先月末に見つけた
「喫茶&ギャラリー 水塚(みづか)」に行ってきました。
「水塚ランチ」をいただきましたー。
野菜のうまみが、タマリマセン!
その後は、関宿城博物館のセミナーへ。
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タイトル:「利根川・江戸川舟運-川船、河岸、河岸問屋-」
講 師: 松丸 明弘 氏
日 時: 平成28年1月17日(日)13時30分~15時30分
定 員: 30名
対 象: 一般
受講料: 200円(資料代)
お申し込み:
開催日の1か月前、午前9時から電話にて受け付けています。
(04−7196−1400)
※事前込み制
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はじめに
1. 舟運と河岸
2. 江戸川・利根川の河岸の様子
①境河岸
②関宿三河岸
3. 舟運の確立と運ばれた人や物
①米や地方特産物の輸送
②人の輸送
4. 河川舟運に利用された川船
5. 新道・新河岸の成立
6. 鮮魚(なま)街道と河岸
7. 写真資料に見る和船 ―高瀬船を中心に―
おわりに ―舟運の終焉―
豊富なビジュアル資料で
興味深く解説していただきました!
「利根川東遷事業」の解説もしていただき
これもよい復習に。
さて
セミナーは、この絵の解説からスタート!
(高瀬船が描かれた
葛飾北斎 富嶽三十六景
「常州牛堀」)
【 印象に残ったことをMEMO 】
・輸送能力
人足=約20kg、馬=約120kg(2俵)、小船=20俵、
高瀬船=200俵~1,200俵!!
・関東地方には、幕末、約300余りの河岸があった
・「河岸」という語は、中世以前には見られない。
「津」といっていた。
・関所は西側に、河岸は東側に作る
・「内川廻し」のルートは東北諸藩の重要な輸送ルートのひとつ
・「江戸地回り経済圏」
野田の醤油、流山のみりんなど、西からの下り物(=いいもの)に
対抗しうる品質のものが出てきた。
今までは「下らない物」ばかりだった...。
・鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の三社参詣だけでなく
いろいろな所へ行ける遊覧船「木下(きおろし)茶船」が
木下河岸から出ていた。
・月に6度、関宿や境河岸と江戸を往来する旅客専用船
「六斎船(ろくさいぶね)」。これは江戸への直行便で
夕暮れ時に出立すると、翌日の正午頃には両国に着いた。
・赤松宗旦(そうたん)の『利根川図志』、いつか手に入れる!(私の目標!)
・和船の構造も知れば知るほど楽しい

↑一例。(「水押」がないのが、高瀬船の特徴!!)
・謎の船、「
湯船」。(「船艦(かがみ)」より)

この船の中に浴槽があり、停泊中の船を回って船乗りさんを入れていたようですよ。
中身が見てみたい!
・和船の舵はでかい(バランスをとるためか)
・銚子沖でとれた海産物を江戸に運ぶためにできた交通路「鮮魚街道」
こんな風景の中、鮮魚を運んでいたんですねー。

(「四州真景図」 渡辺崋山)
・20年くらい前に講師の方が船頭さんに聞いた話:
『電車より、(高度成長期の)トラックにやられた』
帰り道、「細井さん」ののぼりが出てたので
立ち寄り。
今日は「どら焼き」あったー!!
Posted at 2016/01/17 19:14:59 | |
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