
ここ数年、
ずーーっと行きたいと思っていた
「ギャラリー絆和(はんな)」。
やっと行けました。
宮崎駿監督が幼少期に暮らした家が、
宇都宮空襲をくぐり抜け
いまは
ギャラリーとして
公開されています。
この家の
デザイン性の高さ、
繊細な造りは、
映画
「となりのトトロ」や
「千と千尋の神隠し」などの場面を
ほうふつとさせます。
宇都宮市役所の駐車場に車をとめ(無料)、
線路の下をくぐった路地裏に
築約90年の木造2階建てがあります。
憧れの場所に来た。
少しドキドキ。
おーーー!!
この門構え。
この年月を重ねた木の色合い。
すばらしい。
宮崎さんは戦争中、
宇都宮に疎開し、
小学3年生までここに住んでいました。
1945年の宇都宮空襲で多くの家が焼失するなか、
この家は免れました。
(宇都宮には空襲で焼けてしまったけれど
たくましく復活した大銀杏もあり、
このあと訪ねます)
残念ながら
内部の撮影は禁止。
この目と心に
しっかりと焼き付けました。
(ギャラリーのオーナーさんと
展示会の作家さんともお話しできました。
ありがとうございました!!)
2023年11月22日(水)~28日(火)
竹下鹿丸 展 -おいしい'うつわ'-
SHIKAMARU TAKESHITA EXHIBITION
OPEN 11:00-17:30(最終日のみ16時) 期間中無休
益子の原土を掘り、薪窯でうつわをつくる竹下鹿丸さん。
粘土が本来持っている土の魅力を引きだした
焼き締めのうつわは、
窯の中で、火が残した様々な色が重なり、料理を彩る'うつわ'となりました。
ご本人の料理の腕前も、そんな’うつわ’になれる理由の一つかもしれませんね。
店 主
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宮崎さんの原点を探った映像が収録されている
スタジオジブリ制作のDVDでは、
この家の急傾斜の階段が登場する。
「となりのトトロ」で
サツキとメイが
「まっくろくろすけ出ておいでー」と叫び、
階段を上る場面と、家の階段が似ていると
紹介している。
「風立ちぬ」の主人公の生家も、
「栃木県の家のイメージを反映している」と
ジブリ責任編集の本に書かれている。
また、
2階から眺める東武鉄道の電車が走る光景は、
「千と千尋の神隠し」の電車が走る場面を想起させる。
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宮崎さんのかつてのコメントは以下の通り。
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「自分にはとても大事な場所です。
あの家と庭の光と影が
ぼくの何かを形成してくれたのだと思っています。
いつか訪ねてみたいですね。』
宮崎駿
◆◆◆
このコメントの後、
宮崎さんは1人、
お忍びでギャラリーを尋ねてきたといいいます。
帰りは
「ギャラリー絆和(はんな)」に来る途中に見つけた
素敵なカフェに寄ります!
「マツガミネコーヒービルヂング」。
ここは大当たり!!
(
「グリムの森」の中にもお店があるよう。
今度行きます!)
雰囲気◎、
お料理も◎、
そして、
コーヒーも◎+◎!!
本当にいいカフェ見つけたナ。
これも徒歩で散歩していたからこそ。
(この日はあまり時間がなく、
このあと、
「大いちょう」を見てから
「オリオン通り」を通って
「宇都宮二荒山神社」へ。
そして
「来らっせ 本店」で
宇都宮餃子をたんまり買って帰ります...。
こんなに側にある
「宇都宮城」見学はお預け。
土方さんの転戦ルートを
しっかりと復習してからまた来ます。
ブラタモリの情報も
大いに役立ちます!
.........................続く)
Posted at 2023/11/30 12:13:38 | |
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