今日は、次女の
卒園式。
もちろん、
交通手段は、自転車。
ヒヨコさんが
立派なおねーさんになりました。
人の痛みがわかる
やさしい人になってほしいと思います。
園長先生からは
さまざまなお話が。
その中で
印象に残っているのが、
自己犠牲・思いやりの大切さを伝える「古い切株」のお話と
「ふだんの生活の中での支援」を
常に考えることの大切さ。
そして、
自治体か何かから来た
幼稚園の保護者に義援金を募る文書の話。
その文書には、
「一人100円くらいでいいので、云々カンヌン」という
文書も付いていたらしく……
園長先生は
すぐにその「100円云々」の方の文書を
破り捨てたらしいです。
被災された方々の痛み・思いに
正面から向き合わず、
ただかわいそうだから
「100円」を募金するという行為。
そして、「100円」という
大人の価値観を押し付けるという行為。
無関心で募金しないよりはいいし、
金額を決めてくれた方が
迷わなくて募金しやすい、
ということもあるかとは思いますが、
園長先生は
「この園から巣立っていく子どもたち、
そしてその保護者には
被災者の心に寄り添い、
親子でいろいろ話し合って金額を決めてほしい」という
思いがあったのだと思います。
多くの方の悲しみ、痛みを考えながらの
卒園式。
今はわからなくとも、
大きくなって振り返ったとき
この「卒園式」のかけがえのなさを
感じてくれたら、いいな、と
いま思っています。
Posted at 2011/03/19 16:18:12 | |
トラックバック(0) |
幼稚園 | 日記