「旧護摩堂」の先を突き当り
右側を歩いて行くと......。
左右にこんなものが出てきます。
左右で10個くらい、
アヤシゲナ黒いカーテンがかかった窓があったかなー。
あまり見ないで、すっと通り過ぎてしまったけど
いま、写真を見たら『無料』って書いてあるぢゃん。
ホッ。
ちょっとドキドキした先に。
写真だと明るめに見えますけど、
ひっそりと薄暗い感じの空間が現れてきました。
正面からだと。
末社「最勝立身出世稲荷神社」でした。
そばには、こんなシイの木も。
多くの競馬関係者や競馬ファンが参拝する「勝馬神社」。
社前には多数の蹄鉄が奉納されています。
この一角は、本当に刺激的です。
こんな神社も。
ひとしきり末社を巡ったあとは
いよいよ境内へ。
拝殿・本殿の前に、どうしても目を惹かれてしまうのは
2階建ての楼門「麒麟門」。
2階部分には子孫繁栄、家内隆昌を願って
大杉大明神の尊像が安置されています。
平成22年に、約280年ぶりの再建。
「あんば日光」の異名を持つ絢爛豪華な社殿群のなかでも
代表格ですね。
門は閉ざされていますので、表側は一番最後に拝見。
ここにも、桃が。
ため息が出るほどの量と質の彫刻。
本殿周りの透塀にも、たくさんの彫刻がありますので、
「日暮らしの神社」と言えるかもしれません。
なぜ、こんなにゴージャスにできるのかな...。
おそらく、
『大杉大神さまに創業の志を立て、
銚子で醤油醸造の事業成功を祈願した田中玄蕃(げんば)
(のちに事業で成功を納め、ヒゲタ醤油の前身を築きます) 』や、
『のちにキッコーマン株式会社となる
高梨兵左衛門と茂木七左衛門』、
『のちの国分株式会社(K&Kブランド)となる大國屋を創業した
國分勘兵衛』など、多くの経営者が祈願し、
成功、発展へとつながりましたので、
ご寄進の方も結構あったのではないかと思います。
また、昔から、水運・漁業関係者の信仰も厚いようです。
「麒麟門」から続く「回廊」。
やっと拝殿に向かいます。
鉄骨を組んでいましたが、
節分の準備ですかね。
(大杉神社HPより)
龍の虹梁、いい仕事してます。
このあと、隣の別当寺の雰囲気に魅了され
ご本殿をぐるり、1周いたします。
(つづく)
Posted at 2015/02/01 00:29:41 | |
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