「ジョン・レノン 失われた週末」
観てきました。
知られざる真実が満載の映画。
高校・大学時代、
ジョン・レノンに関する情報は
(可能な範囲で)一通りインプットしてきたと思っていましたが
まだまだでした。
この映画の
主人公 メイ・パンに
欧米人がヨーコに対して抱いていた(であろう)
「嫌悪感」みたいなものを抱いてみたり、
こんなにも二人は深い関係だったのかと驚いたり
(ジョンがメイ・パンに描いた絵が、
超絶スゴイ!!! (エロ・オモろい))、
ジョンの
悪い(弱い)面を見せられたり、
何ともかんとも
複雑な感情が湧き上がってくる映画です。
描かれているのは
年代としては、
1973年から75年あたり。
ジョンは
33〜35歳。
アルバム的には
「マインド・ゲームス」
「心の壁、愛の橋」
「ロックン・ロール」がリリースされた時期です。
メイ・パン目線の
「イマジン」制作の裏側、
ポールとの最後のセッションの様子、
ジョン最後の公の場での演奏の描写
も必見。
今まで実にさまざまな
ビートルズ・ジョンレノンに関する映画を観てきましたが、
ビートルズ解散後、
しかもメイ・パンとの私生活に
フォーカスしている点はレアかもしれません。
また、
映画の構成・編集が実にうまく
飽きません。
(いままで、飽きるような構成の映画はいろいろ観ました)
「真夜中を突っ走れ(Whatever Get You Thru the Night)」の
誕生秘話も、知らなかったなぁ~。
エルトン・ジョン、
デビッド・ボウイとのエピソードも登場。
ジョンが「UFOを目撃した」状況をいろいろと話すシーン、
目撃したUFOのイラストも
ファンならぜひ見ておきたいです!!
(
『心の壁、愛の橋』のライナーノーツにも
UFOの件は書いてありましたよね)
メイ・パンが
ジョンの最初の妻・シンシアや
その長男・
ジュリアン・レノンの心に
いかに
平安をもたらしていたかが
よーくわかりました。
ジュリアン、
メイ・パンがいてよかったね!!
(私の気持ちも少し救われました)
この曲、
メイ・パンのことを歌ってたんだね。
知らなかった。
ジョン、
ヨーコのもとに帰ってからも
メイ・パンとは連絡を取り合っていたんだね。
(そして、××しちゃったんだね)
(人間だもの。いろいろあるさ)
ジョンとメイ・パンの最後の会話は
1980年5月。
ジョンが亡くなる7カ月前...。
映画の最後に
『ようやく真実を語れた』と
メイ・パンの言葉。
思いが伝えられてよかったね、
メイ・パン。
しっかり受け取りましたよ。
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Posted at
2024/05/12 19:35:57