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レッズレノンのブログ一覧

2025年11月18日 イイね!

「喜多川歌麿と栃木の狂歌」@栃木市立美術館。

「喜多川歌麿と栃木の狂歌」@栃木市立美術館。
楽しみにしていた

「喜多川歌麿と栃木の狂歌」を見に

栃木市立美術館へ。



その前に、腹ごしらえ。

「みんなのおうち 喫茶ヌック」

ここは大当たり。

























かつての「お風呂場」

「焙煎室」





「栃木市立美術館」へ。



喜多川歌麿(?~1806)

江戸時代後期に活躍した浮世絵師

特に美人画を得意としており、

女性の機微を捉え

繊細に表現された
歌麿の浮世絵は、

時代を越えて

多くの人の心を惹き付けました。



一方で歌麿は

名だたる狂歌師と繋がりがあり、

豪華な狂歌入り版本の挿絵や、

狂歌入りの浮世絵版画も手掛けました。



江戸時代、

特に天明期(1781~89)に

流行した文芸である狂歌は、

五・七・五・七・七の和歌の形式をとって

おかしみや風刺を込めて詠むもので、

江戸を中心として地方にも広がります。



栃木でも同様に

狂歌が流行していたことがわかっており、

その流行をけん引したうちの一人が

豪商の通用亭徳成(善野喜兵衛、通称 釜喜)です。



徳成は歌麿と交流があり、

浮世絵の中に

その名が記されることもありました。



更に、

徳成の叔父である善野伊兵衛(通称 釜伊)は、

歌麿の大作、

肉筆画三部作「品川の月」「吉原の花」「深川の雪」の

依頼者
であるといわれています。



歌麿の画業

同時代の絵師たちによる

華々しい浮世絵版画と肉筆画

そして栃木や各地方の狂歌や

その発展といった、

身近な知と美を

たくましく貪欲に楽しんだ

江戸庶民の文化
をご紹介します。












すぐそばの

「栃木高校講堂」へ。

建てられたのは、1910(明治43)年











1904(明治37)年に建てられた

旧制土浦中学校(現土浦第一高等学校)の本館(国指定重要文化財)も

早く見に行きたい。




Posted at 2025/11/18 23:05:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館 | 日記
2025年08月15日 イイね!

「佐野市立 吉澤記念美術館」で江戸を楽しむ。

「佐野市立 吉澤記念美術館」で江戸を楽しむ。
先日、「一瓶塚稲荷神社」「西林寺」

「藤原秀郷公墳墓」の前に行ったのが

佐野ならではの視点で構成した

版本・浮世絵展







「吉澤記念美術館」

コレクションを収集した吉澤家には、

江戸時代中期から蔵書も形成されていました。







儒学書歴史書

画譜や漢詩集などの

学問・文雅関係の書物から、



瀬川!







「読本(よみほん)」を中心とする

絵入小説まで、幅広い内容です。













特に小説(読本・草双紙)

近隣の人々にも貸し出されたようで、

汚れや書き込みなどの痕跡

当時の人々の心の動きを鮮やかに反映しています。



蔦重!















当地(佐野市葛生)にはまた、

幕末明治期の重要な出版人である

万屋兵四郎こと福田鳴鵞を育みました。





鳴鵞は信州出身ですが少年期を葛生で過ごし

幕末期には

「官板海外新聞」「漢訳洋書」の出版を行い、

勝海舟の日記にも頻出します。





【 展示構成 】

(1)浮世絵版画初公開!
豊国、国芳、広重、国貞、国周…
吉澤コレクションには浮世絵もあります!

(2)佐野の人も読んでいた!
京伝と豊国、馬琴と北斎、魯文と芳幾にワクワク♪
(吉澤松堂が少年時代に使った? 蔦重版往来物も登場)

(3)佐野そだちの本屋さん!
万屋兵四郎=福田鳴鵞が刊行した漢訳洋書で世界にオドロク!


























Posted at 2025/08/15 15:19:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館 | 日記
2025年06月22日 イイね!

フランスのモダングラフィックを、大いに堪能!!

フランスのモダングラフィックを、大いに堪能!!


わたしの大大大好きな美術館

「群馬県立館林美術館」







現在、

『鹿島茂コレクション 
フランスのモダングラフィック展
—20世紀初頭の風刺画からアール・デコ挿絵本、
1930年代グラフィック雑誌まで』


を開催中です!


美大でグラフィックを勉強している次女に

ぜひ見せねばと、行ってきました。

(次女は、たしか5歳の時に連れて行っていますが
全然記憶にないそう...)



いつもより観覧客も多く、

おしゃれな若い女性の比率も高め。

若いカップルも多し。

(いつも日本の歴史関連の美術展・博物展に行くので
客層の違いにビックリ!!)



まずは、

「エミール 水辺のワッフルカフェ」

ランチ。







もちもち食感のパスタ。

おいしいです!





ミュージアムショップを通って。







写真OKのコーナーも。





















このCM、覚えていますか?
(このセリフが物議を醸しました)

この場所こそ、館林美術館!




「フランソワ・ポンポンのアトリエ」へ。



















約2時間半滞在。











綿毛がいっぱい飛んでます!



このアプリ、

落とさないと損!!

3本無料!!!



次女のおみやげー。






Posted at 2025/06/22 16:08:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館 | 日記
2025年04月13日 イイね!

「お江戸美人競 -吉原の花魁・深川芸者・茶屋の娘たち-」展。

「お江戸美人競 -吉原の花魁・深川芸者・茶屋の娘たち-」展。
毎週、

NHK 大河ドラマ「べらぼう」

楽しみな私ですが。



「茂木本家美術館」

5月11日(日)まで開催中の

「お江戸美人競 -

吉原の花魁・深川芸者・茶屋の娘たち-」展
 に

行ってきました。



その前に。

徒歩数分のところにある

「ひふみ食堂」さんへ。




















おいしかった~。


美術館に向かう途中には

おでん種で有名な

「蒲鉾の八木橋」へ。







この日は

3月末でしたが

気温は5℃


家族でおいしく

温まりました♪



「美術館」へ。

まずは、ミュージアムショップから。







「茂木本家美術館」

この絵のために作られたのでした。

















今回、印象に残ったのは

やはり、喜多川歌麿



わたしのような素人でも

明らかに他とは違う

情感豊かで自然な筆の運び



そして、人を惹きつける

人物の表情とそのしぐさ



ちょっと

武者震いする感じ。

いいものを拝見しました。




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浮世絵には
吉原の花魁江戸各地の人気芸者
水茶屋の看板娘など
当時のスターやアイドルたち
数多く描かれています。

浮世絵
ファッション雑誌やグラビア、テレビなど
現代のメディアの役割
果たしていたのです。

最新流行のお化粧をして
美しい着物を身にまとい、
素敵な飾りを髪に挿し、
思い思いのポーズをとる女性たち。

浮世絵に描かれた女性たちは
世の男性を魅了するアイドルであり、
市井の女性たちが理想とする
憧れの的でした。

当展では
喜多川歌麿溪斎英泉などの
美人画を展示し、
各時代の流行を追いながら
時代とともに変化する美意識
を探ります。

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おもしろかったのは

遊女の一日を時刻ごとに描いた

「吉原時計」



他にもいろいろ!



これも肉眼で見ないと

その美しさはわかりません。











「風俗三十二相」

すばらしい!!



「めがさめさう」やら「あったかさう」「いたさう」



「おもしろさう」やら「あいたさう」などなど



32のいろんな「そう」が楽しめます!!











敷地内の神社へ。(茂木家のお稲荷様)










目も心も

お腹も

ホッコリ温まった、

よき1日でした...。



関連情報URL : https://www.momoa.jp/
Posted at 2025/04/13 18:42:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館 | 日記
2024年10月13日 イイね!

隈研吾氏の建築が「ボロボロ」⁉

隈研吾氏の建築が「ボロボロ」⁉

いま話題のニュース。

こんな記事でしたね。





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「週刊現代」2024年9月28日号より)

『隈研吾の建築が
「青カビと腐食でボロボロ」「建築家の仕事とは思えない」…!
地元住民も首をかしげる名建築家の「致命的なトラブル」』



建築家・隈研吾は数々の名声を轟かせる一方で、
その仕事に実害を受けた人や眉をひそめる専門家は多い。
那須の美術館で起きたトラブルを機に、
全国各地で問題が火を噴きそうな事態となっている。

その建物は、年季の入った牛舎かと見間違うほどだった。
屋根の一部は朽ち果て、青カビも生えている。
とても、世界的建築家が手がけた建物とは思えない――。

栃木県那須郡にある那珂川町馬頭広重美術館は、
主に江戸時代の浮世絵師・歌川広重の作品などを展示した美術館である。
'00年にオープンした当時は、
細い角材が簾のごとく大量に使われた建物の庇が好評を博し
公共建築賞特別賞や日本建築学会作品選奨など
数々の名誉ある賞に輝いている。

この馬頭広重美術館を設計したのは隈研吾氏(70歳)。
高いデザイン性と木材などの自然素材を使う
「環境に溶け込む建築」を得意とし、
新国立競技場や角川武蔵野ミュージアム、
高輪ゲートウェイ駅などが代表作として知られている。
いまでは世界中からオファーが殺到する建築家だ。

そんな大御所の手がけた美術館が、
開館から24年が経過してボロボロになっていると
大きな話題を呼んでいる。

特に、美術館をすっぽりと覆う庇だ。
細い木材には地元産の八溝杉が使われたこともあり
名物となっていたが、経年劣化が著しい。

近づいて観察すると、腐食が進んで、
木材が折れて崩れているものもある。
屋根の装飾に使われた部分は、青カビが生えて、表面が黒ずんでいる。

この惨状をどうにかするべく、
町は来年の開館25周年に合わせて
大規模改修を行うことを決定
する。
ところが―その費用になんと3億円もかかることが判明した。
地元住民はこう憤る。

「5年前から見るに堪えないほどボロボロになり、
いまや地元の人は寄りつきません。
ここまでの状態にならないように綿密に設計し、
自治体にメンテナンスを周知徹底させるのも
建築家の仕事ではないのですか。
こんな田舎町が3億円なんてカネを出すのは難しいと思います。
そもそも私たちの税金のムダ遣いですよ!」

なぜ、開館から25年近く経って、
このような事態に陥ってしまったのか。
建築エコノミストの森山高至氏は、隈氏の設計についてこう断罪する。

「直接雨風にさらされるところにスギを使っている点が問題です。
本来であれば油分の多く雨に強い木材を使うべきですが、
おそらくコストが高いので安い木材を並べたのでしょう。

小規模な商業施設であれば、
こうしたデザインはまだ理解できますが、
美術館という大型の公共案件ではありえません。『海の家』をつくるような感覚で仕事をしているのではないでしょうか」

云云かんぬん....

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まあ、そこまでひどくはない印象でした。



























































Posted at 2024/10/13 23:28:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 美術館 | 日記

プロフィール

「「冠稲荷神社」~「館林美術館」。 http://cvw.jp/b/861852/48818056/
何シテル?   12/14 18:32
サッカー、フットサル、浦和レッズ、ジョン・レノン、キャンプ、ドライブをこよなく愛する50代です。
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