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2025年02月21日

蔦重の面影を追って(1)。「新吉原」で「べらぼう」にテンションが上がる。

蔦重の面影を追って(1)。「新吉原」で「べらぼう」にテンションが上がる。

ドラマ「仁」にはまって以来

「吉原」のことや

そこで働いていた人たちのことを

折に触れ、調べてきました





そして、「仁」から

16年の時が経ち...。



同じく「森下佳子」さんの脚本によるドラマ

「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」

絶賛放映中。

(もう「どうする〇〇」とは、レべチの脚本!!)





当然、

蔦谷重三郎

どんな場所で生きていたのか、

その場の空気感、

彼が踏みしめていたその地面


自らの目で、足で

確かめてみたくなります。




まずは、「鷲(おおとり)神社」へ。



江戸時代までは「長国寺」の境内社である

「鷲大明神」でしたが、

明治維新の神仏分離に際し独立、

社名を「鷲神社」と改称。



毎年11月酉の日の例祭は、

酉の市(酉のまち、お酉さま)と呼ばれ、

江戸時代から続く行事。



大小とりどりの熊手、

八ツ頭芋、お多福の面などを売るので有名で、

商売繁盛を祈る商人や職人で賑わいました



もともとは農具・古着・農作物・餅などが売られる

農村的な祭が発祥でしたが、

農具の一つとしての熊手が

「福を掻き込む」と考えられ


次第に農民以外に人気を博して都会的な祭に変化



「長国寺」







「吉原」の「大門」をめざします。



「吉原」の区画

なんで「斜め」になっているか

不思議じゃないですか?





田んぼの中に隔離されているのも
「江戸切絵図」からわかります)

答え(のひとつ):
「お客さんと寝た場合、お客さんの頭が北枕にならないため


「吉原」のへり

右に見ながら歩きます。



アヤシイ建物

だんだん増えてきますが、

明らかに「吉原」の区画が高くなっているのが

実感できます!


「吉原」は、

葦(あし)の生い茂る湿地帯に堀を掘り、

その土を広大な敷地内に盛ったために周囲より

地面が高くなっています。

「葦原(あしわら)」だったものが、

「葦=悪し」ということでイメージがよくないため、

「吉」を当てて「吉原」とした説があります)


散策していると

いろんな意味

ドキドキします...。



これを見てみたかった!!

「見返り柳」



京都の島原遊郭にも同じものがありますね。

遊郭で遊んだ客が、

後ろ髪をひかれつつ

この柳のあたりで振り返る
ところからの命名。



近くに「思案橋」もあります。



遊郭に行こうか行くまいか

思案したのが橋の上、ということですね。

長崎の「思案橋」は有名です。



「土手の伊勢屋」

ここには開店(11:00)前に来て

「天丼(ロ)(2,800円)」

食べようと思っていましたが。

(ここは「松竹梅」ではなく、「イロハ」です。
理由はHPにて)



11:10頃に着くと

すでに30~40名くらいの行列。



まだまだ行きたい場所がたっくさんあるので

次回に。







「見返り柳」からS字カーブの

「五十間道(ごじっけんみち):長さが50間<約90m>」を歩くと

そこには「大門」跡!!

江戸時代、唯一の出入り口





周辺には「喫茶店」が多いのですが

フンイキが

アヤシイです。

それは、江戸時代の「引手茶屋」の

現代版
だから。

(下はごくごく一例。
吉原の喫茶店の外観、客層、内装を紹介するだけでも
ブログが何本か書けそうです。
意外と魅力的。のんびりとした雰囲気)


すごくお腹が減っていたので

「能登屋」さんへ。

創業70年



















桜の形のおにぎりも美味しい!





「吉原公園」へ。



かつて

稲本角海老と並び、

新吉原で大見世と呼ばれたなかでも

最高級クラスの格式があった

遊郭「大文字楼」がここに。



階段の下は、かつての

「お歯黒どぶ」。

高い塀と汚水が流れる黒い水(どぶ)があって、

遊廓と下界の境になっていたんだなー。



親に売られ、外部とは遮断され

最長10年という年季が明けるまで

男に体を売り、この「苦界」で暮らしていた

遊女たち


一体どんな気持ちで過ごしていたのだろう。


日記などは残っていないのかなー。


かつての「どぶ」の上に立つ。



「どぶ」から

「遊郭」を眺む。



歴史好きとして

今回一番見てみたかったのは

この「石垣」

遊郭時代の数少ない遺構

(「能登屋」の方にも場所を確認してしまいました)



吉原の歴史を見てきたんですね。









「べらぼう散歩」、続きやす...。
(ん、蔦重の話し方が移った)



ブログ一覧 | 神社仏閣 | 日記
Posted at 2025/02/21 22:29:11

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