古墳時代に使われていた
布を織るための道具や
行田市などから出土した
埴輪を通じて、
当時の人たちが身に着けていた衣服を伝える
企画展を見てきました。
企画展では、
古墳時代の糸を紡ぐための道具や
機織り機、
それに
当時の衣装を伝える埴輪など、
あわせて152点を展示。
これ、このあと
「埼玉県立さきたま史跡の博物館」まで
見に行きます。
「御三階櫓」内の展示。
「忍城と城下町(2階)」。
近世の忍城とその城下町、
周辺の村々に暮らした人々の姿を
生活用具や絵図などから紹介しています。
これはおもしろい資料。
忍城の各建物が
いくらで売却されたか。
「近・現代の行田(3階)」。
「展望室(4階)」に行ったあとは
「企画展示室」へ。
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【企画展概要】
行田市では近年の調査によって、
日本最古の例となる
「中筒受け」を含む機織り関連の木製品が出土しており、
古墳時代の人びとが、
糸をつむぎ、糸をととのえ、布を織っていたことがわかってきました。
また、本館所蔵の
酒巻14号墳出土の
筒袖の男子人物埴輪(国指定)が、
渡来文化の影響を受けた特徴的な衣装を
身にまとっていることで知られています。
本展覧会では、
各地の遺跡に残された
糸をつむぐ道具・布を織る道具(木製品・石製品など)や、
古墳時代の衣装をよく表している
人物埴輪を取り上げて、
古代の人びとがどのように布をつくり、
どのように布をまとっていたのかを紹介します。
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国の重要文化財に指定されている
「筒袖の男子人物埴輪」がまとう
手先が隠れるほどの長い袖の上衣は、
朝鮮半島から伝わったものとみられています。
過去に習っていた常識が
自分の中で
覆されていきます!
これがまた、うれしい。
当時の衣装をイメージしやすいようにと、
埴輪をもとに再現した人形も飾られています。
行田市から出土した
「たすきがけの女子人物埴輪」は
胸と背中に、X字状の帯がまかれているのが特徴。
従来、
踊る埴輪と言われていたものは
実は
「馬子」の姿、だったとは。
(
上げてある方の手で手綱を引いている)
この、
機織りのカラフルな埴輪。
最初に見たときはビックリしたなー。
次へ向かいます。
「さきたま古墳公園」脇の
「観光物産館さきたまテラス」着。
今人気の文具、購入。
子どもが喜んでました。
Posted at 2024/12/01 02:13:02 | |
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