潮来ドライブの締めは
霞ヶ浦を北上し
行方市まで足を延ばします。
前回の
「行方ドライブ」では
お休みで見られなかった
待望の
「麻生藩家老屋敷記念館」へ!
左奥に見える「麻生小学校」の場所に
麻生藩陣屋があり、
その周囲に藩士の屋敷が並んでいました。
その一つが、
藩の家老職を務めた「畑家」の武家屋敷。
(江戸幕府成立後、
1604年に麻生藩が成立した際に
重臣として迎えられたのが畑家)
この赤門が
ワクワク感を高めます!
ちなみに、麻生藩主の
新庄直頼さんは
近江地方の出身で、
大津城主でした。
関ヶ原合戦では西軍についたために、
戦後処理で改易されてしまいますが、後に赦免。
その際、当地に3万石を与えられ大名として復帰します。
(赦免された理由は、周辺の緒大名がほぼ西軍であったため、
東軍につくのが難しかったから)
徳川家康と親密な交流もあったようです。
いやー、すばらしいお屋敷です。
よくぞ残してくださいました。
豪壮な入母屋造の茅葺き屋根が印象的。
「式台」がごりっぱ。
現在は、
麻生藩家老屋敷記念館として一般に公開されています。
母屋は桁行8間、梁間5間半。
母屋は1856年に火災で焼失し翌年に再建。
1890年、地元の医者・福田家の所有となり
1991年に福田家より旧麻生町に寄付されます。
上級武家屋敷の遺構は
県内に数が少なく貴重なもの。
居住部へ回りましょう。
さすがは上級武士。
土間が小さいです。
やはり、軒が低い。
在りし日の
ご家老家族の生活を
しみじみと想像...。
(でも。思い浮かぶのは、
会津藩家老・西郷頼母のご家族...)
「式台」につながる「座敷」の方に回ります。
管理人の方と、しばし歓談したあとは
あえて「裏門」から
周りの路地を散策。
これは大正解!
江戸時代にタイプスリップしたかのような
細い路地だらけでおもしろかった!
最後は、
麻生藩陣屋跡をぐるりとクルマで回り、帰途へ。
霞ヶ浦の北を回って帰ろうと思いましたが
ナビが南を指示するので南に下ります。
途中見つけた
「一乗寺」でお参り。
... 充実の
潮来(+行方)ドライブとなりました。
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Posted at
2023/05/05 15:01:01