小田氏祈願寺「普門寺」。

「大生郷天満宮」で初詣したあとは

筑波山方面へ。







距離優先のナビに導かれるままに来たら

急斜面を上らされて

裏口から境内に来ちゃいました...。





（江戸時代に開かれた筑波山への参道「つくば道」沿いに
しっかりとした駐車場があります）




中世以来、

常陸の豪族小田家の祈願寺として

隆盛を極めた「普門寺」。





「常陸四ヶ寺（小田城鎮護四ヶ寺）」

（土浦市永国の「大聖寺」、土浦市大岩田の「法泉寺」、

かすみがうら市の「南円寺」）として

末寺508ヶ寺を有して、

十万石の格式を誇った往時も。







しかし、

15代続いた小田家が1590（天正18）年に滅びて、

その保護を失ったこともあり、

衰退の道をたどりました。



江戸末期、

尊皇攘夷を掲げて水戸藩士が天狗党と名乗り、

筑波で兵を挙げ、

本隊は当時の筑波山中禅寺に、

田中愿蔵が率いる隊は

ここ普門寺に陣を構えていました。



残念なことに、

平成21年12月に

原因不明の火災により本堂が全焼。

本尊の阿弥陀如来（秘仏）も含めて

すべてが焼失。









お参りをして境内を散策していると

ご住職の奥さまらしき方が

客殿から出てこられ、


お守りや

宝船のパッケージの榮太樓飴などを

いただいちゃいました。

ありがとうございました。



またお参りに来ます。







このあと、

絶景スポットへと

向かいます......。