長ーーい参道を独り占め。「中村八幡宮」。

昨年9月、

その長い参道を

静かに歩きたいと思って訪れた

「中村八幡宮」。





しかし、

中村八幡宮例大祭（流鏑馬）の日だったため

ダダ混み。


その日はあきらめて

退散していました。



今回改めてご参拝。





「一の鳥居」。



「中村八幡宮」は

白鳳4（676）年に

天武天皇の勅令により

全国に建立された社のひとつ。



永承年間には、

源頼義・義家父子が

前九年の役に際して

北関東に8社の八幡社を建立し、

当社はそのうちのひとつ。



文治5（1189）年、

源頼朝率いる鎌倉軍は奥州遠征を行いますが、

当地領主・中村宗村は当社に戦勝を祈願してこれに参軍。



成就して功を挙げ

奥州伊達郡（現在の福島県）の地頭職を授かり伊達に移住、

伊達氏の祖になったといいます。



参道途中に、伊達家ゆかりの「薬師堂」。























まだまだ参道は続きます。







参道左には、遠く「日光白根山」。

















拝殿脇に樹齢約800年のご神木!!





















本殿は、

室町時代に奥州伊達氏の11代持宗によって建立。





1736年、仙台五代藩主・伊達吉村は、

中村八幡宮に参拝し神馬を奉納したといわれており、

これを記念して

9月に行われる例大祭では流鏑馬が行われ、

今日までその伝統を引き継いでいます。













以前お参りした「遍照寺」の脇を通り

「中村城主・藤原日向入道玄角公終焉の地」へ。





気持ちのいい景色!








このあと南下し、

「荘厳寺」へと向かいます...。