古文書の勉強をしていると
よく、
甘棠院(かんとういん)文書というものが出てきます。
第2代古河公方、
足利政氏の隠居所が
のちにお寺となった「甘棠院」。
前から気になって仕方がなかったのですが
やっと行ってきました。
その前に、近くにある
「光明寺」へ。
立派な「薬師堂」。
昔は、この薬師堂がご本堂だったよう。
彫刻がすばらしいです。
ご朱印を拝受。
「薬師堂」すぐそばの
「御嶽神社」。
ではっ、
歩いて
甘棠院へ向かいましょう。
「惣門」。
門の下をふと見ると......。
立派な水堀跡!
この門をくぐると
一気に雰囲気が変わります。
威厳に満ち満ちた
凛とした雰囲気に!
甘棠院は、古河公方・第2代 足利政氏(まさうじ)が、
古河より久喜に移って隠居、
永正16年(1519年)には
貞巌昌永和尚を開山として
館を寺に改めました。
これがおそらく。
足利政氏のお墓と伝えられる五輪塔(113cm)。
足利政氏は、父の死後、
明応6年(1497)古河公方となりましたが、
その後、
政氏の子である高基(たかもと)・義明(よしあき)と不和となり、
小山に移り、
さらにここ、甘棠院に隠居したと伝えられます。
久喜にもこんな場所があったなんて。
本当にいいお散歩ができました!
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2018/08/05 16:24:42