社伝によれば646(大化2)年、熊野大神と日枝大神(大山咋神)を迎えて祀ったことから始まる「村檜神社」。大山咋神は比叡山の神様なので、これを祀ったところに近隣の小野寺山大慈寺との関係を指摘されています。939(天慶2)年、平将門を討伐する藤原秀郷がここで戦勝を祈願しました。中世以降は下野・小野寺氏や唐沢山城主・佐野氏からも信仰を得ています。参道を上ってきてこの建物をくぐると拝殿へ。本殿は三間社春日造で屋根は檜皮葺。1533(天文22)年に建てられたもので、室町時代後期の傑作として、国の重要文化財に指定。社務所。西宮神社。かつての社務所。「でんわ」の看板に昭和のかほり。