大安吉日ながら午前中から生憎の雨。
しかし来訪直前に雨も奇跡的に止み、
ついに納車されました♪
新型シビックTYPE-R。
色は一目見た時から決めていた
ソニックグレーパールの一択。
伝統のチャンピオンシップホワイトを
上回る受注だそうで早期受注していないと
この段階ではなかなか回って来ないのだとか。
とまぁ、そんな戯言信じる人なんていませんよね?
以前から予約していた試乗でした。(笑)
土日は予約が多いので平日利用でゆっくり拝見♪
車幅は1890mmで、大きさがもうシビックって
印象ではありませんね~。(^^;
先代FK8のガンダムな印象から随分と大人になった感じ。
タイヤ&ホイール。
先代は20インチ履いてた245/30R20からインチダウンの19インチ(9.5J)。
しかし265/30R19とタイヤ幅はワイド化されています。
市販2Lターボでもこんなサイズ履く時代になったのですね~。
4WDではなくFFだから余計にグリップ稼ぎたいが故のワイド化かな?
リアドア横にもこんなエアロが。
砂とか詰まりそう~なんてw
3本出しマフラーは先代と逆で中央の方が太いタイプに。
中央はアクティブ・エキゾーストバルブが入っていて、
回転数に応じてバルブ開度(抜け)をコントロールするそうです。
あと先代にもあった室内へ入るサウンドも制御してるのだとか。
トランクはさすが5ドア。
開口部も広く後部座席を倒せば結構な荷室空間がありそう。
で、室内へ。
赤レカロシートと赤マットが眩しい!(笑)
ステアリングは純正でバックスキン風アルカンターラなので
グリップは良いけど手入れや擦り減りに対し気を使いそうです。。
センターコンソール部分。
シフトノブがかなり小振りで異常に短く、ちょっと入れ難かった印象。
慣れの問題かもしれませんが、他のクルマみたいに無意識に
握ろうとするとスカッと数回空振りしてしまいました(苦笑)
で、〇印部分が・・・確か先代からだったと思いますが、
スイッチ式の電動パーキングブレーキなんですよね~。残念!
私がタイプRを次期車候補に入れない最大の理由です。(笑)
メーターはパーキングスイッチの上にあった走行モード切替によって
ビジュアルが変わる液晶CGタイプ。
コンフォートは黒文字盤に白針、スポーツが赤文字盤に黄色針。
そして・・・
+Rモードになるとタコメーター主体の別グラフィックになります。
これに合わせてエンジンレスポンスやパワステアシスト量、
サスペンションの硬さやエンジンサウンドが変わるというもの。
そしてキーON時に赤バッジが出るセンターモニターには
カーナビやホンダコネクトの他に・・・
新たに導入された走行モード「インディビジュアルモード」の設定画面が。
これは各項目が好みにより設定して記憶させておく事が出来るのだとか。
例えばエンジンレスポンスはスポーツモードでステアリングは
コンフォートモードの軽さが欲しいとか部分部分を好みに出来るそうです。
あとサーキット派の人には嬉しいブースト・水温・油温・油圧を
表示する事も可能。
見易いか?というのは別の話ですが、表示出来ますよってとこでしょうか。。
あと、昔R35GT-Rが出た時に話題になった日本のサーキットを走る際、
そのコース限定で180kmのリミッターが解除される機能が付いてます。
(コースはJAF公認コースで場所を離れるとリミッターONに)
あとホンダコネクトと連携して車両トラブルや事故の時に
センターと会話するボタンもタイプRでも付いてました。
ちなみにETC2.0の車載器も標準装備で付いてました。
そんな機能を見つつ試乗コースへ。
公道では過激過ぎる+Rモードは不要と営業さんに説明されましたが、
短い試乗コースで1つ1つのモードなんて味わってられんわ!と
すぐに+RモードをONにして走行。
踏んでみましたが、言われるほどの過激な部分は味わえず・・・
というのが印象でした。
このモードでも個人的には脚はしなやかで良い感じかな~?
メーカーが車体と一緒に開発したのだから当たり前ですが。
結局、市街地の幹線道路を走ったぐらいでは何も・・・ねぇ。(^^;
エンジンは2.0L VTEC TURBOで歴代最高出力の330ps、最大トルク42.8kgf-m。
1430kgの車体を加速させるには十分なパワー。
私が注目したのはココ。
電動タイプのアクチュエーターを採用していてECUにより
細かなブースト制御を実現しているそうです。
負圧&スプリング利用の従来式よりも唐突さが出難く、
間違いなくスムースで乗り易いかと♪
オプションパーツカタログも頂きましたが・・・
人気パーツはこのカーボンリアスポイラー。
結構納期が掛かるみたいです。
表面をよく見ると赤いポリエステルを編み込んだ
ハンドメイドのリアルカーボン仕上げ。
ウイング下面には私が乗ってたランエボ8MRでもリアガラス上部に
採用されていたボルテックスジェネレーターの様な空力での効果発揮する
細かな鋸歯形状を採用するという芸の細かさ。
純正のちょっと丸いリアスポよりもシャープになる事でより迫力が増します!
試乗後、お茶をしつつ軽く見積りを出して貰いました。
現代のスポーツカーとして内容を考えればバーゲンプライスなのかな?
もう1つのターゲットでもあるGRカローラ、特にモリゾウエディションなら
明らかにこの価格を軽く超えてくるでしょうから安いと言えるのかも??
左下は頭金なしの残クレの一例。
5年後、227万で買い取ってくれる前提ですね。
まぁ、昨今のスポーツカー事情からしたら
普通に売った方が高くなりそうですが。。(^^;
私だったらホンダの生産スパンを考えて2年後にオーダーして
3年待ちくらいで納車されるのがファイナルエディション。
それを1年で手放せば元値以上にはなりそう。
って、投資対象にしか見えなくなってる。。(苦笑)
まぁ、そんな試乗記でした。
■オマケ
お店には生産終了しているこちらも展示されていましたが、
さすがに試乗は出来ませんでした(笑)