しょんぞうさんが前に乗っていたホンダ・オルティアは、1996年2月に発売されました。
早いもので、もう20年になるのですね。
当時のEKシビックをベースに作ったステーションワゴンです。
ワゴンの大きな荷室に釣り合うようシビックよりごつい専用マスクなので外観はあまり似ていませんが、コクピット周りはほぼそのまんまでした。
ちなみにEKシビックの顔面移植をしてシビティア仕様にされる方もいらっしゃいました。
リヤハッチのガラス部分だけ開けられたりと地味に作り込まれていて良い車でしたが、エンジンがVTECでなかったせいか3年目くらいからは売上が落ちてました。
その頃の私は兄上のおさがりの2代目CR-X前期Siに乗っていたのですが、もうちょっと大人数で快適に移動できる車が欲しくなったのと、友達が初代CR-Vに乗り換えたのに刺激されて、勢いでオルティアに乗り換えることにしたのでした。
エンジンは1.8Lと2.0Lの2種類が有り、1.8Lには5MT仕様も有りました。
出力に大差は無かったので、楽しそうな1.8Lの5MT仕様にしました。
1.8L車は2.0L車に比べて装備がショボく、例えば2.0L車に標準装備のキーレスエントリー(赤外線式)が1.8Lには有りませんでした。
しかしディーラーオプションのキーレスエントリー(電波式)も用意されていて、そちらの方がリヤガラスハッチも開けられたり車の方に向けなくても鍵を開けられたりといろいろ高性能でしたし、同じく省かれていたフォグランプもディーラーオプションで用意されていたりしたので、うらやましくはありませんでした。
ただ、メーカーオプションのヘリカルLSDは付けておけば良かったと、後で悔やみました。
そして1996年の4月に納車されてから13年3ヶ月、楽しい時間を共に過ごしました。
しかしあちこち壊れたり壊れかけたりし、ついにはエンジンがかかりづらくなってきた(エンジンかかるまで10分とか)ところにエコカー減税+補助金の話があり、インサイトへの乗り換えを決断したのでした。
正直、今でもちょっと申し訳無かったかなと思わないでもないです。
さすがに街中でも見る機会はめっきり減りましたが、たまに見かけると「いつまでも大事に乗り続けてくださいね」と心の中で願わずにはいられません。

2007.1.31.茂原ツインサーキットにて
Posted at 2016/02/16 01:14:15 | |
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