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レッズレノンのブログ一覧

2025年03月16日 イイね!

「乃木将軍」の面影を追って...。

「乃木将軍」の面影を追って...。
明治期の軍人、

乃木希典(まれすけ)さんと

そのご夫人である乃木静子さんご夫妻を祀る

那須塩原の「乃木神社」




乃木将軍を知ったのは

おそらく「二百三高地」



「二百三高地」は中学生の時、

映画版テレビドラマ版も

がっつり見ていたため、

その時から乃木将軍のことは

一時も忘れたことがありません。

旅順攻略戦を作品の中心にしながらも、
著名な軍人・政治家の描写や活躍に終始せず、
戦場で戦う将兵の思いや
葛藤に対しての細かい描写

していたことが印象に残っています)



今、予告編を見ていても

ぐっと来てしまいます。


豪華俳優陣が圧巻の演技を繰り広げますが

なかでも、新沼謙治さんの演技

自分の頭から離れません。


戦争の非合理さ、

残酷さを象徴
していました。


改めてまた、

見てみたいなー。


さだまさしさんは
この映画の主題歌を依頼された際、
音楽監督の山本直純さんに
「二百三高地の何を描くんですか。
要するに”勝った、万歳”を描くんですか?」
と尋ねましたが、
「そうじゃない。戦争の勝った負けた以外の
人間の小さな営みを、ちゃんと浮き彫りにしていきたい。
そういう映画なんだ」
と答えが
返ってきたことを受けて
依頼を快諾したという逸話があります)





幼少時の乃木将軍は虚弱体質で臆病もの

(こんなところも、わたしの大好きな「伊庭八郎」に似ている)


友人に泣かされることも多く、

「乃木無人」(なきと=幼名)にかけて

「泣き人」(なきと)とあだ名されたそう。


お父さんは、こうした乃木将軍を

きわめて厳しく養育しました。


例えば、「寒い」と不平を口にした7歳の乃木将軍に対し、

「よし。寒いなら、暖かくなるようにしてやる」と述べ、

彼を井戸端に連れて行き、冷水を浴びせたといいます。

(このエピソードは、昭和初期の国定教科書にも記載)



そんなこんなの

いろいろな積年の想いを秘めながら

「乃木神社」へと向かったのでした...。

(乃木ご夫妻の自刃時のご様子も決して忘れてはいけませんが
また別の機会に)





「乃木神社」設立の背景はこうです。







乃木夫妻は

明治天皇崩御の後を追う形で殉死。




青山葬儀場で行われた

将軍ご夫妻の葬儀当日、

ご遺徳を偲ぶ地元の住民は

別邸において遙拝式を斎行







その場で後に乃木神社初代宮司となる

大田原神社の手塚元氣宮司は、

将軍の神霊を土徳の神として祀る神社の創立を提議し、

参列者の絶大な賛同を得て神社創立が決定しました。



1915年(大正4年)に創立が許可され、



1916年(大正5年)4月13日に社殿が竣工、

鎮座が行われました。









「乃木神社」の境内は

実に凛としていて

引き締まった気が流れています。

背筋がすっと伸びます。



江戸時代からある

このきれいな用水路


御手洗川となっていて

境内の清浄を

高いものに保っている
のでしょう。



境内を貫く、この蟇沼(ひきぬま)用水が流れをつくり、

その一部は静子夫人の名を冠した

「静沼」
へと引かれています。





「神馬舎」

皇太子時代の大正天皇から賜った馬で

「殿下」にちなんで殿号(しんがりごう)と名付けられました。

殿号は別邸で亡くなり、

「静子林」(あとで訪れます)に葬られました。



























神社の北東には別邸があり、

将軍ご夫妻は数度の休職期間を別邸に滞在し、

「農は国の大本なり」と仰せられ

自ら田畑を耕され勧農の範を示され、

地元石林の住民とも親しく交流、

晴耕雨読の日々を過ごされました。



「静子林」

静子夫人は

農作業のかたわら手仕事をして得たお金で杉苗を買い求め

その杉苗をこの林に植えられました。





別邸に行っても

殿号

いかに大切にされていたかがわかります。





「乃木清水」へ。



将軍は

明治天皇より別邸の誇りとするものを尋ねられた際、

この清水と答えられました。



乃木将軍ご自慢の湧泉「乃木清水」。

別邸滞在中、

起床後この清水でコップ一杯の水をすくい、

口をすすぎ顔を拭われた
と伝えられています。





元は乃木家の水田だった「静沼」







「乃木希典那須野旧宅(復元)」

1892年(明治25年)に乃木将軍自らが設計した、

農家風造りの木造平屋建て別邸。





乃木将軍は

1892年(明治25年)、1898年(明治31年)、

および1901年(明治34年)から1904年(明治37年)の間、

この別邸に閑居し、

農業に従事して休職の期間を過ごしました







乃木別邸

1990年(平成2年)10月28日の不審火によって焼失

乃木神社ではこれを過激派による放火であるとしています。

その後1993年(平成5年)に復元

















「乃木神社 神田」

こちらの神田で収穫したお米は、

全国の乃木神社に配られ

御神前に供えられます。


















Posted at 2025/03/16 17:31:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社仏閣 | 日記
2025年03月15日 イイね!

素敵な喫茶店発見。「hikari no café 茶羅」。

素敵な喫茶店発見。「hikari no café 茶羅」。
今日は

「古河の桃まつり」に行こうと思っていましたが

まだあまり咲いていないようなので(平年より1週間遅い)

ずっと行きたかった「那須乃木神社」へ。



途中、こんなお店を見つけたので

入ってみましたが。





とっても混んでいたので

次回にリベンジ。



もうお腹がペコペコで

どこでもいいから何か食べたい気分でしたが、

どこにでもあるチェーン店には

絶対に行きたくないなー
、と

思っていたところ。発見!!



栃木県大田原市にあるカフェ

「hikari no café 茶羅」





41年の歴史を築いてきた

「珈琲専科 茶羅」

クラシカル・モダンな雰囲気を受け継ぎ、

hikari no café として、

新たな歩みをスタート!



























お次は、

「成田山 遍照院」にお参り。











「大田原市役所 本庁舎」



























ご住職から

ご朱印の扱い方などのお話を

いろいろお聞きすることができました。

ありがとうございました。







お次はいよいよ、

「乃木神社」


乃木将軍の別邸

ぜひぜひ見てみたかったんです...。




Posted at 2025/03/15 23:20:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | カフェ・喫茶店 | 日記
2025年03月09日 イイね!

「一言主神社」と「埼玉スタジアム」。

「一言主神社」と「埼玉スタジアム」。
かつて飛来していた

シラサギのつがい

翼を広げた姿の

「埼玉スタジアム」






実に美しい。





そしてここ、

私の大好きな「一言主神社」

実に美しい屋根です。





いつ来ても

心が休まる

大切な場所。





















関連情報URL : https://hitokoto.or.jp/
Posted at 2025/03/09 18:17:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社仏閣 | 日記
2025年03月09日 イイね!

初対戦の岡山相手に今季初勝利!

初対戦の岡山相手に今季初勝利!


気温6℃のなか

久々の観戦。





なじみの駐車場を予約したとき

私の名前を憶えてくれていたし、



駐車場に着いてお金を払うときも

顔を見てすぐに名前を言ってくれた。



ありがたいし

うれしいです。



長いお付き合いなので

駐車場のおじちゃんもおばちゃんも

一緒に戦ってきた

戦友、という感じ。





















岡山さんの「自己紹介チャント」

生で聞けたし。



(「柏」の匂いがする、ユーモアあふれる応援です。
どこかのチームに「アンサーチャント」を作ってほしい!)




失点後、

(くやしそうな)江坂の顔のドアップ

オーロラビジョンで見られたし。



課題はまだあるけれど

まずは、待望の今季初勝利だし。



「QRコードチケット」

セブンイレブンに行って発券する手間がなく

とってもGood!!


レプリカ(No.8 マテウス サヴィオ)

待ち遠しい!!









スコルジャ監督 岡山戦試合後会見

「本日はスタートから高い強度でプレーでき、攻から守への切り替えも高いレベルで対応できたと思います。前節はそれができなかったので、改善点として挙げていた部分でした。

入りのところから、アグレッシブにハードワークをしながら、戦術的な規律をしっかりと守ることができました。岡山に対しては、それが必要だったと思います。

そして岡山は今シーズン5得点していますが、そのうち3つがセットプレーからで、2つがショートカウンターからでしたので、そこを抑えることが、今日の試合では大事でした。」




Posted at 2025/03/09 10:43:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | サッカー | 日記
2025年03月01日 イイね!

東日本最大規模の「埴輪工房」は鴻巣にあった!

東日本最大規模の「埴輪工房」は鴻巣にあった!

「さきたま古墳群」に埴輪を供給するために

操業を開始した

東日本最大級の規模を誇る

「生出塚 埴輪窯(おいねづか はにわかま)」





ここで製作された埴輪は

さきたま古墳群を頂点とする

北武蔵を中心に、

遠く南武蔵や東京湾沿岸へも運ばれました



鴻巣の免許センターは遠くていやだなー、と

常々思っていましたが、

そのすぐ近くに、こんなにすごい遺跡があったなんて!!



やっと行くことができました。



まずは、

「鴻巣市文化センター クレアこうのす」内にある

「鴻巣市立 歴史民俗資料コーナー」で予習。





「生出塚 埴輪窯跡」の出土品70点

国の重要文化財に指定されているとは

これまたビックリ。



思えば、

埴輪も一種の「人形」と考えれば。



約1500年も前に、東日本の埴輪の

一大生産地であった鴻巣
が、

江戸時代にはひな人形の一大生産地となり、

現代まで脈々と受け継がれている...。



なんてすばらしいことでしょう!!



ダイナミックな

お雛様のディスプレイに感動しながら

そんなことも、思うのでした...。







コンパクトながらも

「重要文化財 祭り」状態の

「歴史民俗資料コーナー」

さきたま古墳群にある「さきたま史跡の博物館」では
館内は「国宝 祭り」ですが)



「埴輪」の「埴」は粘土のこと!!

粘土を輪っかにして積み上げていくから

「埴輪」







このような「刷毛の跡」でも

埴輪の生産地が特定できます!


(もちろん土の成分でも)













1500年経っても

きれいな「市松模様」が残る

「武人・貴人埴輪」。




このデザインは

鮮やか過ぎて、当時の人にとっても

相当衝撃的なデザインだと思います。







いろいろな埴輪を見てきましたが

これは初めて見る埴輪!

太刀の柄の部分<護拳付き>)



これもたぶん、自分的には初めて!!

(身分の高い人にかざす「日傘」です!!)






「鞆(とも)」の埴輪も初めて!!





水かき付き!!

かわいい。



こんなのも



あんなのも、

重要文化財



このデザイン性の高さ

現代のもの、と言ってもいい。

(これ、弥生式土器









徒歩で、

「生出塚 埴輪窯跡」へ。











「鴻巣市役所」









「鴻巣」の日本一、いろいろ。



見えてきました。



遺跡内からは

40基の埴輪窯跡

2基の埴輪工房跡

粘土採掘坑1基

工人と思われる人びとの住居跡9軒

土坑1基などが確認されています。





埴輪製作にかかわる

上記のような一連の遺構の検出によって、

東日本では最大級

日本国内でも屈指の埴輪生産遺跡であることが

判明しました!!

(公園手前から奥に向かって
緩やかに高くなっていきます。
この雰囲気が、1500年前を想像させます)

画面右から左へと

高くなっています。



こういう傾斜地

登り窯を作りました。

(わたしの好きな、奈良時代の
「瓦窯跡」


(これ、公園の一番奥。
まだまだ傾斜は続きます)



埴輪窯跡

地表面から2メートルないし2.5メートルほど掘り下げ

そこを中心に

八つ手状に埴輪焼成部が

地表に向かって延伸する構造


地下式窖窯(あながま)


各窯の本体は、

同時操業されたものではなく


中央の作業場を共有しながら順序よく、

継続的に築かれたもの、だそう。


埴輪の生産は

5世紀末葉から6世紀末葉まで

継続されたものと推定されています。

約100年間も製作!!



遺跡周囲には

「生出塚古墳群」に属する

多数の古墳(円墳)が分布していましたが、

全部つぶされていますね。



最近、

自分の埴輪の知識が

どんどんアップデート
されてきて

群馬のいろいろな遺跡も見なければ、

と考え中です。





関連情報URL : https://clea-konosu.com/
Posted at 2025/03/01 23:56:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 博物館 | 日記

プロフィール

「蔵造りの街並み、お散歩。 http://cvw.jp/b/861852/48617749/
何シテル?   08/24 17:11
サッカー、フットサル、浦和レッズ、ジョン・レノン、キャンプ、ドライブをこよなく愛する50代です。
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