀羅のご説明をしていただいたり
などなどなどなど
約30分、
本当に充実した時間を
過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
ご本堂からも見えた
かつての「五重塔」の基壇。
お、
以前お参りした
「
薬師寺八幡宮」もすぐそば。
このあと、
南に少し行き、
「龍興寺」さんの
「鑑真和尚碑」と
「
道鏡塚」を見に行きます。
そう、
道鏡さんは
称徳天皇の崩御後、
宝亀元(770)年8月に下野薬師寺別当として配流され、
2年後にこの地で生涯を閉じたのです......。
(続く..)
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2017/09/17 21:40:17