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2019年03月09日

ホンダ ヴェゼル TOURING Honda SENSIG(1500ターボ)試乗記

ホンダ ヴェゼル TOURING Honda SENSIG(1500ターボ)試乗記 本日は1月31日にグレード追加が発表され、販売が開始されたホンダ ヴェゼルのターボエンジン搭載モデル、TOURING Honda SENSING(2,903,040円・CVT)に試乗しました。

【エクステリア】

フロント ボディカラーはプレミアムクリスタルブルー・メタリック


リヤ

同じ18インチアルミホイールが装着されるRSグレードと比較すると、ドアミラーがブラックからカラードに、フロントグリルはブラッククロームメッキから光輝仕様のメッキに、そしてホイールカラーがブラックからグレーに変更となっていることで、このターボモデルがスポーティグレードというよりも最上級プレミアムグレードを志向していることがわかりますね。
この新色のプレミアムクリスタルブルー、本当に綺麗なカラーでした。他車種への展開も期待したいですね。

【インテリア】


インテリアもブラウンカラーをアクセントに使うことでプレミアム感を高めているように感じます。
このブラウンですが、赤味が増しているだけでなく、Z Honda SENSINGのジャズブラウンよりも明るさを抑えることで「シック」さも増していますね。色味としてはフォレスターのブラウンレザー仕様に近いカラーかなといった印象です。
ルーフやピラーをブラックにすることで、一層このブラウンカラーを引き立つようにしているところにセンスの良さを感じました。

【シート】

フロントシート


リヤシート

シートは昨年試乗したHYBRID RS Honda SENSINGやZ Honda SENSINGと同じですので割愛しますが、価格からすればパワーシートを標準装備してもらいたいと思いますね。

【エンジン・トランスミッション】

トランスミッションはCVTのみの設定

1,500CC直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(172PS/22.4kgf・m)とCVTの組み合わせになります。
試乗はエコモードをオフの状態で試乗しました。
決してパワー不足ということはないのですが、正直言ってしまうと…このターボエンジン、スペックほどのパワフルさはなく、ちょっと「パンチ」が足らない印象でした。どれくらいの加速感かと言えばCX-3の1,800ディーゼルほどの力強さはなく、CX-3の2,000CCガソリンやエクリプス クロスの1,500CCガソリンターボと同等レベルかなと。本日の試乗の印象では同じヴェゼルのNA1,500やハイブリッド1,500と比較しても「圧倒的」な差は感じることができませんでした。高速走行ではゆとりを感じることができるとは思うのですが…。
290万円超の車両本体価格からして乗り手が限定されると思うので、正直言ってシビック ハッチバックに搭載されるプレミアムガソリン仕様のL15Cエンジンを搭載してもよかったんじゃないかな、と感じました。

【サスペンション・乗り心地】

装着されていたタイヤは225/50R18 ミシュラン プライマシー3

今、昨年試乗したHYBRID RS Honda SENSINGのブログを見ましたが、タイヤは一気に3段階くらいグレードアップしていますね。
フロント/ストラット・リヤ/トーションビームで構成されるサスペンションは何とこのグレードだけ剛性アップが施された欧州仕様のボディとなり、これまた専用セッティングとなるパフォーマンスダンパーの装着やアジャイルハンドリングアシスト(スバルやマツダでいうところのベクタリングコントロール)の装着などにより、HYBRID RS Honda SENSINGと同等のコツコツ感で操縦安定性が向上している印象です。
このコツコツした硬さですが、道路の凹凸をコツコツ拾うけどボディ剛性の向上で、質の高いコツコツになっていてフラット感が高いです。また、HYBRID RS Honda SENSINGよりも硬めにセッティングされているサスペンションは重心の高さは感じるものの、アジャイルハンドリングアシストと合わせてカーブを曲がる時に狙ったラインを上手く走れるようになっている印象です。
硬めとは書きましたが、乗り心地にはかなり配慮している印象があり、スポーティさよりもプレミアム性を重視していることがサスペンションセッティングからも感じられましたね。

【総括】


しかし、290万円とは…上級シャシーを持ち、輸入車となるシビック ハッチバックよりも高いんですよ。メーカーはこのグレードを売って行こうという意思があまりないようで、「欲しい人はどうぞ」的な感じを受けます。同じホンダのN-BOXはNA車とターボ車の価格差が20万円以内に収まっているので、このクルマは専用装備を加味しても1,500CCNA車の225,000円高の270万円程度にすべきなのではと思いましたね。
クルマそのものは熟成が重ねられ、乗り心地も上質になっていてイイ感じなので、この高めの価格設定が個人的に残念に思えてならないのです。

このブログの撮影機材
カメラ Panasonic LUMIX G9
レンズ Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60㎜/F2.8-4.0 ASPH. /POWER O.I.S
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2019/03/09 23:07:32

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