「安国寺」、
「薬師寺八幡宮」と来たあとは
下野薬師寺の別院として建立された古刹
「龍興寺」。
4号バイパスのすぐそばに
こんなに歴史があり
立派なお寺があったとは...。
入り口は
桝形。
足も洗える「手水舎」。
ご本堂脇の
こちらとセットだそうです。
境内には、
奈良時代の僧・道鏡の墓と伝えられる古墳
「道鏡塚」があります。
道鏡の死は下野国司により
都に報告されましたが、
その際には「死」と表記されています。
(律令では、貴族が亡くなると「薨」や「卒」と表記されます)
社務所では
「道鏡を守る会」の案内も置いてありましたが
一般に言われているほど
「悪い人」ではないと思います。
(地元では非常に親しまれ
尊敬されていますし、
勝者側の論理で記録は
残されているでしょうから...)
社務所で
ご朱印を拝受。
「鑑真和尚之碑 」の場所が
はっきりとはわからなかったので
ていねいに教えていただきました。
よし
バッチリ覚えたっ。
鑑真さんの杖だったという
「菩提樹」が目安。
(鑑真和尚の杖が根付いて
大きくなったものといわれています)
鑑真さんのお弟子さんたちが、
師の遺徳を偲び
建立したといわれている供養塔で、
表面中央に「鑑真大和尚」
左側側面に「天平寶字七壬寅五月五日」と
刻まれています。
(天平宝字7(763)年は、
鑑真和上が亡くなられた年ですね)
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2017/09/18 17:09:28