2022年07月06日
前戦と同じく決勝は天候が回復
そしてドライバーズパレード前には
ウィリアムズFW14Bのデモランがありました。
この時代ならではの
多気筒エンジンのいい音が印象的です。
昨年はハミルトンとの接触で
オープニングラップで
いきなり大クラッシュがありましたが
今年も最初のコーナーで多重クラッシュが発生
赤旗中断となりました。
その発端はこの3台から
ハードでのスタートで加速が鈍り
空いたスペースと思った場所にはガスリーが
スピン状態で周 冠宇のマシンを飛ばし…
周のマシンは逆さまのままダートを横切り
フェンスまで。。
ヘイローのおかげもあり
ドライバーに大きなダメージがなかったのが
幸いでした。
その後ろでは前のクラッシュで減速したマシンに
ベッテルが追突
リタイアを含め計5台が巻き込まれました。
約1時間の中断でマシンの撤去
及びコースの修復を終えて再スタートです。
順位については
スタートの順位へ戻されました。
最初のスタートでサインツをパスした
フェルスタッペンでしたが
リスタートの時はタイヤを変更したこともあり
抜けずには至らず
しかしサインツのミスを見逃さず
落ち着いてパスしてトップへ立ちます。
フェルスタッペンの勝ちパターンに入り
あとは差を広げるのみというところ…
だったのですが、
今度はフェルスタッペンにトラブル発生
当初はタイヤのスローパンクチャーと
思われていたのですが
タイヤを交換しても事態は好転せず
最終的にはデブリによる
エアロパーツの破損だったことが判明です。
フェルスタッペンはここでトップ争いから脱落
ポイントの獲得へと戦略の変更です。
トップ争いに動きがあったタイミングで
ポイント圏内にいたチームメイトが
同士討ち
今年の角田は落ち着きが出てきていたのですが
ここはチームを通さずに
独断でやってはダメです。。
この結果、2台ともポイント圏内から脱落です。
トップ争いもチームメイト同士で膠着
明らかにペースの速いルクレールでしたが
サインツに引っ掛かっている状態
その後ろからは
今季の不調から息を吹き替えしている
ハミルトンがじわじわ詰めてきています。
21周目、フェラーリはサインツからピットへ
2台ともピットへ入り
それでもサインツのペースの上がりが鈍く
チームが動いたのが31周目
このままだとハミルトンに
オーバーカットを許す羽目になりそうと
やっとチームが気付きました。
そして終盤
もう一度レースの波乱要因になったのが
39周目、オコンのコース上でのストップ
これでSC導入となります。
フェラーリはてっきりダブルピットすると
思っていたのですが
なぜかルクレールをステイアウト
16周走行のハードと
後続のソフトでは結果は見えています。
そして序盤でルクレールと接触し
Fウイング交換で後退したペレスは
4位まで順位を上げてはいましたが
トップ3とはかなり差を開けられた
タイミングでのSC
ピットへ入ってもトップ争いへ復帰です。
SC解除後、ペレスはハミルトン
さらにルクレールまでも攻略し2位へ
一方、タイヤのグリップで劣るルクレールは
サインツにパスされると
一気に4位までダウンです。
フェルスタッペンはミディアムの
マグヌッセンとベッテルをパスし7位へ
シューマッハと終盤7位争いを行い
多少(?)強引なブロックがありましたが
7位フィニッシュです。
2位争いが激化したおかげで
サインツは楽になり初勝利です。
逆にチームに足を引っ張られた形になった
ルクレールはこの表情
普通だったら「いい加減にしてくれ」と
言いたいですよね。。。
フェラーリにとっては後味が悪い結果
タイトル奪還に向けてどう考えているか
ちょっと疑問が残ります。
フェルスタッペンは昨年はリタイア
今年もトラブルとツキがないです。。
インタビューを聞いていても
終盤の2位争いは楽しそうでした。
Posted at 2022/07/06 03:55:18 | |
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