これはまさしく現代版の「仁」。人の心の美しさ・強さに触れ、本当に涙が止まりません。無名のヒーローたちは皆、「仁」の心を持つ人たち。そこには社会通念、法律、一般常識 など通用しません。未曽有の事態に対応するため、、目の前の命を救うためにはそんなものは害悪でしかありません。「仁」の心を持つ人の判断基準。それは、「人道的に見て、それは、正しいのか、正しくないのか」。シンプルなようですが、これを周りの雑音に影響されずに実行できる人は少ないでしょう。「人間、まだまだ捨てたもんじゃない」「日本、まだまだ捨てたもんじゃない」心底そう思える心を揺さぶる映画でした。鑑賞後、家族みんなで「本当に観に行ってよかったね。いい映画だったね」と語り合いました...。