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2020年06月20日 イイね!

赤煉瓦とグルメと…

赤煉瓦とグルメと…前回の記事からの続きです。

…福知山駅を出発し、次の目的地へ…今回のお出かけのテーマは私の好きな「歴史」と「グルメ」に加えて「海」。

外出自粛中、久しく見れなかったのは「海」でした。
ですので、解除されたら一番行きたかったのも、海のある場所です。


で、海といえばやはり「海鮮丼」(!)、こちらも久しく味わっていません。ということで、海鮮丼をいただきに向かうは道の駅「舞鶴港とれとれセンター」。

福知山から舞鶴まで、まだ時間も早いので、由良川沿いに出て大江山の近くを通ろう、と思っていたのですが、ナビの設定ミスなのに気付かず、気づけばR27方面に走っていました。
仕方なくそのまま進んでいきますが、西舞鶴の市内に近づく頃から渋滞・・・この混雑はそのまま道の駅まで続いていました。
渋滞中、よく見ると他県ナンバーのクルマも目立ちます。道の駅も、案の定混雑気味…何とか車を停めていつもの海鮮丼のお店に向かいます。
お店はまだそこまで混雑していません。ならば今のうちに…とすぐに注文。
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この時だけマスクを外して黙々と戴きます。

今回いただいたのは鉄火丼。久しぶりのマグロは・・・やはり美味しい・・・!

一気に平らげます。

ちょうどお昼時にさしかかる頃…両側の席も埋まり始め、食べ終わる頃にはお店にも行列ができはじめてきました。

食べ終わって早々にお店を後にします。道の駅内の市場も結構な混雑。お店の人はもちろん、訪れる観光客もほぼ全員マスクをしていますが、ソーシャルディスタンスを考えると長居するのはまだ避けたいところですので、足早に車に戻ります。もちろん、入る時も出る時も備え付けの消毒液で入念な手指消毒は忘れません。



この先は、新型コロナと共存する生活が続きますが、観光客にとってもお店にとっても、楽しいお出かけができてたくさんの観光客が来てくれるために、色々と考えていかないといけないのでしょうね…
駐車場にも駐車待ちのクルマの列ができ始めた中、私は道の駅を後にします。そういえば、海鮮丼以外の写真を撮るのもすっかり忘れていました。

お腹は満足、次に向かうは、「舞鶴赤レンガパーク」…そう、近代遺産が好きな私にとって、明治~昭和初期の赤レンガ造りの建物は非常に魅せられます。
舞鶴港の赤レンガ建物は、いつも通るたびに目にしていたのですが、なかなかじっくりと見ることのできる機会がなく(9年前の舞鶴街歩きでも近くまで訪れたのですが、その時はまだ開園前で、おそらく外から眺めただけだったと思います)今回の行程の中でようやく組み入れることができました。

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駐車場にクルマを停めます。

ここはもともと、海軍の設備として明治~大正の頃に建てられた10棟以上の倉庫群がそのまま残されており、今では一部の建物内部が博物館やショップ、レストラン、イベントホールなどに改装されて使用されています。
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こちらは、まだそこまで観光客の姿は多くありません。

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これだけの赤レンガの建物を見て回るのも久しぶり。写真を撮りながらぶらぶらと歩きだします。

舞鶴湾に停泊する自衛隊の艦船を眺めつつ、まずやってきたのは「赤レンガ博物館」。ここだけ、他の赤レンガ倉庫群と少し離れていました。
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館内を見学します。
展示テーマはずばり「赤レンガとは」。レンガの歴史から製造工程に始まり、全国にある赤レンガ近代建築の建物が紹介されていたりで、興味は尽きません。
日本遺産にも認定されている旧軍港の都市(佐世保、横須賀、呉、舞鶴)の紹介もあります。これらの街は近代遺産も多く、私も興味深く街歩きをしてきた所ばかりです。

じっくりと見学した後、再び港を眺めながら倉庫群の方に戻ります。港内からは、遊覧船も出ていました。

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木製の電柱や電灯も、当時のものそのまま、です。

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敷地内では、何軒かの食べ物の屋台も出ていて、美味しそうな香りも流れてきます。しかし、そこを少し離れると、人も少なく、静かな空間に赤レンガ倉庫が並び、昔に戻った気分になれます。
写真にある石畳も当時の運搬路が発掘、復元されたものです。

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反対側の駐車場まで行って、また引き返します。

今度は各建物の内部を見学。
それぞれ、市政資料館やお土産物のショップなどになっていて、こちらも楽しく見学。併設されたレストランでは、海軍にゆかりのあるカレーや肉じゃがなども戴けるようです。先程、海鮮丼だけなのでまだお腹に余裕はあり、どうしようか、ちょっと迷うくらいでした。

今回、ようやく訪れることができた赤レンガパーク、私のような近代遺産好き、レンガ造りの建物好きにはとても魅力的な施設でした。
大満足です。

舞鶴を後にします。

R27を東へ…舞鶴市内を抜けると、クルマの流れも良く、快調。天気もよくなって、若狭湾の鮮やかな青色の海を左側に眺めつつの、久しぶりで気持ち良いドライブです。
以前、ドライブラリーのコース作成で訪れたあたりを通って懐かしんだり、途中、小浜の街では少し寄り道して車の中から街歩きを楽しんだり、と、久しぶりのお出かけをゆっくりのんびり過ごし…そのまま下道で敦賀市内までやってきました。

時刻は16時近く。ここで夕飯にします。
敦賀、というか福井といえば、ヨーロッパ軒のソースカツ丼が思い浮かびます。実は、そのお店の営業時間に合わせて、この時間に到着するように考えていました。

それでも、少し早かったせいか、R27に近いお店はまだ営業前。敦賀駅近くの「駅前店」に向かうと、こちらは営業中でした。

まだ時間も早く、他にお客さんがいない中で、定番のソースカツ丼を注文。

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こちらがソースカツ丼。大きなカツが3枚も載っていて、蓋がしまらない状態で運ばれてきました。これは食べ応えがありそう…

ソースが沁みたカツは、揚げたてで熱々のサクサク…衣の香ばしさと豚肉の赤身の旨味、脂身のコクや甘味が混然一体で口の中に広がります。久しぶりに戴きましたが、本当に美味しい!箸が進む進む…。
とはいえ、ボリュームいっぱいで、さすがに途中でお腹が膨らんできます。しかし、美味しさは変わらず、最後まで完食!!
この満足感は何物にも代えがたいです。

とはいえ、もうこれ以上何も入りません。舞鶴でカレーや肉じゃがを口にしていたら、食べきれなかったことでしょう。

この後は、再び「赤レンガ建物」を求めて、金ヶ崎緑地へ。

その昔、大陸と行き来する船が寄港する敦賀港にある金ヶ崎緑地。ここも私のお気に入りで、敦賀に行くと、たいてい立ち寄ります。

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ここにも、敦賀港が華やかなりし時代の赤レンガ倉庫が残されていて、近年整備されてレストランやショップが内部に設けられています。
さすがに夕刻で、観光客の姿もわずかでした。

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建物に並んで、旧国鉄の気動車(キハ28)も。
小浜線の急行などで活躍した、とのことです。近くには旧敦賀港駅舎もあり、明治~昭和時代の鉄道事情も知ることが出来ます。

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夕暮れの敦賀港を眺めます。昔は、ここに大陸からの船がやってきては、ここから列車に乗り込んで日本各地へ。また、日本の各地からここ敦賀港にやってきて、遠く中国、ロシア、さらにはヨーロッパを目指して人々が船に乗り込んで行ったのでしょう。
ずっと眺めていると、そんな当時のことを色々と想像してしまいます。

そんな遥か異国の地へと続く海が、今すぐ足元に見ることができます。

久しぶりの海は、久しぶりにお出かけすることのできた私の気持ちを表したかのように、静かで、穏やかでした。

Posted at 2020/06/28 20:40:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2020年06月20日 イイね!

「久しぶりの街歩きはまだまだ対策も厳重でした…」福知山散歩

「久しぶりの街歩きはまだまだ対策も厳重でした…」福知山散歩

ご存知の通り、6月19日から、都道府県を跨いでの移動自粛が解除されました。

もちろん、まだまだ感染防止対策はしっかりしないといけないのですが、まずは一歩、以前の生活に近付きました。私も気をつけながら、少しずつお出かけを再開します。

という事で、再開第一弾で行ってきたのは、京都府福知山市。
大河ドラマ「麒麟がくる」主人公の明智光秀が福知山城を築き、治めた地で、お城を中心に城下町の面影が残っています。

実は、今日の計画はだいぶ前から構想を練っていました。今年に入り、そろそろ行こうとしたその矢先に新型コロナ…外出自粛だけでなく、施設の営業再開、さらには他県からの受け入れが解除されるのを待つより他に無くなりました。
待つこと数ヶ月、スポットの公式サイトで、他県からの来場も可能になった、ということを確認の上、早速ですが、この20日に行くことに決定した次第です。もちろん、感染防止策として、マスクは勿論、消毒用のウェットティッシュなども常備します。

午前5時30分に自宅を出発。交通量の少ない名神高速を西進、京都東ICからR1〜R9へと進みます。
何しろ、会社のある愛知県以外の県に行くのは2月のスイフトお別れドライブで箱根に行って以来。京都の街も久しぶりで、久しぶりのワクワク感のなか、市街地を走ります。

本能寺の変でも登場する老ノ坂を通り、亀岡から京都縦貫道を経由、福知山城の前をいったん通過して、福知山駅近くの駐車場に到着したのは午前9時過ぎでした。

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朝の静かな福知山駅。昔、訪れた時と比べて駅も整備されています。

さっそく、ここから街歩きをしながらお城を目指します。
まずは、駅から延びる「正面通り商店街」へ

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朝も早いせいか、営業前のお店も多く、歩く人も僅かです。

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随所にこのようなフラッグを見かけます。

商店街を右に折れ、ちょっとした繁華街(飲み屋街)に迷い込んだと思ったら、その向こうに公園が。公園に隣接して「御霊神社」があります。

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宇賀御霊大神という五穀豊穣、商売繁盛の神様と、桔梗紋に示すとおり、この丹波の国で善政を施いた明智光秀を祀った神社です。
福知山を訪れたことを報告すべくお参りをした後、さらに歩みを進めます。

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御霊神社から東に延びる「広小路」。
この辺りは江戸時代から栄えていた通りで、電柱の無いすっきりとした街並みには洒落たお店も並んでいて、中には美味しそうなスイーツのお店も。そう、福知山は「スイーツ」の街として売り出していて、市内の随所に美味しそうなお菓子屋さんを目にします。

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広小路から南に曲がると「新町商店街」のアーケード通りが伸びていました。

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時代を感じる、昔ながらの建物も残る通りです。路地の街並みに、洗練された街並み、そして雰囲気のあるアーケード通りと、様々な街並みを楽しむことが出来る福知山の街です。

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新町商店街を抜けると、お城が眼前に見えてきて、ほどなくして入り口に到着。
お城に隣接する美術館が大河ドラマ館を兼ねていて、ここで大河ドラマ館/美術館とお城の入場券のセット券を買い求めます、が、その前に、横に隣接するテントに案内されます。
ここで、チェックシートに体調や海外渡航歴、さらには連絡先と氏名を記入、その後、検温を行います。
(よく見る、おでこに向けてピッと当てるものですが、私は初体験でした)

体温チェックもOK、最後に手指の消毒を行い、ようやく入場券購入口に並ぶことができました。もちろん、マスクも着用していないといけないようです。
さすが、まだまだこれくらいの対策は必要だと思います。

午前中のせいか、観光客の姿は僅か。混雑時には入場制限もある、とのことですが、これならそこまで密になることはありません。
大河ドラマ館と美術館を見学。その後、待ちかねた天守閣に入城します。
外部の印象と違い、天守閣は鉄筋造りで内部は綺麗な博物館になっています。

城内をじっくりと見て回ります。明智光秀が築城したことで有名ですが、江戸時代の大半は朽木氏が藩主として治めました。その朽木氏時代の解説や古文書も多く、興味深く見学できます。

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天守閣最上層からの眺め。

右手にはお城のすぐ横を流れる由良川、白い橋の近くには、明智光秀が水防のために築いた「明智藪」のこんもりとした竹藪が見えます。

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市街地から駅の方向を望みます。

しばらく滞在の後、お城を後にします。やはり、久々のお城めぐりは楽しいものですね。明智光秀のイメージが強い福知山城でしたが、その以降の歴史も学ぶことが出来て有意義でした。
お城を出る頃には、後から観光客が続々とやってきます。見ると駐車場も混雑気味。移動制限が解除されて、本格的な観光ができるようになったことを実感します。

由良川沿いに出ます。明智藪を横に見て、そのまま旧城下町へ。

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旧城下町の雰囲気がよくわかる街並みを歩きます。

ゆっくりと歩き、駅前に戻ってきました。
駅の反対側にも回ります。

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駅前の広場にはSL「C11」が展示されています。
福知山は、国鉄時代から鉄道管理局が置かれていただけあって、北近畿エリアの鉄道の要衝の地でもある、ということを思い起こさせてくれました。

福知山市は以前、ドライブラリーなどで通ったことはあったのですが、歩いたのは今回が初めてでした。立派なお城があって、雰囲気のいい旧城下町もあり、鉄道の要衝でもあるこの街を今までなぜ訪れなかったのか不思議でしたが、今回、待ちわびた街歩き紀行の再開第1弾として、非常に相応しい街歩きができました。

クルマに戻り、次の目的地に向かいます。

長くなりましたので、この後に続きます。



Posted at 2020/06/21 14:11:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記

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