今朝の最低気温は、
氷点下12℃。
さっむい (;_;
今日は最高気温が
プラス になるとの予報なんだけど、本当かなぁ・・・。
2号機 ( DJデミオ ) の
車検整備中の代車は、マツダ2 だった。
履いていたタイヤが、ダンロップ
WINTER MAXX02 だった (^_^
WINTER MAXX には乗ったことが無かったので、走らせることを楽しみに朝を向かえた。
夜明け前、フロントガラスに少しだけ雪が載っていた。
ほぼほぼ降らずに夜が明けてくれそう。 これはきっと、試乗日和 (^_^
が、
夜明け少し前から、雪が とーとー と降り出した。
風は無く、視界の限りでは 空から地面まで 真っ直ぐに雪が落下している。
密度が濃いから視界が悪い。
午前8時 ↓ 。
真上から落下してくる雪が、サイドガラスまで覆ってしまった。
ドアから屋根までが 絞られていることが良く解かる ・ ・ ・ ・。
わずか3時間ほどで 10cm ってとこかしら ( ̄_ ̄;
住宅街を抜けて風が吹いていたら猛吹雪になってしまうだろうから、降雪が弱まるまで 出かけるのを待つしかなかった。。。
増えていく積雪を放っておこうか迷う。
予報では、明後日あたりには最高気温が プラス になると言っている。
このまま放置しておいても、その暖かい日が来たら融けてしまうのではないかしら?
が、
放置を諦めた。
どうせ 2号機が車検から戻ってきたら、駐車場所の除雪をしなければならないのだから、その時の手間を減らす意味でも積雪は減らしておいた方が良い。
ということで除雪をした。
とりあえずは、1時間もかからなかった。
ようやく、代車の マツダ2 で出発。
走り始めて早々に、左手の親指が戸惑う ・ ・ ・ ・ オートクルーズが無いんだった・・・。
一応程度の量ではあるが、交通量の多い道を走りながら考える。
フロントガラス越しに見えている この様子からして、いつもの周回路は視界が無いだろうな。
何処へ走りに行こうか ・ ・ ・ ・ ・ 。
そんな事を考えながらの
WINTER MAXX02 の印象は、停止 も発進も悪くない。
特に発進は粘り強さすら感じる。
一方で、何だか左右に細かく揺さぶられる様な動きを感じて ちょっと不安になる。
悩んだ末、マツダディーラーさんでの試乗コース方面へ行ってみることにした。
緊張感を途切れさせないように、ダルファー ( Dulfer ) を鳴らしながら走る。
Dulferって、娘さんの方じゃなくって お父ちゃんの方ね (^_^
小山を登る。 幹線よりは、かなり路上の雪が多い。
やっぱり、2号機の BS_VRX2 に比べても、以前に借りたマツダ2での BS_VRX2 に比べても 左右に細かく動いてしまう感がある。
パワーをかけている間は、直進方向の力が勝つためか あまり気にならないが、微妙な操作時には 特に気になってしまう。
エンジンが元気良く回っているのでギア段数を確認したら、3速に入っていた。
2号機に比べてトルクの小さなエンジンなのだから当然なのだけど、本当に細目にシフトチェンジが行われるミッションである。 良い事であって、決して悪い事ではない。
ただ、何速に入っているのかが判らないというか、自分の予想と違っているかもしれないというのが、2ペダル車の怖いとこだよね (=_=;
時々 疑問に思うんだけど、大パワーな2ペダル車に乗っている人らは、自車が今現在に路面とどんな状態で接触しているのかを把握できて走ってるんでしょうかね?
非力なエンジンながらも
づるづる になって
うにうに してしまっている雪上で、
試しに踏み増してから、ス っと抜いて様子を視ると、随分とフロントを巻き込んだ。
2号機での感覚でした予想を超えて、大きく巻き込む。
左右両方の転回で確認したが、アンバランス。 左右方向に均等ではない。
状況に由らず、前輪は微妙に右へ行きたがっているらしかった。
だいぶ慣れてきたので、いったん前輪を外へパワー過多ではらませてから、細かくタックインで戻して曲がって行く・・・・・・やっぱり微妙に右へ行きたがる。
次に、パワー過多で前輪をはらませ、さらにかけて後輪優位な駆動バランスにしてからの戻しで 様子をうかがう ・ ・ ・ ・ ・ やっぱり右へ右へと行きたがる。
ん~、このタイヤって、妙な癖が出てるんじゃないかしら?
私自身の癖を無効にするために、ABSの作動領域に任せてみた。
操舵は左手の指でつまむ様にして支えるだけ。
カーブでABSが発動するまで踏んで、路上の雪がタイヤで
グッグッグッ と溜め込まれて最後に
フ っと解き放たれる瞬間、左カーブででも右カーブででも、前輪がちょこっと右へ弾む様に動いた。
どうやら やはり、私の操作の癖というわけでは無いらしい。
主にはタイヤの特性だろう。
IN/OUT指定 のタイヤなのかな?
前輪の挙動ばかりが目立って 後輪があまり主張してこないのは、脚の特性に由るものであって タイヤに由るものではなかろう。 タイヤの微妙な特性を打ち消すくらいに後脚が鈍感なのは、私にとっては既に確定している事実でしかない ( ̄_ ̄;
あまりに視界が悪くなってきたので、広い駐車場にしばしの避難。
ぽつぽつ と先客がおられた。
悪天候の日には、避難できる公共性のある駐車場は本当にありがたい m(_ _)m
駐車場の中は、周囲の地形が風よけになっているのか、ずいぶんと穏やかだった。
走り始めてから やけに早く 前方カメラからの映像が真っ白になってしまったので、フロント周りの雪を除けながらカメラを探したら ( 確認したら )、こんな
↓ 位置にあった。
ナンバープレートの すぐ上。
プレートの上端に載った雪が成長したて、カメラを覆っていた。
雪が貼り付き易い場所だし、雪の逃げ場がどこにも無い。
な~んで こんな位置にカメラを置いたの (-_-???
マツダの開発部隊に問えば、
「
中央に置いた方が、画像処理での補正が正確だから 」
とか、
「
細部までも シンメトリーなデザインの美しさを ・ ・ ・ 」
とか言い出しそうだな ・ ・ ・ ・ アホか。。。
リアカメラは、2号機と同じ位置にある。
ここも冬には良くはないのだけれど、他に良い位置も見当たらないから まぁまぁまぁ・・・。
10分ほど退避させていたっだいてからの、再スタート。 幹線道路を目指した。
幹線道路を走らせながら気になったのは、タイヤではなく純正装備の設定状態。
ワイパーが、
間欠動作時間調整可能モードになっていない。 雨滴感知での自動調整モードになっている。
降雪の状態や 風の状態に合わせてワイパーの間欠時間を調整しながら走りたいのに、雨滴感知の自動モードになっているから 調整を試みても ちっとも私の意志・意向と合わない (-_-メ
数日だけ借りたクルマの設定を勝手に替えるわけにもいかないしなぁ。。。
ヘッドライトが、
当たり前なんだけど、純正レバーの Autoポジション有りのレバーが付いている。
Autoの位置が邪魔。 ついつい勘違いをして、OFFにしているつもりでAutoになっていたり、ヘッドライトONのつもりで車幅灯だけが灯っていたりしてしまった。
これが嫌で、2号機は Auto無しのレバーに交換してある。
ちなみに、
Autoにしていると、吹雪いてもヘッドライト ( 車幅灯 ) が灯っていることを示すインジケーターすら灯らなかった。 降雪エリアに適応したAutoの設定で出荷してくれないと、無灯火で走る奴が増えるばっかじゃないかと思えてしまう。。。
アイドリングstopが、
ちっとも準備OK にならないなぁ。 2号機でもならないから、私の運転が妙なのかなぁ・・・。
しかし思い出した。 今時の stopインジケーターは、ブレーキを踏み込んでエンジンが止まる寸前からだけ灯るんだった。 で、試したら、
ん~・・・・・慣れの問題だとは思うんだけど、
でもやっぱ、この設定だとインジケーターの意味有るのか?????
止むこと無く雪は降り続け、路上の雪は
どんどん増え、クルマの挙動が不安定になっていった。
時折、クルマが悶える様に うにうにした挙動を示し始めた。
これでは遠くへまでは行けそうになかったので、出発から2時間と経たずに帰宅した。
最後の30分くらいは すっかり挙動になれてしまい、頭なのか体なのか判断が付かないが、微妙なタイヤの挙動を予測して対応してしまっていたらしい。 右へ右へと行きたがる動きを許容してしまっていたり、打ち消してしまっていたりで、明確には感じられなくなってしまっていた。
出発から わずか2時間ほどでの帰宅。
出発前は 3時間で10cmくらいだったから、走っていた2時間では このくらいだわなぁ。
ん~・・・・出発前にした除雪作業が まったくの無駄だったと思えてしまう (;_;
そこ
↑ から わずか30分後。
あれっ、雪面に代車の影ができている。
晴れてやんの(0_0メ
翌朝、晴れていた。
車検整備が終わるのは午後の予定なので、午前中はフリー。
返す前に 代車に もう少しだけ乗ろう。
ざっと除雪を済ませてから 代車を見て思う。
やっぱ間違えてるよ、ここ
↓ に置くのは (-_-メ
ナンバープレートの上に載った氷が、出発前に既に落とせない。
いったい何を使って氷を落とせばいぃの?
ボデーやガラスから雪・氷を除去する道具じゃ無理よ。
狭いとこを狙って ガンガン 叩くわけにもいかないしさ・・・。
ここから あっという間に着雪が成長してカメラが使えなくなるよな。
ちなみに、↑ の状態ですら、路上を走った状態でのカメラからの映像はこうなっている。
既に 駄目だよね。。。
車道は綺麗に除雪されていた。
細かな凸凹は有るけれど、ほぼ平らな道。
ヘッドアップ ディスプレーに表示された速度だと違反になるけど、実際にはタイヤが空転しながら加速している状態での表示だから制限速度未満です (笑
軽い空転を伴いながら、やっぱり少し直進性に疑問を感じる。
前には出るし、止まりもする。でも、凸凹をタイヤが積極的に いなす 様子は感じられない。
だ~れもいない道で、両手を放して ABS を作動させてみた。
ゴッ ゴッ ゴッ ゴッ ゴッ ゴッ とのポンピング動作でブレーキが解放される短い時間に、
舵輪が、
グッ グッ グッ グッ グッ グッ 右に少しだけ向いては すぐに戻るを繰り返す。
圧雪路 、硬く凍った雪上 、アイスバーン で試したけれど、何処でも結果は同じだった。
舵輪が左へ向こうとしたことは無かったし、
舵輪が左にも右にも向かずに 真っ直ぐを維持したことも無かった。
本当にタイヤかなぁ?
左右の前脚でトーのバランスが崩れているとか??
でも、前タイヤに負荷がかかっていない状態では、 手放しでも真っ直ぐは走るんだよな。
ん~ ・ ・ ・ ・ もろ手を挙げては褒められない 微妙な挙動だなぁ。。。
WINTER MAXX02 の印象は、総じて悪くない。
3号機 ( NBロドスタ ) に履かせている
TOYO GARIT G5 に比べたら
格段の高性能だろう。
でも、BS_VRX2 に比べると、ちょっと走り難いかもしれない。
ただし勿論、
VRX2 と比べるなら、
02 ではなく
MAXX03 を引っ張り出すべきだろう。
ますます
MAXX03 への興味が膨らんだ (^_^