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レッズレノンのブログ一覧

2025年08月03日 イイね!

1300年の時を超え、「上野三碑」に逢いに行く。(2)

1300年の時を超え、「上野三碑」に逢いに行く。(2)



「多胡碑(たごひ)」(711年)

存分に堪能したあとは、

「金井沢碑(かないざわひ)」(726年)へ。
























1300年前の文字

現代の人でも普通に読める、この奇跡。













古代の戸籍の整備状況がわかる文章です。





聖武天皇

全国に国分寺を作る詔を出す

15年前の建立かーー。





この日の気温は

最高で41℃!



最後は...。

完全な形で残っている日本最古の石碑、

「山上碑(やまのうえひ)」(681年)








ここに来るのが

ナビ頼りだと

めちゃくちゃ大変でした。



「西山名駅」脇からのアプローチ

強く、強く、おすすめします。



「酷道」や「林道」など
すれ違いができない道、
この先どうなるかわからない道が好きな方は除く)









この階段が、これまたきつい!









ふぅー、着いた。













「長利(ちょうり)」という名のお坊さんが

母の供養のために石碑を建立しました。



お隣の古墳

お母さまが眠られています。


またまたガラス越しですが

なめるように石碑の文字

石碑のフォルムを味わいます。











古墳脇。



古墳裏。













「山ノ上地蔵尊」





このあと「山名八幡宮」に向かいます。

(こちらの神社、
何とも素敵な神社さんです...)




Posted at 2025/08/03 18:42:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記
2025年08月02日 イイね!

1300年の時を超え、「上野三碑」に逢いに行く。(1)

1300年の時を超え、「上野三碑」に逢いに行く。(1)


古代上野国(こうずけのくに)に存在する

三つの石碑「上野三碑(こうずけさんぴ)」





日本に18例しか現存しない

古代(7~11世紀)の石碑のなかで

最古の石碑群



ずーーっと行ってみたかった場所です。





それらは、

「山上碑(やまのうえひ)」(681年。「壬申の乱」の9年後!!)

「多胡碑(たごひ)」(711年)

「金井沢碑(かないざわひ)」(726年)と呼ばれています。





三碑の記録形態は、

上野国に住み着いた

朝鮮半島からの渡来人がもたらしたもの
で、

かれらとの密接な交流の中で、

当時の都(飛鳥、奈良)から

遠く離れた地元の人々によって

文字で刻まれたものです。



「山上碑」は、日本語の語順で漢字を並べた

最古級の歴史資料。










「多胡碑」は、

その文字が遠く中国にまで知られていました。










「金井沢碑」は、

この地での仏教の広がりを刻んでいます。




「多胡碑記念館」

しっかり

おべんきょしましょう!!

「多胡碑」のご朱印
無料でいただいちゃいました) 







「多胡碑」の南(徒歩5分)には

「上野国 多胡郡正倉跡」が。


この二つの位置関係には

意味があるでしょう。













(歴史好きの方ならビビビッとくる「山名」の名。
あとでこの地域のキーワードになります)





戦後、この貴重な文化財を

米軍の接収から守るために

地元の人が土に埋めていたとは!






「文字」というのは

人類のたゆまぬ歴史でもあり、

壮大なるロマンがありますなー。













「多賀城碑」(762年)に行けば

東日本の古碑はコンプリートかぁ。

いつか行かねば。



栃木県大田原市にある

「那須国造碑」(700年)

日本で3番目に古い石碑ですが、

なんと、

この国宝(の下の方)を

触らせていただいたことがあります。

(もちろん自分から申し出たわけではなく、
あくまでも当時の宮司さんのご厚意です!)



「上野三碑」のレプリカも

本当に神々しく

身応え十分。



このあと

実物を見に行く「多胡碑」





完全な形で現存する

日本最古の石碑!!

「山上碑(681年)」。




「群馬」という文字が

群馬県内で初めて使われた

「金井沢碑」

「君 羊 馬」と3文字で書いてあります。
「ぐんま」は古代「くるま」と呼ばれ
「車」と表記していましたが
大宝律令「地名は2文字で」という
規則に則り2文字になりました)



江戸時代、洗濯石として使われた、
なんていう話もあります...)




「古碑のへや」へようこそ。





日本最古の石碑(不完全な形)

架橋記念碑として建てられた

京都府宇治市「宇治橋碑(646年)」

一番左側の石碑。上部しか現存していません)





国宝「那須国造碑」(700年)。



多賀城の創建と改修を伝える

国宝「多賀城碑」(762年)






まだ「上野三碑」

一つめも見ていないのに

だいぶ時間を食ってしまいました!!

(もっと時間をかけたかった)



いよいよ

新しい郡を作った記念の石碑「多胡碑(711年)」へ。

1300年の時を一気に

飛び越えます!










「多胡碑」の保存・管理に尽力した

群馬の初代県令、

楫取(かとり)素彦(奥さんは吉田松陰の妹!)の歌碑。

いい歌です。











ぐるぐるまわって

ガラス越しに、

奇跡のように残ったこの石碑を

さまざまな角度から

ひたすら眺めました...。





本来、このような古碑

至る所にあるんだと思います。


いつか、土の中から

すごい石碑が見つかるといいなー。


公園内ではセミの大乱舞!!


スズメのように、数十匹が飛んでいて

わたしにバシバシ当たってきます。


セミは大好きなんですが

おしっこをかけられたくなくて

警戒しながら

この美しい景色を

楽しみましたー。




(...続く)



Posted at 2025/08/03 15:35:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記
2025年06月08日 イイね!

幻の「葛生原人」出土跡を訪ねる。(その2)

幻の「葛生原人」出土跡を訪ねる。(その2)

「葛生化石館」、

「葛生伝承館」
をあとにして

向かいしは。




「葛生駅」のそばを通るたびに気になる

「安養院」



道路をはさんで「葛生駅」



「あづま本店」にも

次回は行かねば。

(ここも通るたびに気になる)



北側の「山門」はいい雰囲気。
















いよいよ

「葛生人骨出土跡」へ。

※現在は「葛生原人」ではなく、

「葛生人骨」となっている所がポイント!!!

(この看板は昔の表記)


このすぐ北側に

駐車場があるのですが、

横の細道を登っちゃいました。





独特の雰囲気があります。



ドキドキしてきました。







鳥のさえずりが心地よい。







ここにはかつて

トラやクマがいて、

そのずーーーーっとあとには

確かに人の営みがありました。(原人ではないけれど)








現場を訪れることは大切です。


何かを感じ取ることができます。





Posted at 2025/06/08 21:42:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記
2025年06月08日 イイね!

幻の「葛生原人」出土跡を訪ねる。(その1)

幻の「葛生原人」出土跡を訪ねる。(その1)

結局は「幻」に終わってしまった

「葛生原人」を訪ねる旅。




まずは

「葛生」を通るたびに気になっていた

「囍桜」(きざくら)」さんへ。









「チャーハン+半ラーメン」

なんと、ヤクルト、カントリーマアム、飴ちゃん付き!



お支払い後には

アイスまで!

ごちそうさまでした!



お次は

「葛生化石館」でおべんきょ。





今回は、あえて寄らずの

「佐野市立 吉澤記念美術館」



ここ、あとで調べたら

なんと、重要文化財の

伊藤若冲の「菜蟲譜(さいちゅうふ)」

所蔵していました!  

(11メートル弱におよぶ巻物!!
前半には野菜や果物、
後半からは昆虫や爬虫類。
<野菜・果物等約100種、昆虫等約60種>)









日立製作所製の「鉱山鉄道ガソリンカー」













恐竜と

アンモナイト
が生きていた時代、

中生代の「ウミユリ」(の化石)を

直に触った!!


(1億4500万年前~6600万年前!!!)

ちょっと感動。





日本全国の石灰岩!



地元埼玉は、当然「武甲山」





なんと、

ラップ材にも

石灰が!






こんなに精細に化石が残るなんて。
(魚のしっぽ)



今回、わたし的には初の知識で

大興奮!!





ほぼ全身が揃って

産出した標本としては

日本唯一の「ニッポンサイ」





かつての葛生の景色が

こんなだったとは!




これ、

なんと

日本橋産の「ナウマンゾウ」!!

蔦谷重三郎の本屋さんがあった場所...)






これが見たかったんです!!

骨の中の「フッ素」を測定するんですね。





「科学的アプローチ」の「か」の字もない

当時の新聞記事ですが、

超興味深いです!



トラ、ニホンザル、クマの骨

原人のものとされていたとは......。







お隣りの「葛生伝承館」へ。



「佐野土鈴展」をやっています。











石灰の町「葛生」

かつて

人形浄瑠璃や歌舞伎などの文化が

根付いていたとは。







実際に動かしてみました。



蒸気で熱した

鯨のひげも触りましたが、

まさに現代のプラスチック!



バネやゼンマイに最適です。




(続く...)




Posted at 2025/06/08 17:17:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記
2025年04月02日 イイね!

古代人が踏みしめていた土地で、桜を愛でる。

古代人が踏みしめていた土地で、桜を愛でる。


「下野国分尼寺跡」のあとは、

「国史跡 摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館」へ。









当館では、

栃木県内最大級の前方後円墳である

「摩利支天塚(まりしてんづか)古墳」

「琵琶塚(びわづか)古墳」をはじめ、

周辺の「飯塚古墳群」から出土した

遺物を展示しています。





















「摩利支天塚古墳」へ。


墳丘が100メートルを超える

栃木県内最大級の前方後円墳のひとつ。

6世紀前半の築造。



古代下毛野国の中心地が思川周辺に移った時の、

初代首長のお墓と考えられています。


後円部には、

「摩利支天社」がまつられています。













「琵琶塚古墳」へ。



「摩利支天塚古墳」に続く、

2代目首長のお墓

考えられている前方後円墳





その大きさは

「摩利支天塚古墳」をしのぎ、

つくられた当時は

1,000本もの円筒埴輪が

墳丘の上に並べられていました









さて。

この日の締めは。


何年も前から入ってみたかったお店

「ドライブイン扶桑」



閉店の14時を過ぎていたので

この日はあきらめていたのですが、

店先に「営業中」の看板を見つけ

喜び勇んで入店!











わたし、

この番組の大ファンでした!



7年も経ったのかぁ~。




注文後、

しばらく待ちますよー。

このお店は、

せっかちな方は行かない方がいいです。


スマホなどを見ながら

しばし待つと。


「ちゃぷん、ちゃぷん」と

不思議な音
が近づくので

顔を上げると。


ニコニコ笑顔のおばちゃんが

スープをちょっとずつこぼしながら

「タンメン」を持ってきてくれました。

エプロンはビニール製...)


見よっ!!

この野菜の量!!





最初、なかなか麺にはたどり着けませんが、

大満足の一杯です。



おばちゃんとも

いろいろお話させていただきました。


スープも愛情もあふれまくりの「タンメン」

おいしゅうございました!!




Posted at 2025/04/05 20:12:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記

プロフィール

「「山名」さんの総氏社。「山名八幡宮」。 http://cvw.jp/b/861852/48589911/
何シテル?   08/09 18:37
サッカー、フットサル、浦和レッズ、ジョン・レノン、キャンプ、ドライブをこよなく愛する50代です。
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