さて、
2月の道東往復。 なかなか天候が読めず、月の最終日近くになってしまった。
深夜に雨が降り出した翌朝。
午前5時半に2号機 ( DJデミオ ) を始動した。
さてさて、
2号機の周囲は、いったん雪がザクザクになり、それが再び凍り固まった様子。
道路から少し高くなった庭先から、前輪の片方を道路へと下ろした。
てっきり、前日のシャーベットが再び凍っていて、その上にタイヤが乗っかるとばがり思っていたのだが、
ズズズズ って感じでタイヤがめり込んでいった。
車外温度を確認すると、+1℃ であった。
カッチカチ には凍らず、ガサガサ程度にしか凍っていないらしい。
前輪を左右ともに道路に下ろしてから舵を切って曲がりつつ後輪を道路に下ろすのだが、切った舵輪にも抵抗を感じる。 4輪全てが道路に下りたが、なんだかもの凄い抵抗を感じた。
田舎の小さな住宅街を抜けるまで、そー っと進むべきか、気にせず ダー っと加速すべきか迷ったが、ダーっと加速すべくアクセルを踏んだら前輪の抵抗で後輪が暴れた。 完全に「
4駆でなければ前に進めない 」 と2号機自身が判断をしていた (0_0;
こりゃー、もしも3号機 ( NBロドスタ ) で道路に出ようとしたら、後輪が道路に出る前に身動きできなくなるだろうな・・・。
さてさてさて、
午後3時くらいに帰宅した。
余談だけど、近所で給油したら、軽油なのに
151円/L もした。
軽油が 151円 って、なんだそりゃ (0_0
交通量の多い道から 我が家へとつながる道へ進入したら、
轍 ( タイヤ跡 ) が2本しかなかった。
真っ白な道に、午後3時なのに轍が2本しか付いていない?????
とりあえず、
ヤバそうだと思い、2号機の前輪を轍に合わせて進入した。
そしたら、舵を切っても轍から脱出できなくなってしまった。
舵を180度回しても、そのまま前進するだけ。
どう見ても ガチガチ には凍ってはいない。 シャーベット状態にしか見えない。
なのに、どう操作してもタイヤを轍から脱出させることができなかった ( ̄□ ̄;
まぁ、いーや。
とりあえず、そのまま進んだ。
轍は、真っ直ぐには付いておらず、何故か緩やかに蛇行している。 その緩やかな蛇行に勝手にオンザレールしてしまう。 これでは対向車が来たら正面衝突 (;_;
そうして、自宅 ( 庭の入口 ) を少し通り過ぎてから頭を捻って向きを変えて、尻からリバースで庭に進入 ・ ・ ・ ・ できない。 というか、頭を捻れない。
ここまで来ても、操を切っても車体の向きが変わらない。
停止状態から切っても、微速前進で切っても 向きが変わらない (0_0;
前進が駄目なら、後退で ・ ・ ・ 操を切ってバックしても ただ真っ直ぐ後ろに下がるだけ。
自分のクルマで、自分の家を目の前 ( 横 ) にしているのに家に入れない ( ̄▽ ̄メ
あった~きた。
めいっぱい舵を切って、その場で車体を回す勢いで
ふん!
なんとか向きは変わったが、そこから思う様に動けなくなってしまった。
トランスファーから異音ではないかと思えそうな音が聴こえる。
そうとう無理が4輪にかかっているっぽい。
電子制御の4輪駆動。 現実とプログラムとの間で機械が葛藤しているのだろうか?
広島県在住の設計者には想定外な動きを北海道で求めてしまっているのだろう ( ̄▽ ̄;
ズズズズ ではなく
グググググ と唸りながら、どうにか庭に進入できた。
画像の奥側から手前に進んできた。 何故か轍が蛇行してる。
画像の左斜め下方向が、我が家の庭。
シャーベットの厚みは10cmくらいしかない。
何故これで( ̄_ ̄??? . . . . . と思い、
玄関で長靴に履き替えてからシャーベットに足を踏み入れてみた。
そしたら、踏み込む足が真っ直ぐには路面にまで達しない。
何故か、1歩1歩が斜めにシャーベットに食い込んでいく。
表面は柔らかいが、中の方に芯があるというか、固い小分けされた塊を感じる。
まともに歩けなかった。シャーベット状態はそういうものだと言われてしまってはそれまでだが、これはちょっと度が過ぎる。 シャーベット表面から、アスファルト上までの10cm少々に、随分と複雑に硬い部分と柔らかい部分がごちゃごちゃになって体積している感じ。
単純に融けたのではなく、雨粒に打たれたせいだろうか?
手を突っ込んで感触をみても
へー( ̄▽ ̄ って感じ。
朝以上に、これは絶対に 3号機 ( NBロドスタ ) では庭から下りきる前に動けなくなる。
雪の層が10cmくらいしかなかった道路だから こう だけど、
例えば札幌市内の住宅街の中通りみたいに、アスファルトから30cm とか雪の層ができてしまう ( そこまで放置してしまう ) 道路だったら、どうなってしまうんだろうね?
そして一夜明け、早朝に除雪車は走ってくれなかった (;_;
薄明るい中、昨日の痕跡がそのまま凍って固まった姿で残されている。
日中に0℃近くまで気温が上がったら、昨日の状態が再現されだろう。
今はまだカチカチで、家庭用の除雪機では刃がたたない。
かと言って、完全にシャーベットにまで融けたら除雪機では飛ばせないだろう。
だが手作業で処理できる量ではない。
程良く柔らかくなった状態を見定めて除雪機で処理しないと、
家からクルマで出られないぞ・・・。