今日は「埼玉県立歴史と民俗の博物館」で
特別展「高麗郡1300年-物と語り-」を見て
その後、記念講演会に参加。
奈良時代の霊亀2(716)年、
現在の埼玉県飯能市、日高市および
鶴ヶ島市を中心とする地域に高麗郡が置かれて、
今年でちょうど1300年!!!
この特別展では、
古代寺院の出土遺物などの考古資料をはじめ、
高麗神社や聖天院の宝物や
地域に残る古文書などの歴史資料を中心に紹介し、
古代高麗郡の実像とその歴史が
どのように語り継がれてきたのかを明らかにします。
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「高麗郡・新羅郡の建郡をめぐって」(東アジア史的視点から)
・講 師: 荒井 秀規氏(高麗浪漫学会理事、元明治大学講師)
・会 場: 当館 講堂
・費 用: 無料
・定 員: 各回150名 (往復はがきで事前申し込み。今回の倍率は2倍でした!)
1. はじめに (渡来人の集住によって建郡された郡)
2. 高麗若光の渡来と帰化(日本の官位・氏名を受ける)
3. 高麗建郡をめぐる諸説 ―なぜ建郡したのか?
4. 東国の渡来人の年表
5. 高麗建郡、なぜ霊亀二年か? なぜ武蔵国か?
6. 難民としての渡来人
7. 新羅郡の建郡
8. 相模国の若光伝承
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・渡来人がいた郡には「式内社」がない
・新座市のもともとは「新羅郡」。
・「志木〈楽〉」も新羅と関係があった
・外交政策としての「高麗」「新羅」の建郡
・倭人との共存と摩擦(渡来人は免税!)
などなど、などなど
学校では学べないお話をたくさん聞けました!
あとで、現地も見に行かねばなりませんね!!
Posted at 2016/08/20 23:25:55 | |
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