坂東郷土館ミューズでの企画展
「飯沼廻りの天神信仰」にやっと行けました。
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飯沼耕地の周囲に分布する天満宮・天神社や
地域にのこる伝統行事、伝承を展示し、
坂東市周辺地域の天神信仰を紹介します。
会 期 令和2年2月22日(土)~5月17日(日)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、臨時休館としておりましたが、
5月26日(火)より開館、会期を7月5日(日)まで延長します。
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入館時、記名を求められます。
図録の見本なども、あえて置いてありません。
図録 300円。
これから私のバイブルになります。
「大生郷天満宮」周辺の調査、散策に
力が入りそうです。
そして。
ここじゃないと買えない
『坂東の風雲児 平将門』もゲット。
1,000円。
今回の企画展で
「大生郷天満宮」や
菅原道真公の知識が
だいぶ深まりました。
天神様信仰が
今のように全国に広まっているのは
「寺子屋」のおかげのようです。
(寺子屋には必ず「天神様」の掛け軸があり
毎月25日には天神像の掛け軸を拝みました)
今回、印象深かったのは
常総市の馬場天満神社に伝わる
「北野天神縁起絵巻」。
「紅梅殿別離」
大宰府左遷で都の自邸に咲く梅と桜に別れを告げることとなった道真が、
有名な「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」の
和歌を詠む場面
「清涼殿落雷」
道真が没して27年後、御所の清涼殿に雷が落ち、死傷者が出た。
相続く災難は道真の祟りと信じられ、人々は道真の霊を畏怖するとともに、
神として信仰するようになった
最もインパクトがあったのは
火を噴く天神様っっ!!!
これはもう忘れられません。
下の写真は、別の「北野天神縁起絵巻」のものですが、
馬場天満神社に伝わる「北野天神縁起絵巻」は
火を噴く感じがもっと激しく鮮やかでした。
「柘榴天神」
(道真の亡霊が吐いた柘榴(ざくろ)が火となって妻戸に燃え移り、
尊意僧正が灑水(しゃすい)の印を結んでそれを消す場面!!)
「北野天神縁起絵巻」はおもしろいので
一度じっくりと読んでみようと思います。
Posted at 2020/06/14 18:22:46 | |
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