昨日、Googleマップで見つけて
本日さっそく訪れた
「旧手賀教会堂」。
旧手賀教会堂は、
明治14年に
茅葺屋根の民家を教会堂に転用したもので、
現存する日本で唯一の転用教会堂です。
また、
首都圏で現存する教会堂としては最古のものです。
これはぜひ、
自分の目で見てみたいですよね。
(この日、気温は19度まで上昇)
来てみてわかりましたが
なんとここ、
ニコライさんが
千葉県での布教活動を行っていた
場所でした!
(ちなみに千葉で初めて教会が設立されたのは
「(船橋)法典」、とのこと)
【Wikiでの説明】
<歴史>
1879年(明治12年)に設立し、
1883年(明治16年)に献堂された。
1873年(明治6年)の五榜の掲示の撤廃により、
江戸時代より続くキリスト教禁制が廃止された。
正教会の修道司祭ニコライ(ニコライ堂の由来となった人物)は、さっそく布教活動を開始した。
千葉県内では、主に北西部にて正教会の教会が設立されつつあった。
1879年(明治12年)に同県南相馬郡手賀村で教会が設立された。
その後、信徒の岩立藤蔵が民家を提供し、
1883年(明治16年)に教会堂が献堂された。
春の「旧手賀教会堂」。
現在の
「手賀教会」。
大学生の頃に行った「函館ハリストス正教会」。
「ニコライ堂」。
関東大震災前の「ニコライ堂」。
壊される寸前に
当時の町長に救われた、旧手賀教会堂。
2020~21年に
クラウドファンディングも利用しながら
5,000万円かけて保存修理工事を完了。
道すがら。
(ほうれん草をGet)
路地に入ると
いい雰囲気。
おぉ。ご対面。
保存修理工事に向けて関係者への聞き取りや
文献調査を進める中で、明らかとなった
「居住をしながら教会堂が維持されていた、昭和初期~中期の様子」を
復旧整備。
実際に昭和30年代に
旧手賀教会堂で子ども時代を過ごした方の証言を基にしながら
当時の様子を推定したそうです。
近所に、
実際にこの教会堂で暮らしていたおばあちゃん(御年90歳!)が
いらっしゃるそうですが、
お耳が遠く、なかなか詳しいお話をお聞きできない、と
ボランティアガイドさんがおっしゃっていました...。
「半円アーチ窓」が印象的♪
中から。
かつては教会堂の下に船着き場があり
ニコライさんは
ここからの景色を愛でていたそう。
(向こうに見えるは、手賀沼)
ニコライさんの
「沼南(しょうなん)布教日記」ももらえたので
あとでじっくり読もう。
いよいよ「聖堂」へ。
「王門」。
ロシア正教会の特徴らしい。
かつて教会堂に掲げられていたイコン(聖画)も、
精巧に作られたレプリカを
当時あった位置に展示。
洗礼の儀式で実際に使われた
「木桶」(赤ちゃんを入れたようです)。
今まで数々の歴史的建造物を訪れましたが
今回のような気持ちになるのは
初めての経験。
ボランティアガイドさんも
「地元の人さえ来てくれない」と
嘆いていましたので、
皆さんも、ぜひぜひ
「旧手賀教会堂」をご見学ください!
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2023/02/19 19:52:31