白州が売ってません。
白州の12年が3月に限定販売されるらしいですが買えるかどうか…
白州の樽のチップは売ってるのでこれで白州が作れないか検証してみたいです。
やり方はこんな感じ
・原酒を選定
・チップを選定
・チップを焙煎
・原酒とチップを瓶に入れて熟成
・飲む!
今回はチップは適当なやつ買いました。
スモーク用チップで元がウィスキー樽30年ものらしい。
ホットプレートで温めるので210度が最大。焦げない程度に炙ります。
今回使う原酒は郡山の笹の川酒造の山桜。
自社の原酒を使ってるか不明ですがクセの無い味です。
この原酒に先ほどの炙ったチップを入れて24時間ほど経過を見ます。
左から原酒、チップ少な目、多め、更に多めの4種類
24時間経過してチップを除くとこんな感じ。
色見の違いは明らかですね!
香りも明らかに違いがあります。色の順に香りも強くなります。
特にチップ多め以上は明らかに香り倍増。
肝心の味なのですが
今回購入したチップが随分甘いようで甘みがかなり強い。
香りはかなり良くなりましたが、チップ(木)の味がします。
これは燻しが足りなかったのかも。生木っぽい味がする。
ウィスキーの樽ってお酒の接する内側は炙ってあるのですが、今回炙りが弱い部分もかなりありましたのでその部分の味が出てしまった模様。
多少は炙りましたけどもう少し高温で全体に色が付く程度までやるべきでした。
とは言え飲めないような味ではありませんし、言わなければ自分で作ったとは多分気づかないクオリティ。
ただ、メッチャ甘い。この樽は何に使ってたのか?
初回にして中々いい出来でした。
原木(樽)の影響がかなり大きいので白州樽で作る次回作は期待大です。
次回の問題は原酒を何にするか。
白州を使ってる角瓶の白を考えていたのですがいつのまにか終売。
白州のあの独特の雰囲気に近いウィスキーなんてあったかな?
原酒選びで苦戦しそう…
Posted at 2021/01/31 20:51:55 | |
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飲み食い | 日記