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2023年01月05日 イイね!

【2022→23年冬 遠征記その5】鉄道博物館へ

【2022→23年冬 遠征記その5】鉄道博物館へその4 からの続きです。

正月明けは仕事もハードで、なかなかブログ記事を綴ることができず、前回から間が空いてしまってすみません。

年末の九州から帰宅後、年越しと新年は、自宅でゆっくりと過ごします。

遠征の続きは1月5日早朝から再開。
行き先は、これまでとは逆方向となる、埼玉県大宮の鉄道博物館。やはり一度は訪れてみたい鉄道博物館、ということで機会を窺っていましたが、今回ようやくその機会を得ることができました。

午前5時に出発。朝の二番列車に乗ります。
名古屋駅から新幹線ホームへ。そしてホームの立ち食いきしめんで朝食の後、上り一番列車の「ひかり」で一路東へ。
ちょうど仕事始めの人も多いのでしょうか。スーツ姿の乗客が目立つ中、ラフな格好にウェストポーチ1つの身軽ないでたちで混じります。

静岡駅で、「こだま」に乗り換え。

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新年最初の車窓は、やはり富士山から!

ということで、皆様、本年も私の「おでかけブログ」をよろしくお願いします。

「こだま」は一路、小田原駅に到着。

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ここで在来線に乗り換えます。

久しぶりの上野東京ライン、途中からはほぼ満席の混雑ぶり。車窓からは久しぶりの湘南、横浜、都内の風景を眺め続けます。

やってきたのは・・・
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大宮駅東口。

実は、鉄道博物館の入場券は当地では買えず、予め来館時刻をサイトで予約し、コンビニで発券します。
発券できるコンビニが東口の方が近かったので、こちらに降り立った次第。にこやかなコンビニの店員さんから、「鉄道博物館、楽しんで来てください」と入場券を受け取ります。

ちなみに、朝10時の開場時刻からの入場券はすでに完売、11時入場の入場券となりましたので、まずは早めの昼食。
私の地元には無い、よさげなハンバーガーショップへ。
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ベーコンチーズバーガーセット!
ボリューミーなバーガーに、私の好きなオリオンリングも付いて満足です。

大宮駅からはニューシャトルに乗って一駅、「鉄道博物館(大成)駅」へ。
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駅から博物館までは直結されています。改札を抜けると、どこか、欧州の駅を思わせるような重厚な雰囲気のコンコースと屋根が博物館まで。その間にもいろいろとワクワクさせてくれる展示物が。

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入館。
エントランスホームを抜けて車両ステーションへ。
いきなり、鉄道開業時の世界に引き込まれていきます。

ちなみに、家族連れの姿は多いのですが、そこまで混雑している感じではありませんでした。写真も、タイミングを見れば人を入れずに撮ることができるくらいです。

こちらの車両ステーション、全体的に明るさを抑えた照明が非常に効果的で、単なる車両や設備の展示だけでなく、その車両が活躍していた時代まで再現されています。
一般的に博物館の展示物というと、「すでに役目を終えた物が並んでいる」展示ですが、ここの展示車両は今もまだ、現役バリバリで活躍しているかのような、活き活きとした展示になっているのが凄いと思います。

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このあたりの車両の形式には疎いので1両1両紹介できませんが、ちゃんと光るテールランプと温かさを感じる車内灯がリアルです。

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EF58機関車。こちらは一目で型式がわかります。

私がまだ小学生低学年くらいの頃、近所を走る東海道線の貨物列車を牽引しているのを何回か見たことがあります。塗装は青色の標準色した。

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東京~博多を結ぶ寝台特別急行「あさかぜ」。
こちらは20系客車ですね。
私が子供のころは「ブルートレインブーム」でしたが、そのころは24系客車が中心で、20系はすでに旧式でした。しかし、ブルートレインの先駆けはやはりこの20系ですね。

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その20系客車の最後部内部に。
20系は初めて乗り込みます。後方の展望のあまりもの良さにびっくりしました。
灰皿も懐かしいです。昔の国鉄は、このような灰皿が普通に車内にありましたね。今の若い世代から見たら、想像もつかないことかもしれませんが。

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上野新潟間を走った「とき」

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車内に入ると、走行音とともに車内放送が!

「特急とき号、上野行きです。この先の停車駅は・・・」
昔の国鉄車両に共通する独特な香りと、バネの利いた座面の感触が懐かしいシートに腰をおろし、目をつぶると、まさに昭和50年代の鉄旅の真っただ中に引き込まれます。

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こちらは上野仙台間の急行「まつしま」の車内。
4人掛けボックス型の座席。いまでも地方のローカル線では見かけるタイプです。真ん中のテーブルに駅弁やお茶を載せて、流れゆく車窓をずっと眺めていられます。

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列車案内板好きには興味のある、昔の「幕式」案内板。
列車ごとに1枚に記載されているタイプと、列車種別や行先、時刻の数字が独立しているものがありました。
独立タイプですと、表示がかわるときに様々な行先をみることができて、ついずっと見ていたりしました。

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何気なしに掛けられている車内広告。よく見るとこちらも当時の国鉄の広告ですね。
しかも、今の時期に合わせてかちゃんと初詣の広告になっているところがすごい!

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東海道新幹線のCTC表示盤。子供のころ、テレビか雑誌かで見たことがあったのですが、ようやく実際に見ることができました.。
すべての駅の線路がコンパクトに表示されていて、新幹線の位置が一目でわかります。

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開業当時の東京駅時刻表。
今と比べると本数も少なくシンプルです。

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こちらも字幕回転式。
実際に新幹線で使われているのは、子供の頃、岐阜羽島駅で見たことがあるくらいです。

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「歴史ステーション」へ。
その名の通り、開業時から現在、そして未来までの鉄道の歴史の紹介を時代ごとにいくつかのコーナーに分かれています。

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各時代のコーナーには、その時代の標準的な出札窓口と改札口が設けられています。こちらは一番古い開業当時の出札口。

今回、一番時間をかけたのがこの歴史ステーションでした。おそらく、滞在時間の3分の2はここにいた感じです。
時代ごとの解説のほか、関連する展示も多く、すべてをじっくりと見て回りました。

再び車両ステーションへ。
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こちらは、さきほどから時代が進んで「フラップ式」発車標。
私にとっては、新幹線ホームといえばこの発車標が一般的でした。

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発車案内を見つつ、次は0系新幹線の展示へ。
「超特急ひかり」のサボがいいですね。

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0系の車内。久しぶりに座ってみて、背もたれの角度が丁度良いことにちょっとびっくり。
今の新幹線の座席は、私にはちょっと背もたれの角度が高くて、そのままだと腰に来るので、いつも少し背もたれを倒してしまいます。まるで、最初から調整することが前提となっている感じ。
それもあって、いつも端の方の、なるべく空いていそうな車両、後席に乗客のいない席に座るようにしていました。

しかし、こちらの座席は調節をすることなく楽に座れます。以前はまったく気にしていなかったことです。

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当時の東京駅のホームに本当にいる感じ。大きな荷物を持った着物姿やスーツ姿の乗客、駅弁売りや赤帽さんなどの係員が行き来しているさまが浮かんできます。

こうして、予定時間を大幅に超えて楽しんでしまいました。
鉄道車両の展示にとどまらず、かつての鉄道を通じた日本近代の歴史の中に引き込まれて、これまでとは次元の違う博物館でした。
企画展もありますし、再訪の価値は十分にあります。

帰路につきます。
本当なら、大宮の街をもう少し街歩きしたかったのですが、予定よりも遅くなってしまったので、このまま帰路につきます。

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大宮駅東口を少し見て歩いた後は、再び上野東京ラインへ。

このまま熱海駅まで乗り通すので、少し奢ってグリーン車に乗ります。
2階席から、再び都内、横浜、そして湘南の風景を眺め続けます。
停車してもドアがデッキの外なので、駅ごとの直接の空気感は感じられないのですが、逆に車窓が映画のように違う世界を映しだしてくれるようで、それもまた楽しかったりします。
熱海駅に着くころには周りも暗くなってきました。

ここですぐの連絡で、浜松行きに乗り換え。
静岡県内を走る東海道線はロングシートが多く、なかなか車窓をしっかりと眺められないのは残念。車内は常に席がほぼ埋まる状態で、乗客も通勤通学客が中心。日常に戻ったかのようです。

1つ1つの駅に丹念に停まり、19時少し前、静岡に到着。ここで途中下車して夕飯にします。

日が暮れたことも加わって車窓はしっかり見えないので、車内ではもっぱら静岡駅で何を食べようか、スマホでずっとリサーチしていました。その結果、駅近くの数軒のお店に候補を絞り込み、着いてから実際に見て回ります。
いつもの街歩き遠征でもそうですが、私が夕食の店で最終的に選ぶポイントは、メニュー構成やお値段もですが、いちばんは1人でも落ち着けるかどうか、です。

候補の中でその条件に一番見合ったお店を選び、店内へ。
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名物、静岡おでんで夕食。おでんには生ビール!
その後には天ぷらの盛り合わせと浜松餃子も。

今回の私のお店の選択は正解でした。お酒と料理をじっくりと味わえて非常に落ち着ける雰囲気の中、年末~今回までの遠征をゆっくりと振り返ります。

心地いい酔いのまま、ここからは新幹線へ。「こだま」で一気に帰路につきます。
夜のこだまは乗車率も2割程度でしょうか。車両は最新鋭の「N700S」。後ろはもちろん、周囲に乗客はいないので、背もたれをしっかり倒させてもらい、流れる街の灯りを車窓から見るともなく眺めていました。

こうして、西へ東へと動き回った、冬の連休遠征が終わりました。

Posted at 2023/01/28 23:45:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記

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