埼玉新聞で
下のような記事を発見し、
さっそく行ってきました、
川本出土文化財管理センター。
もちろん、その後は
重忠生誕の地や
ゆかりの場所を
訪ねますよー。
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◆大河・鎌倉殿の13人に登場、
武将・畠山重忠にまつわる出土品や活躍を紹介
出身地の埼玉・深谷で企画展 (埼玉新聞 2022/2/20)
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する
埼玉県深谷市川本地区出身の武将・畠山重忠(1164~1205年)の
企画展「武蔵武士の鑑 畠山重忠」が
地元の
川本出土文化財管理センターで行われている。
重忠は平安時代末から鎌倉時代初めに活躍した武将で、
源平の戦いなどで活躍した。
重忠にまつわる江戸時代に描かれた錦絵、
重忠が生まれたとされている館跡などで見つかった
出土品など約80点を展示している。
錦絵には、
一の谷の戦いで重忠が愛馬「三日月」を背負って崖を下りる姿、
宇治川の戦いでは宇治川の中で馬を背負い、
敵のいる対岸へ味方の大串重親を投げ上げた様子が描かれている。
源頼朝が奥州藤原氏と戦った
奥州合戦もある。
館跡は現在、
畠山重忠公史跡公園になっている。
重忠が討ち死にした後もゆかりのある人が住み続けていたとされ、
13世紀から15世紀の遺物も出土されている。
蔵骨器も見つかっており、骨から20歳ぐらいの女性と推測されている。
鎌倉時代の歴史書
「東鑑(あずまかがみ)」も展示して
逸話として残されている重忠の活躍を紹介。
鎌倉時代に出土した馬の骨を復元した馬の写真パネルも展示し、
重忠の愛馬が想像できる。
同市文化振興課は「畠山重忠が生きた時代の背景や人物像を知ってもらって、
ドラマで思いをはせていただきたい」と話している。
同展は来年1月31日まで。年末年始が休み。
開館時間は午前9時~午後4時半。入場無料。
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この企画展で
だいぶ重忠さんに詳しくなりました。
「鎌倉殿の13人」も
ますます深く楽しめそうです!
入口左にある
パネルたち。(館内は個人使用であれば、すべて撮影OK)
このあとに行く
重忠の菩提寺「満福寺」。
こちらもあとで
じっくり見学。
「畠山館跡」と「畠山重忠墓」。
お次は
錦絵シリーズ。
「宇治川大合戦図」。
馬を
背負い、
お付きのものを敵のいる
向こう岸に
投げます!
重忠さん、
この
「背負う」「投げる」が
キーワードの一つだと思います。
(このあと、館跡でもわかります...)
「一ノ谷大合戦図」。
愛馬「三日月」を背負う!!
義仲の奥さんの
鎧の袖を引きちぎる!!
重忠さんは
敵の首をねじ切ったこともあるそうです。
怪力の持ち主。
ふっかちゃん。
あなたは馬を
背負わなくていいんだよ♪
「鎌倉大評定」。
静御前が頼朝の前で(命令されて)
舞を披露したとき、
伴奏を務めたのは、重忠さん!!
重忠が奉納した鎧は
今や国宝に。
今回初めて知りましたが、
屋島の合戦で「扇の的」を射るように
義経さんから最初に命令されたのは
なんと、重忠さんでした。
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夕刻になり休戦状態となると、
平氏軍から美女の乗った小舟が現れ、
竿の先の扇の的を射よと挑発。
外せば源氏の名折れになると、
義経は手だれの武士を探し、
畠山重忠に命じるが、
重忠は辞退し代りに下野国の武士・那須十郎を推薦する。
十郎も傷が癒えずと辞退し、
弟の那須与一を推薦した。
与一はやむなくこれを引き受ける。
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館跡に行くのが
本当に楽しみ。
重忠さんの強さの裏には
「鉄」と「馬」の存在もあったようです。
「鶯の瀬」。重忠ゆかりのエピソードがあります。
せせらぎの音が
とっても心地よい場所でした。
「本田城跡」。
あとで行きます。
Posted at 2022/03/03 12:23:06 | |
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