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2017年08月19日

ダイハツ ムーヴカスタム RS‟ハイパーSAⅢ” 試乗記

ダイハツ ムーヴカスタム RS‟ハイパーSAⅢ” 試乗記 本日は8月1日にマイナーチェンジしたダイハツ ムーヴを試乗しました。試乗グレードはターボエンジンを搭載した最上級グレードのカスタム RS‟ハイパーSAⅢ”です。

エクステリア

フロント


リヤ


〈参考〉標準モデル

今回のマイナーチェンジで標準モデルは大幅な変更は無かったものの、カスタムについてはフロントマスクを中心に大幅に変更されました。変更前は派手でギラギラした印象でしたが、今回の変更でメッキ部分のキラキラした印象は残るものの、スッキリとした印象になりました。個人的な印象になりますが何となく先々代のワゴンRスティングレーに似た感じになり、個性は薄れたもののイイ感じになったと思います。

インテリア


インテリアについては加飾パネルの変更程度大幅な変更はありませんでしたが、その加飾パネルのクオリティがアップしたことから現行モデルの登場直後と比較して室内全体のクオリティもアップしたように感じました。
また、試乗時の静粛性も高いですね。加速時のエンジン音はコンパクトカークラス並に抑えられている印象があります。

シート


シートのは適度な硬さがあり掛け心地も良く、特にこのRS‟ハイパーSAⅢ”に装備されるレザー調+ファブリックのコンビシートは生地のクオリティも高いですね。
惜しいのはシートの大きさが少し小さいことです。本日はR2でダイハツディーラーへ出かけたのですが、R2やN-ONEよりも座面、バックレストともに小さいですね。このクルマにはフロントシートが水平に倒れてリヤシートの座面とつながる「ロングソファーモード」がありますが、おそらく年に数回使うかどうかのシートアレンジよりも運転時の快適性向上につながるシートの大きさを確保してもらいたかったですね。

エンジン・トランスミッション
660CC 直列3気筒DOHCターボエンジンとCVTの組み合わせです。今回のマイナーチェンジで変更については特にアナウンスされていませんが、心なしかCVTの変速制御がより賢くなってラバーバンドフィールが減少し、ステップATに近づいた印象を持ちました。
ダイハツのターボエンジンは通常モードでは燃費に配慮して過給を抑える傾向にありますが、それでも加速力は十分にあり、ターボラグが少ないためスーパーチャージャー車に近い印象がありますね。

サスペンション・乗り心地

装着するタイヤは165/55R15 ブリヂストンエコピア EP150

足回りのセッティングについても変更のアナウンスはありませんでしたが、マイナーチェンジ前のモデルよりも横揺れの発生が少なく、明らかに乗り心地が良くなっていますね。
ムーヴカスタムは最近の軽自動車にしては珍しく、14インチタイヤ仕様と15インチタイヤ仕様でサスペンションのセッティングが変えられていて、このグレードが装着する15インチタイヤに合わせて減衰力が適正化されているために道路の舗装が荒れた部分を走行してもタイヤのバタつきが抑えられ、角のある突き上げは無く、リヤサスの踏ん張り感のあるフラットな乗り心地が実現されています。
また、電動パワーステアリングも最近のモデルにしてはしっとりと少し重めの操舵力であり、フラットな乗り心地と合わせてこのクルマに落ち着きをもたらしています。

総括
販売台数ではタントに及ばないものの、さすがダイハツの主力モデルですね。完成度は高いです。今回はこの最上級グレードのほかにノンターボの標準モデルにも試乗しましたが、こちらも走りに関しては不満はありませんでした。
残念なのは標準モデルのベーシックグレードにおいてチルトステアリングとシートリフターが削除されたことですね。適正なポジションで運転することは安全運転の第一歩だと私は考えるので、プライスダウンのためとはいえこれらの装備を削除してしまうことはメーカーの安全運転に対する認識を少し疑ってしまいますね。
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2017/08/19 22:26:06

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この記事へのコメント

2017年8月20日 23:36
こんばんは。
 登録車は、一部の売れ行きが良い車種や競合車種が多いものを除き、マイナーチェンジが2年以上の周期になってしまいましたね。この車も発売されてもう二年ですか。登場当初に乗車しているのですが、乗車記はあまり書かないのですが、フロントセクションの剛性が高く感じました。
 カスタム系は、夜間に見たときの派手さがなんともやりすぎで、少し幼く感じていました。むしろ標準車の程度で十分だと思っていましたが、今回のマイナーチェンジで、どちらも温和な方向に変更されましたね。
 安全対策ですが、今は何でもかんでも衝突被害軽減ブレーキ一本槍で、それ以外の機構は気づかれない範囲で省略の傾向にあるようです。「女性は~」で述べる論は、ほとんどそればかり。。。
コメントへの返答
2017年8月21日 20:21
こんばんは。

新型登場から2年8ヶ月経過してのマイナーチェンジはムーヴとしては珍しく遅めのマイナーチェンジです。おそらく4年スパンの世代交代をやめるのでしょう。

カスタムのフロントフェイスはこのマイナーチェンジでかなりスッキリした表情になりました。マイナーチェンジ前のモデルは全体のデザインに対してやや派手な顔つきでしたね。

衝突被害軽減ブレーキの搭載により、普通に安全運転に寄与するチルトステアリングやシートリフターなどが削減されてしまうのはなんか本末転倒な感じがしてしまいますね。
衝突被害軽減ブレーキは絶対確実に止めてくれるわけではないですから。
2017年12月19日 21:12
初めまして、こんばんは。

スマアシⅢは羨ましいものの、他のダイハツ軽乗用車同様チルトステアリングとシートリフターがプッシュスタートボタン採用グレードのみになり(L"SA"/"SAⅡ"には有ったのに…)、サイドカーテンエアバッグもターボ車のみの設定に絞られてしまったゆえあまり手放しでは褒められないのが個人的な考えでした。
特に前者は少数派および保守層・高齢層にとってあまり好ましいものではないかと…なんでこんな真似をしたかなぁ。
コメントへの返答
2017年12月19日 23:12
こんばんは。
コメントありがとうございます。

スマアシⅢ標準化の代償がベーシックグレードのチルトステアリングやシートリフターのレス化になるというのは何だかなぁ、といった感じですよね。

ムーヴの出来は素晴らしいものがあるだけに残念に感じましたね。

プロフィール

「トヨタ ヴォクシー S-G 試乗記 http://cvw.jp/b/1770520/47744892/
何シテル?   05/26 17:03
やまちゃん@8148です。 クルマ弄りの方向性はクルマは「走るもの」と考えていますので、走行安定性向上に寄与するパーツ、また日頃からやや長距離を運転するこ...
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