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kumayuのブログ一覧

2023年08月18日 イイね!

【2023年夏 遠征記その5】関門散歩

【2023年夏 遠征記その5】関門散歩その4 からの続きです。

中身の濃い一日から一夜明け、下関市内の宿で気持ちよく目が覚めます。
さすがに疲れていたせいか、目覚ましもかけずにゆっくり眠ったおかげで、時刻はすでに7時過ぎ。

今回の遠征もこの日が最終日。夕刻には自宅にいたかったので、それに合わせてこの日の予定を考えていました。

ゆっくりとシャワーを浴びて8時にチェックアウト。


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朝の下関市内を歩きます。

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関門海峡が見えてきました。
今回は駅から反対方向に海峡沿いを歩きます。

朝の海沿い散策は快適そのもの。関門海峡を航行する大小の船を眺めながらのんびり歩きます。


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海響館の前を通ると…

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唐戸市場が見えてきました。
素泊まり宿泊でしたので、朝食はこちらで、と決めています。

場内へ

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2階から市場内を一望。明け方のせりが終わって一般の買い物客がやって来る前の一番静かな時間帯です。
とはいえ、すでに一般客用のお店には、営業開始を待つお客さんの行列ができていました。

市場の食堂は朝から普通に営業しています。
中に入り、魅力的なメニューに目写りしながら定食をオーダー

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揚げたてのエビフライやフグの唐揚げに新鮮なお刺身と、バラエティに富んだ内容でした。どれもおいしかったのですが、さすが下関、特にフグの唐揚げが美味しい!
これならメニューにフグの唐揚げ定食もあったので、そちらにしていたらもっと満足だったかもしれません。

少し離れた席では、女性が1人、ふぐ刺などを肴に冷酒で一杯やっています。
それも悪くないなあ、一瞬と心が動きましたが、いくら鉄道旅でもさすがに朝早くからほろ酔い気分になる勇気はありませんでした。

お腹も満足し、ここからは、

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再び九州へ!

下関と門司を結ぶ交通手段は、関門トンネル、関門橋のほかに、航路もあります。
そこで今回は航路で門司港まで渡りたくて、唐戸市場前から出る乗り場にやってきた次第。市場で美味しい朝食もいただくことができて、まさに「渡りに船」です。

乗船券売り場でチケットを購入し、出航時刻まで待ちます。
ここからは、門司港行きのほか、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な巌流島に向かう航路も出ています。

ファミリーから一人客まで、さまざまな客がチケットを購入し、待合室で出航を待っています。
放送があって門司港行きの船がやってきました。乗り場に向かいます。


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門司港行きの船が到着。

まもなく、反対側に巌流島行きの船もやってくるようで、待合室の乗客がみな乗り場にやってきています。そのほとんどは巌流島行きの方に向かい、門司港行きに乗り込んだのは私のほかに1人だけでした。

乗り込むなり、キャビンの上に。ほどなくして
出航します。
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乗り場や唐戸市場を横に見て、関門橋を眺めながらのクルージング。
海峡を渡る強い風に、写真を撮るスマホも改めてしっかりと持ってシャッターを押します。


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門司港の街が近づいてきて、ほどなくして接岸。
こちらでは、多くの人が到着する船を待っていました。

僅か5分ほどの船旅ですが、今回初めて、海上から関門海峡の風景を堪能することができました。

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久しぶりに、門司港レトロを巡りながら過ごします。

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まずは門司港駅舎へ。
前回訪れた時は改修中でしたから、何年ぶりに見ることができたのか。

久しぶりに駅舎内を探検します。

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今は自動改札機が設置されていますが、まだ以前の改札口も残っています。(利用はされていません)

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出札口と洗面所。
出札口も、一部だけ稼働中の自動券売機が設置されていますが、他は改札口と同じく以前の様子を復元していて使用されていません。駅の機能とミュージアムの機能が融合しています。

一旦、駅舎を後にして周辺を散策。

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三井倶楽部。館内はレストランになっていますが、2階は内部を観覧できます。
アインシュタイン博士がかつて滞在した部屋のほか、林芙美子記念館も併設されていてゆっくりと見学。


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港の中に、まるで海に浮かんでいるかのように近代洋風建築が点在しているのが門司港レトロの特色です。

港を吹く風まかせに「関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)」へ。
ここもお気に入りのスポットですが、訪れるのは久しぶり。


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古き良き時代の、門司の街のとある一日が再現されていて、街の人々の話し声も再現されています。

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門司港駅に戻ってきました。

曇り空ですが蒸し暑い天気、あちこち歩いてきて喉もカラカラ。

駅舎内には旧待合室を利用して「スターバックス」が併設されていますので、ここで一息。

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旧待合室の設備をうまく利用した店内、フラペチーノで喉を潤していると、時が逆戻りしたかのようです。

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いよいよ、帰路につく時間が近づいてきました。

頭端式のホームから発車する列車に乗り込んで、あとは小倉駅から新幹線に乗り換えるだけです。


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いろいろとあった3日間の思い出を胸に新幹線へ。

座席につき腰をおろすと、リュックのポケットに差し込んだ折りたたみ傘が目に入ります。
これだけ雨の影響を受けたはずなのに、今回の旅で自身が傘を使用することはついぞありませんでした。


Posted at 2023/09/02 23:53:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2023年08月17日 イイね!

【2023年夏 遠征記その4】島原鉄道から「かもめ」へ

【2023年夏 遠征記その4】島原鉄道から「かもめ」へその3 からの続きです。





島原駅の改札が開いて、待ち構えていた乗客がぞろぞろとホームに。

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すぐに1両の列車がやってきました。
島原港駅始発の列車で、すでにそこそこの乗車率。
進行方向とは逆向きですが、BOX席の海側に座ることができました。

ここから終点の諫早駅までを約1時間で結んでいます。
島原駅の次、三会駅の先から海を近くに見ることができます。

そして、そこから2つ先の大三東駅は、「海に一番近い駅」として有名な駅。

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大三東駅に到着。
今は干潮の時間帯ですが、満潮になるとホームのすぐ下まで海面が迫ります。島原駅にあったポスターによると、満潮になる時刻に大三東駅に降り立つ臨時列車もあるそう。
私も降り立ってみたかったのですが、次の列車まで待つとこの日が変わる前に宿へ到着できるか微妙なので諦めて、車窓からじっくりと眺めます。

そして大三東駅のもうひとつの名物が、「幸せの黄色いハンカチ」(トップ写真)
黄色いハンカチは駅構内の自販機(ガチャガチャだそうです)で購入し、願い事などを書いてから付けます。

ホームからは柵もなく、まさに海が目の前。あいにくの曇り空でしたが、これが晴れた青空の下でしたら、それこそ衝動的に降り立っていたかもしれません。

海が間近に見える駅はこちらだけではなく、この先の古部駅も海がすぐそばです。
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古部駅からホーム越しに。この辺りも干潟が広がります。

干潟といえば、ここ有明海は遠浅で干満の差が大きく、干潮時の干潟面積は日本一と言われています。
「有明海苔」の生産で有名ですが、ムツゴロウをはじめとして、干潟だけに生息するような生物がもよく知られています。

さらには、防災や農地化のための干拓事業も進められ、「諫早湾干拓事業」という言葉もかつてはニュースでよく耳にしました。
古部駅を過ぎるとその諫早湾干拓のための長大な堤防付近を通り、沿線の看板にも「諫早湾干拓」の文字をいくつか目にするようになります。

この干拓事業についても、これまでは遠い地域のことであまり関心がなかったのですが、帰宅後、興味を持っていろいろと調べたりしていました。こうしてその土地について興味を持ち、帰ってからもいろいろと学んだりできることも旅の醍醐味のひとつと思っています。

車内の様子に戻ります。島原駅からの乗車率は総じて高め。それも地元の人たちの通勤通学客が中心で、諫早駅に近づくころには立ち客の姿も目立ってきました。これならば、列車の編成や運行本数をもう少し増やしても良さそうに思えてしまいますが、どうなのでしょう。

諫早駅の一つ手前の本諫早駅は、市内中心部の最寄駅。ここでも多くの乗客が乗ってきて車内は満員、そのまま終点の諫早駅に到着しました。

ちなみに島原鉄道の運賃の精算は、駅員のいる駅でも降車時に運転士に支払う方式のよう。さきほどの島原駅降車時もでしたが、諫早駅でもそんな感じで、定期券客のほかは、切符や運賃を直接運転士に渡します。
どちらも駅も改札口に駅員はいたのですが当然そちらは素通りで、ちょっと変な感じ。

降車のために並んでいると、車内の両替機にも列ができていて、精算の列とも相まって人だかりができていますが、降りる客はいつものことだからか、のんびりと降りるのを待っていました。

諫早駅からは、開通間もない西九州新幹線に乗り継ぎます。
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新幹線開通で新しくなった諫早駅。

先ほどの島原鉄道の到着から、次の新幹線の発車時刻まで8分の時間がありますが、あの降車時間ではとても間に合うものではありません。
切符の購入などがあるので、もともと8分で乗り換えるつもりはありませんでしたが、必然的に1本後の新幹線になります。

駅の切符売り場へ。ここからは地元駅までの通しの乗車券のほかに、西九州新幹線経由で小倉までの特急券を購入するつもりでしたが、売り場の駅員さんから「博多から鳥栖の間が大雨で運転を見合わせしている」という気になる情報が。

新幹線区間の終点となる武雄温泉駅までは動いている、ということなので、まずは行けるところまで行ってみようと、新幹線と、接続する「リレーかもめ」で博多までの特急券を購入します。

スマホの雨雲レーダーを見ると確かにその方面は真っ赤。果たして、予約していた宿に辿り着けるか・・・そして途中で列車が停まった時のことを考えて飲食も用意しておかないと、ということで売店でサンドイッチとペットボトルの飲み物を数本買い込んで重くなったリュックを背負い、新幹線乗り場へ。

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西九州新幹線「かもめ」は定刻にやってきました。
前述の通りこちらに乗るのは武雄温泉駅までで、そこから在来線「リレーかもめ」に乗り換えるのですが、駅の案内や列車の行先表示はすべて「博多行き」になっています。

真新しい車両は、一車両に数人程度の乗客。
腹ごしらえのサンドイッチを頬張っているとあっという間に武雄温泉駅に到着します。ここからは、昨年の年末遠征で通過して以来です。

通常ダイヤなら、ホーム反対側に停まっている「リレーかもめ」にすぐに乗り換えることができるのですが、今はその姿はありません。

構内放送によると、鹿児島線博多~鳥栖間の運転は再開されたものの遅れが激しく、これから乗るリレーかもめも、まだ博多にほど近い二日市駅付近を走っている、とのこと。

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向こう側のホームには、「ふたつ星」の姿が。

さすがに鹿児島線の遅れは、佐世保線内を走る各列車にはそこまで影響なく、順次到着、発車していきます。

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このあたりも、雨が激しくなってきました。

さきほどの「かもめ」が乗客も少なめだったせいか、ホームに待つ人もそこまで多くありません。皆で、いまだ福岡県内にいる列車の到着を待ちます。

さて、ここで待つ、といってもホームのどこで待てばいいのか?
ホームの表示は「リレーかもめ」だけでも両数により2種類、さらに表示色の違う「リレーかもめ」の表示もあって全部で3種類の待ち位置があります。

どこだろう、と考えていると、1人の外国人の女性が英語で私に話しかけてきました。

内容は私と同じ疑問、どこで待てばいいのか?と聞いてきているのはわかるのですが・・・自分自身がどこで待てばいいのかわからない上に、更にそれを英語で伝えることはちょっと困難・・・ホームの表示だと次の列車は8両編成とあるので、おそらく「リレーかもめ 8両編成」とある個所だろう、と推測できるのですが、私の英語力ではなかなか分かってもらえず(すぐ近くに別の乗客もいたのですが誰も助けてくれず…( ;∀;))
お互い、途方に暮れてしまいます。

まずは、待つ位置がどこかだけでもはっきりさせなければ、ということで、その女性に「聞いてくるからちょっと待ってて」とジェスチャーで伝えた後、少し離れたところにいた駅員さんを見つけて尋ねます。

しかし、駅員さんも「そのまま折り返すはずですけど、ダイヤが乱れているので別の車両が来ることもあるので、はっきりしたことは今では言えないんですよ・・・」と困った様子。
さらに、「さっきも別のお客さんに案内したんですけど、その後で変更になっちゃってて、嘘つきっていわれたもんで・・・もうこれ以上嘘は付けないんですよねぇ」との言葉にこちらも自然と笑みがこぼれてしまいます。なかなか楽しい駅員さんでした。

ちなみに、キャンペーン中なのか、駅員さんは皆、プロ野球ソフトバンクのユニフォームを着ていますから、その風体もあってよりフランクに話ができる雰囲気です。

その後まもなく、確認してもらえたらしく件の駅員さんが構内放送で待ち位置を案内してくれました。
さきほどの外国人女性も案内された位置に並んでいて、私と目が合うと微笑みながら少し頭を下げてくれます。

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そんな、いろいろなエピソードのあった雨の武雄温泉駅。

やがて、長崎方面からさらに後続の新幹線「かもめ」も到着。
こちらの「かもめ」の指定席券を持った乗客は、自由席に乗った上で後で払い戻しを受けるように案内があったため、自由席の行列が一気に増えます。

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待つこと1時間余り。降り続ける雨の中、ようやく折り返しの「リレーかもめ」が到着しました。

ほぼ満員の乗客が降り立ち、新幹線「かもめ」の車内へと飲み込まれていきます。車内整備後、入れ替わりに私たち、待っていた乗客が乗り込んで、再び満席となって武雄温泉駅を発車。

ほんの半年前に訪れた佐賀駅を過ぎ、鳥栖から鹿児島線を疾走します。
ようやく外に建物の灯りが目立ち始めて博多駅に到着。

ホームに降り立つと、すぐそばのラーメン立ち食いのお店から豚骨スープの香りが・・・しかし(博多に来たな)と実感する間もなく、慌ただしくホームを移動して、自販機で博多から小倉までの特急券を購入するとすぐに、大分行き「ソニック」へ。

小倉駅に到着したのは21時30分頃でした。ここで遅い夕食。

何とかラストオーダーに間に合います。
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鉄板餃子と麻婆豆腐、それに芋焼酎の水割りで。

ちなみに、今回の宿は小倉ではなく、下関にとってあります。
ということで、食事後さらに2駅移動。関門トンネルを通って下関へ。

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下関駅に到着。すでに22時30分を回っていました。

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当然ながら、一部の居酒屋などを除けばお店は閉まっています。駅前の長くて立派なペデストリアンデッキを行き交う人も僅か。

眠りに入りつつある街を、宿へと向かいます。
こうして、長い長い1日が終わりました。

その5 に続きます。
Posted at 2023/08/27 20:53:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記
2023年08月17日 イイね!

【2023年夏 遠征記その3】島原散歩

【2023年夏 遠征記その3】島原散歩その2 からの続きです。

熊本からは、海を渡って一路、長崎県の島原を目指します。

熊本駅に到着後、まずは昼食。
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熊本に来たのなら、ということで熊本ラーメン!
豚骨ベースにニンニクチップがいいアクセント。意外とさっぱりいただけます。私の地元ではなかなか食べられないもので、美味しくいただきました。

駅前のバス乗り場へ。
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ほどなくして、熊本港行きのバスがやってきました。

ここから約30分ほどかけて、熊本港へ向かいます。
市街地~郊外を抜けると道幅が広くなり、周りも開けて海が近くなってきたことを実感します。

熊本港は人工島になっており、島をつなぐ長大な熊本港大橋を渡ります。

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バスから降りると、フェリー乗り場は目の前。

熊本~島原間は九商フェリー、熊本フェリーの2社のフェリー会社が運航しています。
九商フェリーは約1時間、熊本フェリーは高速船「オーシャンアロー」が約30分で結んでいます。
今回は熊本フェリーを選択。所要時間が短い分、運賃は高くなりますが、これも島原での街歩き時間を稼ぐため。

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ほどなくして、島原からのフェリーがやってきて、そのまま折り返します。

定刻13時出航。わすか30分のクルージングではありますが、久しぶりの船移動ということで何となくワクワクしてしまいます。

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船内。前方はより快適な有料シート。

船室の座席は多く広々としていますが、乗客は2割程度でしょうか。

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デッキに出ます。結構な速度で有明海を進みます。振り返るとあっという間に熊本港は遠ざかっていました。
少し離れて見える陸地は三角半島でしょうか。

正面には、目指す島原半島が見えてくるはずですが、デッキからは船の構造物で正面はあまり見えません。風が強く持っているものが吹き飛ばされそうで、船室に戻って窓から眺め続けます。

みるみるうちに陸地が近づいてきて、時間通り13時30分、島原港に到着。

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島原港のフェリーターミナル。
お盆の時期ではありますが、ターミナル内も乗客の姿はそこまで多くはありません。
一緒に乗っていた乗客はほぼ、クルマなのでしょうか。ターミナルを出るころにはほかの乗客の姿は見かけませんでした。

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島原は未訪の地。前から一度訪れてみたかった街です。

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島原半島といえば、雲仙岳。
今回の滞在中、もっとあちこちから見えると思っていたのですが、目にしたのは、こことあともう1ヶ所だけでした。

ここから島原市街地まで、島原鉄道で移動します。
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港から5分ほどで、島原港駅に着きます。駅では10人ほどの乗客が列車の到着を待っていました。

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折り返し諫早行きの列車(といっても1両ですが)がやってきました。

島原鉄道は、ここ島原港から諫早駅までを結ぶ鉄道で、島原湾に沿って走るため、車窓からの海景色が人気の路線です。
車内はクロス式のシートが並んでいます。諫早方面への進行方向右手の座席がずっと海側になるのですが、反対側のシートに比べて明らかにシート生地がよれていて、海側座席の人気ぶりがよくわかります。

発車した列車は、ゆるゆると港町の家々の軒先をかすめるように走り、そのまま次の島原船津駅に停車。車両基地もあって広い構内です。

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並ぶ車両の先は海です。

島原港駅から10分ほどで島原駅に到着、ここで下車。

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島原駅。立派な「大手門」といった感じです。(帰宅後、写真整理をしているときに、ずっと島原城の城門と間違えて整理していました)

市街地の地図をいただき、街歩き開始!
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駅前の通りからは、正面に島原城がみえますが、すぐには向かわず、右手に。

城下町として発達した島原の街は、武家屋敷が残っています。
そんな武家屋敷街を散策へ向かいます。

人の姿はほとんどなく、静かな街並みです。
ただ、暑い・・・噴き出した汗をずっと拭きながらの散策です。

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時鐘楼。江戸時代初期に建てられ、昭和の戦前まで、街に時を知らせ続けたそうです。

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時鐘楼から少し北上し、お城の北側にあたる武家屋敷、山本邸を左に曲がると、

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水路沿いに素敵な道がまっすぐに伸びていました。

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武家屋敷が並ぶ土の路、そして真ん中に流れる水路の音が涼しげ・・・とはいえ、やはり日陰を選んで歩いてしまいます。

島原城は、武家屋敷群からほど近いところにあります。
入口への坂を登ると眼前に五層の天守閣(トップ写真)
天守閣というと破風のある天守閣が多いですが、島原城のように白壁に無破風も、バランスがとれていて美しいものです。

城内へ。

1960年代に建てられた模造天守で、内部は博物館の造りになっています。
フロアごとにテーマがわかれていて、一番広い一層目はキリシタン信仰がテーマ。
世界遺産にもなっているキリシタン信仰の遺産は九州各地に残っていますが、中でも平戸、島原、天草あたりは中心だったのでしょう。
キリシタン信仰の伝来から、島原の乱までの歴史が貴重な資料とともに学べることができて、当時の情景を想像しながらゆっくりと見て回ります。

二層目は郷土の歴史、三層目は民俗資料と見て回り、最上層は展望台になっています。

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島原市街地とその向こうに広がる島原湾を望みます。中心に島原駅。

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振り返って、雲仙岳方面。(9月2日註 上の写真と重複していましたので差し替えました)

島原城の見学はかなり時間を見込んでいましたがそれでも足りないくらいでした。
お城を後に、少しだけ市街地を散策。

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お濠沿いを歩きます。
ハスの葉で埋め尽くされたお濠の向こうに白壁と櫓、そして天守閣。

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「サンシャイン中央街」のアーケードを歩きます。

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数百mに渡って続くアーケード通り。人通りはそれほど多くありませんが、雑貨店や陶器のお店など、個性的なお店もあって、見ていて飽きません。
列車の時間があるので、駅に戻ることのできるギリギリの時間まで、時計を気にしながら先へと歩いたのでした。

駅に戻ります。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、列車の到着間近になると改札が開くようです。到着ギリギリくらいの時間についたのですが、まだ改札は開いていません。
自販機で飲み物を買い求め、待合室に入って街歩きで乾いたのどを潤します。程よい冷房が肌に心地よく当たります。
待合室では、夏休み中にもかかわらず、部活でしょうか、通学の高校生が目立ちました。仲間たちと連れ立っていますがほぼみんなスマホに目を落としていて、人が多い割には静かな待合室です。

到着時刻2~3分前に、ようやく改札が開いてホームへ。
ほどなく、列車がやってきました。

その4 に続きます。
Posted at 2023/08/26 14:52:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2023年08月17日 イイね!

【2023年夏 遠征記その2】九州横断特急

【2023年夏 遠征記その2】九州横断特急その1 からの続きです。

8月17日朝、大分市内の宿で気持ちよく目が覚めます。

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宿の朝食はこちら、ここでも「とり天」をいただきました。

チェックアウト後、大分駅に向かいます。この日もお天気はまずまず、駅までは気持ちいい朝の散策。

この日、まず乗車するのは、こちら
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九州横断特急、豊肥線経由の熊本行きです。

こちらの列車が今日の最初のキーとなる列車でした。
豊肥線は、途中の豊後竹田~宮地間の本数が少なく、普通列車を乗り継いだらこの後の行程が成り立ちません。その中でこちらの列車は貴重な存在で、遠征出発前に、ネット予約でチケットを購入していました。

指定席に腰をおろします。乗車率は3~4割程度。そのうちの約半数以上が、数組の外国人グループ客です。

こちらの車内はみな、観光気分でゆったりしていますが、他のホームには通勤通学客の姿が目立ちます。大分駅に到着する列車も、通勤通学客で立ち客まで一杯の状態で駅に到着していました。

定刻、大分駅を発車。

列車はしばらくは大分市郊外の住宅地を走ります。
途中の駅ですれ違いのため運転停車。すれ違う大分行き普通列車は、やはり乗客で混雑していました。昼間は本数の少ないローカル路線でも、都市近郊期間はラッシュ時間帯の本数や両数を増やして通勤通学客に対応しているのはよく見かけます。鉄道を普段の足として使う人はまだまだ多いとは思うのですが、その分、乗客の少ない区間はどうしても本数が減ってしまうのは仕方のないことなのでしょうね。

そんな都市近郊区間も最初の停車駅、中判田まで。ここから大野川と並行する山あい路線となります。
そして、この時季恒例の、木の葉が列車の車体に当たる「バサバサッ」という音が聞こえるようになります。しかし、いつも思うのですが、木の葉っぱとはいえ、これだけ高速で車体に当たっていると、塗装などが剥げてきたりしないのでしょうか。

豊後清川駅を通過します。割とゆっくり目に通過するので駅の様子もよくわかりますが、古くて小さいながらもホームや駅舎などがキチンと手入れされているのが印象的でした。駅員はいませんが、いわゆる簡易委託駅で完全に無人駅ではない感じ。きっといつも管理してくれる人がいるのでしょう。ほかの駅も、総じて手入れが行き届いた駅が続く豊肥線です。

その豊後清川駅から、並行する川はさらに支流の緒方川に代わります。この時季、車窓から清流を眺めているだけでも涼しげです。

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駅や車窓からも見ることができる滝として有名な「落門の滝」が見えてきました。ということで、豊後竹田駅に到着です。

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豊後竹田駅も、前回街歩きで訪れて以来、10年ぶりになります。
以前訪れた時は、周辺の豪雨の影響で、豊肥線はこの豊後竹田から先が不通になっていました。鉄道は、比較的災害に強い交通手段、とも言われますが、あまりにも激しい豪雨が続くとやはり、なすすべもないもので、逆によくぞ復旧してくれた、と感謝してしまいます。

豊後竹田駅を出発すると再び山あいに。豊後荻駅を過ぎてからは、トンネル区間のほかは見通しの悪い林や鬱蒼とした草の生い茂る谷あいの原野が続きます。
人家はもとより田畑もなく、人工物といえばトンネルと線路沿いの鉄道関連設備のほかには何もありません。そんな中を列車がディーゼル音を震わせて走ります。

県境を過ぎたあたりからでしょうか、ディーゼル音が目立たなくなって軽い感じの走行音に変わります。どうやら下り勾配に入った模様。

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木々の間から、時折このように平地を見下ろすことができるようになりました。いわゆる「阿蘇カルデラ」で向こうには外輪山が見えます。こうしてみるとかなり高いところまで登った感じです。

そのまま滑り降りるように宮地駅、そして次の阿蘇駅(トップ写真)に到着。
阿蘇駅で、大分から乗ってきた外国人グループ客はみな、降りていきます。

ここでは6分間停車する、ということで私もホームに降りて屈伸運動。

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左手に阿蘇山の雄姿を望むことができます。
駅前では、熊本地震の復興プロジェクトとして設置されたアニメ「ワンピース」の登場人物「ウソップ」の像の前で、観光客たちが喜んで写真を撮り合っていました。

さきほど降りた乗客と入れ替わりに、阿蘇駅からも同じくらいの数の外国人観光客が乗り込んできて発車。

豊肥線の見どころはまだ続きます。
阿蘇駅を発車し、しばらくたつと再びカルデラの輪郭部分を上り下りします。

赤水駅に到着。
ここで、熊本からやってきた特急「あそぼーい」とすれ違います。
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実は、この行程を考えた時に、反対側の熊本からこの「あそぼーい」に乗っていくことも検討しました。しかし、全車指定席で満席、ということで、大分側からやってくる行程に変更しています。

車内は確かに満席。向こうの窓からも、子供たちがこちらを見て写真を撮ったりしています。
こうしてみるとやはり、ボックスシートや親子専用シートなどのある車両が連結されている「あそぼーい」は、どちらかというとグループやファミリー向けのD&S列車で、私のような1人旅には、こちらの九州横断特急の方が似合っているのかもしれません。

赤水駅を過ぎると、雄大な新阿蘇大橋が左手に、そして車内には立野駅のスイッチバックの説明と進行方向が一旦逆になる旨の案内放送が流れます。
注目していると、徐行からゆっくりと停止。少し経つと運転士さんが客席の通路を通って反対側の運転席に移動していきます。
やがて逆方向にゆっくり動き始め、車窓では今走ってきた線路がやがて木々の間に消えていくと、立野駅の構内に入ります。構内は割と広く、何本もの線路が走っていました。

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ここから分岐する南阿蘇鉄道のトロッコ列車も発車準備中。

立野駅のホームには何人もの観光客がいて写真を撮っています。この列車の乗客ではなく、トロッコ列車に乗る乗客のようです。
その中を、運転士さんが今度はホームを歩いて、再び元の運転席に戻っていきました。

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豪雨だけでなく、熊本地震でもこのあたりの鉄道は大きな被害を受けました。線路沿いにはまだ新しいのり面が続き、それが逆に復旧の大変さを伝えてくれます。

立野駅を過ぎるとやがて平野部に、肥後大津駅あたりからは、今度は熊本市の近郊区間に入ります。
ふたたびすれ違いや発車待ちの普通列車が増え、そこに乗っている乗客も普段着の地元の人たちが中心になってきます。

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そんな中でも、光の森駅では、こちらもD&S列車、宮地行き「かわせみ やませみ」とすれ違います。
やはりJR九州はD&S列車の宝庫、なかなか退屈しません。

やがて車窓にも住宅だけでなく、ビルや大通りなども目立つようになり…
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11時22分、熊本駅のホームに滑り込みました。

大分から3時間余りの九州横断の旅、予想以上の車窓の変化と行き交う列車に興味が尽きず、あっという間の楽しい旅でした。

この先の目的地に向かうために、大分を経由せずに直接熊本に向かうことも考えたのですが、わざわざ大分に泊まってでも豊肥線に乗る価値は十分にありました。

…ということで、熊本までやってきたのですが、ここからどこに向かうか…

その3 に続きます。

Posted at 2023/08/20 15:20:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記
2023年08月16日 イイね!

【2023年夏 遠征記その1】大分散歩

【2023年夏 遠征記その1】大分散歩お久しぶりです。

春の遠征以来、ほぼまったくと言っていいほどお出かけもできず、ずっと多忙な日々をすごしていました。
そんな中で迎えた夏の連休、ここはどこかに行かないと…ということで、無理矢理気味ではありますが、思い切って行ってきました。またしばらく、こちらのお話をつらつらと綴っていこうと思います。

前々から行程計画を練りに練り、宿や切符の手配も万全の状態で準備します。

なのに…よりによって出発当日に台風が上陸する、とのことで出発日を延期。
そして行き先も、急遽、別のプランに変更します(一応、机上プランは全国あちこちの行程を用意していますので)

宿やチケットの変更手配を済ませたのち、8月16日早朝、自宅を出発。東海道線の下り列車で西へ。当初の行程とは正反対のルートです。

気象サイトとJR各社のサイトを入念にチェックし、この日は始発から平常通り運行予定、ということを確認しての出発ですが、その通り、雨も降らず、青空も顔をのぞかせるような穏やかな天気でした。

列車は京都-大阪-神戸と快調に走りぬけます。
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明石の子午線を通り・・・

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明石海峡大橋を横に見て…
いつもなかなか車窓から撮れない風景も今回は写真に収めることができて、久しぶりの遠征にすっかりご機嫌です。

姫路に到着。

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いつもの通りここで「えきそば」の朝食

ここから、新幹線で小倉駅に向かうのですが、この後の鉄道の混乱はニュースでも話題になった通り。その経緯だけでも1編のブログ記事になりそうなくらい長くなりそうなので、思い切って省略させていただきます。

結果、小倉駅には通常より2時間ほど遅れての到着です。東海道新幹線でなく、山陽新幹線、それも下り方向でしたから、まだこれくらいで済んだのでしょう。

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小倉駅で大分行き特急「ソニック」に乗り換え(写真は降車時に撮影)。一時はどうなることかと思いましたが、これでようやく気持ちも落ち着きます。

車内は8割程度の乗車率。
発車してすぐ、最高130㎞/hのスピードで快調に走ります。振子式なのでカーブでも速度を落とさないのが、乗っていてちょっと変わった感じ。

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かつては長崎特急「かもめ」、今は「リレーかもめ」にも使用されています。

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30分ほどで行橋駅に停車。

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大分県に入り、中津駅に停車。横には、中津が故郷である福沢諭吉先生。
そして、駅名標「つ」の文字に注目。うなぎ? と思ったら実は鱧だそうです。

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大分駅前に降り立つのは、この時以来約1年半ぶりです。

当初の予定では、途中で豊後高田あたりを少し立ち寄れないか、と考えていたのですが、今となっては、明るいうちに着くことができただけでも上々です。

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賑やかな駅前通りを、まずは宿まで。
暑い中ですが、久しぶりの街歩きに、ここまでの移動疲れも吹き飛びます。

宿にチェックイン後、すぐに街歩き開始。

大分市内を街歩きするのは、この時以来ですから、約10年ぶりになります。

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「ガレリア竹町」のアーケード商店街。
以前はここに大きな帆船のモニュメントがありましたが、今はありませんでした。

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大分銀行赤レンガ館、大正時代の建築で、国指定登録文化財、とのことです。

府内城跡へ向かいます。
豊後国といえば、戦国時代の大友氏が頭に浮かびますが、こちらは江戸時代に建てられ、そのまま廃藩置県まで府内藩の本拠となったお城です。

周りを濠に囲まれた平城で、櫓と塀で囲まれている梯郭式という私の好きな構造です。

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天守閣は現存していませんが、天守台の石垣は残っています。

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折しも夕刻時、大手門にも夕日が差し込みます。

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高層ビルとお濠と松並木、櫓の組み合わさった風景が印象的です。
櫓は江戸時代に建てられた「人質櫓」です。

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夕食の食事処を探しつつ、アーケード街から駅付近を歩きます。

あちこちお店があって目移りしそうですが、その中で駅近くのお店に。
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とり天、そして地元の郷土料理「だんご汁」に生ビール!
暑い中歩いた後の最初のビールは、何物にも代え難い美味しさです。

「だんご汁」は、小麦粉をこねた細長い「だんこ」を野菜と一緒に煮込んだ料理。汁はみそ仕立てです。
暑い時期に熱い汁もの、というのもなかなか乙なもの。サクサク衣の中に柔らかい鶏むね肉の旨味がしみ出るとり天で冷たいビールを味わい、その間に熱々のだんご汁を啜る…大分を満喫します。

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お酒の2杯目は、やはり九州といえば、の芋焼酎。とり天との組み合わせも最高です。

お酒も料理も丁度いい感じ、心地よい酔いのまま、食事後も引き続き、夜の散策へ。

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ジャングル公園
以前の散策でも通ったことをよく覚えています。

公園は都町の飲食街の真ん中にあり、周りは居酒屋などの飲食店が立ち並んでいます。
都市の中心部にある公園にしては、葉の生い茂った大きな木が密度高く多く植えられていていて、確かに「ジャングル」を少し思わせる雰囲気。周囲の街の煌びやかな明かりと対照的です。

再びアーケード街をぶらぶら・・・
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小路に迷い込みます。隠れ家的な飲食店が並んでいて、どこも良さげな雰囲気。

「赤レンガ館」もライトアップされています(トップ写真)

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大分駅まで戻ってきました。

夜になっても、歩いていると暑くて汗が噴き出しています。
たまらず、カフェタイム

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ハンバーガーチェーン店のシェイク付きかき氷。体の中から気持ちよく冷やしてくれました。これで生き返ります!

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こうして、10年ぶりの大分の夜は更けていきました。

睡眠前の水分補給は、途中のコンビニで買い求めたこちらの「かぼすサイダー」で・・・
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その2 に続きます。

Posted at 2023/08/20 11:50:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記

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