「栗橋宿」をずっと見守ってきた
「八坂神社」が本年9月頃から
スーパー堤防築堤のため
壊されていきます。
その前に、
ぜひぜひご朱印をいただきたい。
もっともっと
境内や
周辺の景色を目に焼き付けておきたい。
右側が
工事中のスーパー堤防。
緑で囲ってある場所は
以前2回、
発掘現場を見学させていただいたところ。
堤防の下で
永遠に眠ります。
さようなら。
1616年から
人々の喜怒哀楽を包み込んできた
場所。
この「栗橋関所跡」の碑も
またまた場所が変わっちゃった...。
なんだか「わたし、ここにいていいの」と
寂しげ、困惑気味...な石碑。
栗橋総鎮守「八坂神社」。
「関東三大神輿」の一つ、
があります。
「狛“鯉”」。
「あ」。
「うん」。
この2匹も
移転先では
新しくなっちゃうらしい...。
ご神木も
切られてしまいます。
さようなら。
(宮司さんとお話しした時に
ぜひ、お守りにするとか
何かに生かしてください、と
お伝えしました。
でも、実際に行うのは
すごく大変そうですね...)
「ご本殿」。
かつての「ご神木」でしょう。
すんごく太いです!
社務所はご不在。
ということで、
お電話しちゃいました。
(地鎮祭後に駆け付けていただいた
宮司さん。
ありがとうございました。
そして、移転に関して
いろいろなお話をお聞かせいただき
ありがとうございました。)
宮司さんが
2年前(確か)に
今の女性の宮司さんに代わられて
社務所も久々に開けるように
なったようです。
(以前はHPにも
ご朱印OKの記述はなかったように思います)
「神社のご由緒にある
亀と鯉のスタンプも押してありますよぉ~」
と言われ、ご朱印拝受。
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慶長年間(1596〜1615)、利根川の大洪水の折、
当地の村人が総出で堤防の補強工事を行っていたところ、
川の波間に鯉と泥亀(どろがめ)に囲まれた神輿が流れて来たので、
これを引き上げると、
元栗橋に祀られている八坂神社の神輿でした。
村人は、この激しい流れに神輿が転覆することもなく
当地まで流れ着いたことは、
まことに神慮によるものであると感じ、
元栗橋からこの地に八坂神社を勧請し、
毎年6月に祭りを行うようになりました。
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新「ご社殿」。
こちらのお社が、
こちらに移ります。
そしてまた、
新しい歴史が
刻まれていきます。
ずっと、ずっと
見守っていきたいと思います。
(栗橋宿お散歩、
まだまだ続く.........。)
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2018/05/20 18:36:12