2月だったろうか 、夜中に茶の間 (1階) で座っていたら
タン . . . . . . . タン . . . . . . タン っと、何かが落下した音が聞えていることに気が付いた。
耳を澄ませて聴く . . . . . . . けっこうな間が開いてではあるけれど、連続して
. . タン . . が聴こえた。
懐中電燈を手に隣の和室へ行き、天井を照らしながら端から端まで観察。 この部屋は引っ越して来てから数年間も雨漏りに悩まされた。 すっかり原因箇所を直したし、再発したにしてもこの部屋でなら対応はわりと楽にできる気がする。
懐中電灯で天井を照らして眺めている間にも
. . タン . . が聴こえた。この部屋ではないな。
. . タン . . 最初に気が付いた時よりも遠くから聴こえる。 座っていた茶の間ってことか?
再び茶の間の椅子に座り、音源の方向を探る。
床に光って見えるとこがある。
そちらへ歩くと、床に少し溜まった水が広がっていた。
その真上 ( 天井 ) を見る。 天井の壁紙 ( 天井紙? ) の貼り合わせ目から 水滴が膨らんで落下しようとしているのが見えた ( ̄_ ̄
水滴の 壁からの位置関係をメジャーで測る。
天井紙の貼り合わせ目から、原因箇所をおおよそ2m角くらいで推察。
幸いにも、おそらく原因箇所はバルコニーであろう。
2階に上がり、推察した2m角のうちの室内側を観察 . . . 外だね。
外 . . . . バルコニーは1mほどの積雪。
今は夜。 でも、朝になったからといって天気が良いとは限らない。
今は夜。 だけど、吹雪いてはいない。雪も降っていない。
やるかぁ ( ̄△ ̄
推察範囲よりも1辺あたり1mくらい広く除雪。
バルコニーに敷き詰められた硬質な防水シートが傷つかないように、防水シートの上には樹脂製の網目状のスノコが敷き詰められている。スノコは30cm角くらいのが互いに連結されている構成。新品なら、真夏に斜め上方向へ引っ張れば連結が外れると思うけど、ここ数ヶ月も真冬の氷点下に雪の下になっている物だから、力づくでは割れてしまうことは想像に容易い。
一つ一つ、繋ぎ目を指で外していく . . . . 凍える (;_;
スノコの下になっていた雪も除け、濡れていては見えないからタオルで水気を吸い取る。
日中も氷点下だけど、積雪の表面は陽射しで少し融けるし、家の壁も陽射しで温められて少しだけ氷点下からは脱する。手で触っていられないくらいに冷たくても 面に接した雪は融ける。融けて水になって、積雪の下には薄く水が溜まる。それが、防水シートの亀裂や穴から屋内に染み行ってしまう。
亀裂と言ったって長さは数mmでも水は入るし、
穴と言っても直径は1mmもなくても水は入る。
乾いたタオルを何枚も使って流れてくる水を拭いながら、懐中電燈で照らしながら亀裂やら穴やらを屈みこんで探した . . . . . 小さな穴かもしれないのを発見。
疑わしいけど、塞いでみないと何も判断ができない。
プチルゴムの補修用シートを疑わしい範囲よりも かなり大きめに切って貼り付ける。
暖かい季節なら粘着度が高いので 一回粘着面を置いてしまったら剥がせなくなってしまうような代物だけど、いかんせん真冬。 粘着面を防水シート上に置いても貼り付かない。ヘアドライヤーで過熱してから置くも、やっぱり圧迫すると少し動く。気泡を抜くようにゴシゴシし、さらに補修用シートの周囲を耐水性のある粘着テープで覆うように貼り付けた。
結果が判明するのは数時間後。 穴を塞いだとて、既に屋内に入ってしまった水が天井から落ち切るまでは、補修が成功したかは判らない。
水滴の落下地点に、柔らかなタオルを被せたバケツを置いて朝まで放置。
そして朝 . . . . 駄目じゃん (;_;
穴だ として塞いだ穴が貫通していなかったか、まだ他にも穴があったか・・・。
雪が舞う中、昨夜の箇所を確認。 補修用シートは貼り付いてくれているようだ。
再び亀裂や穴を探す . . . . . . 無い。 ど~見ても無い。
可能性としては、壁面(壁板)の下端にある隙間の先。 隙間の奥は、陽射しも当らないし、人が触ることができる所でもないので劣化はし難い。可能性としては低いけれど、他に何も発見できないのだから・・・。
隙間の奥行は1~2cmだが、高さは指先がギリ入るくらいしか無い。壁板の下端を覆っている高さ20cmくらいの部材を外せば真上から触ることができる。でも、真冬にその部材を外すことは と~ってもハードルが高い。
疑わしい範囲の端から、指先を挿し入れて感触を・・・
ず~っと2mほど移動しながら感触を . . . . 1ヶ所だけ少し・・・。
再び、少し違和感のあった所を指先で . . . . 少しだけ段差を感じる。
場所は、前夜にパッチを貼った先。
補修シートでは、奥まで挿しいれても上から圧をかけられない。 補修シートの厚みで、もう指先も入っていけないくらいしか隙間が無い。
ん~ . . . . . 簡易の簡易で、コーキング材を指先に付けて 段差を埋めるように塗り込んだ。それから、段差の上にコーキング材が盛られように . . . って見えないからどうにも難しい (-_-
午前中にうちに、床に落下する水滴は ほぼ無くなった。
それでも、1時間に2~3滴は落下するので、天井紙の湿ったとこにティッシュを貼り付けて水気を吸い出した。 翌朝には、ティシュが湿ることもなくなった。
が、
いかんせん、簡易の簡易。
コーキング材が熱で変形しただけでもOUTだろう。
春になったら . . . . いや、プチルゴムの補修用シートが確実に貼らさる気温になるまでは待とう。
北海道に梅雨は無いというけれど、たぶん梅雨の定義から外れてしまうだけで、雨の多い季節はある。なので、言い換えれば、雨期?
雨期が過ぎるまで待つ。
ただそもそも、防水シート1枚を通過したら もう天井から滴り落ちるというのは、家屋の設計として絶対に間違えていると思う。つくづく思うけど、
誰が設計しやがった( ̄へ  ̄メ
さて、
いよいよ やらなくては。
予報での最高気温は28℃。 午前8時半から作業開始。
せっかくなので、冬に簡易補修をした辺をバルコニーの端から端まで確認。
網目状のスノコを端から端まで . . . . . 2枚目で爪を一つ折ってしまった。
雑過ぎたのね。屈みこんで丁寧に丁寧に ちまちまちまちま . . . . . 30分もかかってしまった。
壁板の下端を覆う部材を固定したネジを全部抜い . . . . 何ヶ所も馬鹿になっていて抜けない。 このあたりが、住宅でありながら半工業製品であるこの家屋の嫌なところだ (-_-メ
要らぬ時間を食われながら、次は箒で丁寧に丁寧に . . . . 砂 ・ 虫 ・ 謎な・・・。
雑巾に下ろしたタオルを バケツの水で洗いながら防水シートの上を拭く。
苔のようなものも丁寧に拭いてしまわないと防水シートの状態を観察できないから、丁寧に丁寧に。
背中が熱い。
髪は、白髪を黒く染めなくなった影響なのか、あまり熱くなっていない(笑
移動する度1に屈伸するためか、けっこう腰にくる (0_0
まずは、忘れてしまわないうちに、冬に簡易補修した箇所を。
簡易の簡易で盛ったコーキング材を丁寧に除去。
さて、
冬に貼ったパッチ ( プチルゴムの補修用シート ) はがっちり貼りついていた。
指先の感触でしか確認できていなかった部分は、
お~、間違いなく裂けているね。
新たに、広めにプチルゴムの補修用シートを貼りつけ、ローラーでがっつり圧迫した。
念のため、パッチの周囲に コーキング材もパッチによる段差を埋めるように塗り込んだ。
他にも3箇所ほど疑わしい亀裂っぽいとこや穴っぽいとこを発見し、これから劣化が育ってしまっても水が入っていかないようにパッチを貼った。
パッチが貼り付いたことを確認したいので、30分ほど放置しつつ休息。
いったん茶の間で椅子に座ってしまったら、立ち上がり難くなってしまった。
ふくらはぎ に違和感 (=_=;
30分の休息後、施した箇所を点検し、外してあった壁板の下端を覆う部材を戻す。
固定のネジが入っていかない。これが最も嫌な作業だ ( ̄へ  ̄メ
さてさて、
簡易だった補修を少しまともに補修し直した。
もしかしたら、反って雨が降ったら漏れるやもしれない。
予報では今週、1日だけ雨の日がある。
ど~なりますやら ( ̄▽ ̄
余談だけど、
陽射しに負けて疲れたんでしょうね。 片付けを終え、ぬるめに沸かした風呂に入り、茶の間でうたた寝をしてしまったら、右足がつった ( ̄□ ̄ . . . こむら返りってやつ?
一夜明けたら 両脚の ふくらはぎ が痛い。怖くてクルマの運転ができない。
ホント 、痩せなかんです (;_;