『ハクソー・リッジ』
(Hacksaw Ridge = 直訳で「“弓のこ”の崖」。
日本では
「前田高地」と呼ばれた地。
小学生の頃から
太平洋戦争関連の本は
読んでいたつもりでしたが、
勉強不足で、「前田高地」のことは
知りませんでした...。
(読んだ本、
連合艦隊がらみに偏ってたなぁ~)
映画前半は、ちょっと
「青春ストーリー」的な展開もありますが
後半に向けての布石がたくさん散りばめられています。
そして後半。
臨場感あふれる戦闘シーンは
音も映像も迫力満点で
ぜひぜひ映画館で観るべきです。
観終わったあとは、
体がこわばってしまっていて
肩も張っていました。
それほどすごいシーンの連続。
映画の途中で
「ワッッ」となったり、
「口をあんぐり」とか
普段はしないような行動をしていました。
中1の次女にとっては
初の戦争映画(実写)ですが、
ちょっとショッキングだったかもしれません...。
でも、この映画をきっかけに
いろいろと関心を持って
「戦争」について考えてくれるといいな、と
思っています。
(長女を初めて戦争映画に連れて行ったのは、
回天特別攻撃隊で出撃した若者の姿を描いた
『出口のない海』。
小4で、人間魚雷・回天の映画でしたが
考えるものがあったようです。
思えば、主人公の並木浩二は、
海老蔵さんが演じていたんだなぁ...。)
75人の兵士の命を救ったという、
その「救い方」が
私の想像以上のものでした。
子どもの前だから
泣かないように、と思ってはいたんですが......。
まったく不可能でした!!!!!
(日本兵がバタバタ倒れていくのも
観ていてつらかったです)
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第2次世界大戦の激戦地
〈ハクソー・リッジ〉で武器を持たずに、
たった1人で75人の命を救った男の
実話から生まれた衝撃作。
銃も手榴弾もナイフさえも、
何ひとつ武器を持たずに
第2次世界大戦の激戦地〈ハクソー・リッジ〉を駆けまわり、
たった1人で75人もの命を救った男がいた。
彼の名は、デズモンド・ドス。
重傷を負って倒れている
敵の兵士に手当てを施したことさえある。
終戦後、良心的兵役拒否者としては、
アメリカ史上初めての名誉勲章が授与された。
なぜ、彼は武器を持つことを拒んだのか?
なんのために、命を救い続けたのか?
いったいどうやって、奇跡を成し遂げたのか?
歴戦の兵士さえひと目見て
言葉を失ったという〈ハクソー・リッジ〉の
真に迫る戦闘シーンが、
“命を奪う戦場で、命を救おうとした”1人の男の
葛藤と強い信念を浮き彫りにしていく─
実話から生まれた衝撃の物語。
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Posted at 2017/06/26 21:07:23 | |
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