先日のリンクサーキットでアルミテープの効果あった!
ってお話をしました。
タイヤハウス付近の音が静かになって加速がスムーズってやつ。
プジョーが入院してるのでその後の検証が出来ていないのですが、ちょっと実験してみました。
テフロン(PTFE)シートってメチャクチャ帯電します。
テフロンに限った話ではありませんが樹脂の板でも同様、下敷きが判りやすいですかね?
ちょっとこすった程度で20000Vとかになります。
アース取れてなくて300V程度。
300Vってのは結構適当だと思いますが要は帯電していないと300V以下程度と理解してください。
テフロンシートを帯電させないようにできれば車にもフィードバック出来るはず。
なのでとりあえず思いついたのはアルミテープでの除電。
テフロンシートはサイズが800x500mm程度、厚みは2mmくらいかな?
グレーの部分がアルミテープで白の部分がテフロンシートだと思ってください。
最初アルミテープは小さく切って等間隔で貼ってみたのですが全然効果なし。
なのでどんどんエスカレートして最終的にこの形態になりました。
これでアルミテープ近傍は300V程度になりましたが、テフロンが露出する部分は12000V程度残りました。
テフロン自体が絶縁体なのでアルミテープから離れてしまうと電荷が残ってしまう模様。
しかもアルミテープを貼った面は放電効果ありましたが裏側への効果はほぼゼロ。
下敷きみたいに面積が小さいものではアルミテープの効果が良く見えますが車のバンパーなどを想定すると今回のような大きなものでの検証が必要そうです。
今回判ったことは、
絶縁体が帯電する場合、電圧に分布が出る。(場所によって電圧違う)
なので除電してもその場所周辺しか効果が無い。
テフロンは導体では無いので当たり前っちゃ当たり前ですが改めて実感。
プラスとマイナスの電荷に不均衡が起きている箇所が帯電箇所
だけど絶縁体で電荷がほぼ移動しないのでアルミテープを貼った箇所周辺しか除電出来ない。
トヨタの特許ではバンパー裏でも効果ありとのことでしたが、表も裏も貼った方が効果は高そうですね。
空気が剥離する箇所で帯電するようなのでバンパー後端とか窓ガラスの端でアルミテープが効果あるというのは説得力ありそうです。
じゃあ、帯電しないような車体ならいいんでは?オール金属とかw
と思ったらトヨタさん既にやってました。
帯電させないボディーコーティング剤。
そもそも帯電しなければアルミテープも要らない訳でその発想は流石。
雨降ると流れ落ちるらしいですが、これはやってみたい。
暇つぶし程度に今後も検証してみます。
Posted at 2020/12/11 19:54:08 | |
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プジョー308 | 日記