昨日はモトクロスレースに参戦しました。
いつも朝10時までに到着するコースへ、この日は到着6時台。
バイクでは、初心者エンデューロにKLXで2回出て以来の参戦。
その後に、怪我があったのでバイクでのレースは敬遠していたのですが
今回出場理由は、一言で言うとマンネリ化によるもの。
去年から本格的に練習を再開してましたが、さらに今年から順調に継続できている隔週オフトレ。
しかし自分の中では、練習量と上達量が釣り合っておらず
おまけに練習内容もイマイチどうしていいかがわからず「ただ走ってるだけ」の気持ちが強くなってきて
8月に中級者やある程度経験があって個別に教えて欲しい人向けのスクールに参加してそこで学んでレースで上達する、という超王道の計画を立てました。
自転車(シクロクロス)とは逆の順序になりました。
あっちは、走る環境がないことを理由にレースから始めましたが
逆に上手くなるための練習ってレース以外ほとんどやってません(笑)
前述の怪我のこともあって、もし帰れなくなった場合の最悪の状況は想定しておりました。
例えば、レンタル中のCDを先に返却したり月末の引き落としのための預金の確認をしたり、洗濯物を家の中へ持ってきたり(笑)
おかげで申し込みしてから変な緊張が続いてました。
本番始まってしまえば、結構冷静になれる性格なんですけどね。
前に走行動画を互いに撮影した、レースへ出るきっかけのもう一つになった現地で出会った現行KX乗りの人と一緒に参加しました。
よく言われる話ですが似たレベルの人と練習するのは参考になります。
さてレースの詳細ですが、まずトランスポンダーなるものを付けて
練習兼タイムアタックをやってA、B、C、人数によってはDまでクラス分け。
この日は参加人数が少なかったので初心者向けのCになりました。想定内。
ちなみにトランスポンダーってものの詳細は今回初めて知りました。
今回有料レンタルでしたがこんなに練習したので最初から買っとけばって後悔。
(そういえば4月に鈴鹿で一度付けたなあ、あれか...)
スケジュールはまずは子供向けのレースを中心にやっていって
C、B、Aの順なんで大人の一発目でしたが参加人数は6人か7人、
元国際クラスのYOU TUBE界でも有名らしい方が100cc程度のミニで別枠で参戦。
他はセロー乗りもいましたがその方は一度別の日に見かけたことがあり
スピードはそれほどですが丁寧でスマートな走りをする印象でした。
(車体の性能もあってスピードはそんなにでもそつなく上手いっていう)
その他は全員モトクロッサーかな?
というわけでスタート。
画像はAクラス。モトクロスではおなじみのこの鉄パイプゲート。
これ、フライングしてぶつかると中のロングシャフトが曲がって修理に大変な作業になるということで某元国際クラスの店長さんは過去にやらかして相当怒られたそうな...
この日のためと言っても過言ではない、自分は反射神経を鍛えるために
徒歩でも自転車でもバイクでも車でも信号待ちの際、青にいかに反応(あくまでスムーズ&スリム、ジェントルに)できるかを鍛えております。
ですが、グリッドガールもといグリッドおっさんの15秒前表示、5秒前の表示があまりにもめちゃくちゃで(5秒もサバ読んでる!)
戸惑ったのもあったのか先に反応したのはセロー乗りでした。次の人は忘れましたが自分は3番手。あれ?セロー乗り、練習のスピードと全然違うやん!
そのまま3人で連なってしばらく走りましたが、2人とも体力的なものなのか
後半無難にパス。自分の走りの攻め具合としては通常のスピードの1.1倍の感覚。
ホームコースなんで(おそらくほとんどの人がそう)どこを攻めてどこを注意するかを熟知してますのでそこは無難に進められました。
抜かした2人には追いつかれる気がしませんでしたが、代わりに後ろに元国際選手兼YOUTUBERの気配が...
コーナリングは全部内側からやられて、こっちはパワーがあるのでその後に抜き返して、の繰り返し。
最後はちょっと強引に抜き返して1位フィニッシュ。
自転車のロードレースだと斜行でおそらくペナルティな微妙な感じでしたので
挨拶と一緒にそこを謝りに行きました。
完全にマシンの性能で勝てたと思いました。その時はね。
午前の部終了。
モトクロスの国際レースは午前と午後の2度の勝負(HEAT1 HEAT2)を年間10何戦というルールで
今回のレースも同じように2回行います。
午後のレースですが、
次はスタートをしくじらないように決めようと思いましたが
反応は早かったものの単純にスピードでまた2人に行かれました。
次はCRFとまたセロー。きっと最後に垂れるであろうと離されないように喰らい付いていきましたが、思いのほか時間がかかって焦り始めたところで
セローをなんとかパス。その間に元国際選手兼YOUTUBERに抜かれて3番手走行。
結局詰まることも離れることもなく、3位フィニッシュ。
元国際選手兼YOUTUBERはランキング対象ではないので
HEAT1:1位HEAT2:2位という結果。
これが全日本ならそれぞれ表彰式なんですが、今回は総合で争われるとのこと。
あわててリザルトでポイントとタイムを確認。
相手とは1位と2位を分け合ったのでポイントは同点。
じゃあどうなるのか、とタイムを計算しようにもベストラップしか載ってません。
それで計算するとなんとか自分に分があり、午前と午後のスピード自体が
午前の方が早かったのでそこから自分の方が速いことはほぼ確定。
よし!優勝!Cですが(汗)
と思いきや、なんと同点の場合は午後の部が優先されるとのこと!なんで?
というわけで結果2位でした(泣)
ところでこのHEAT1,2とも2番手フィニッシュしてる元国際選手兼YOUTUBER。
HEAT2を後ろから見ていて思ったんですが、あれ?手抜いて走ってる?
おそらくですがこの非力なマシンのパワーを持ってしても
1位取れる実力は余裕であったんでしょう。
ルール上は現役と元選手には出場制限があり、出られない選手ですがマシンがミニサイズなのと
イベントを盛り上げるために出ていたのでさすがに1位は空気読め!て感じなんでしょうか。
あえて2位で抜きつ抜かれつの展開にすることで動画として面白いものを撮りたかったのかな?
ってことは俺、マシンの性能でも勝ててないやん!実際2回目は負けてるし!
まあ実際実力的には相当すごいようです。
今回レースの主目的は上達でしたので、近いうちに反省ライドを行なって
10月の練習は終わりにしようと思います。
表彰式ではレース数が多く、自分が上がる頃には真っ暗。
照明が当たって周りは何も見えない...
この後は抽選会がありまして、運が良ければ元が取れるんじゃないかというような景品が多数あり、自分は終わらない夏にふさわしい
こんなのをゲット!これからの季節にちょうどいいですね!
サイズがワンサイズ上なんでベルト必須ですがまあ履けます。
終了、撤収。午前のレースが終わり表彰台が確定しそうでしたので
12時間予定の軽トラックを24時間に延長しました(笑)
動画はAクラスですがあまりにも1位のKXの走りがかっこよかったので編集してしまいました。
彼は一体何者!?