さて、5月に入りゴールデンウィーク真っ盛り、天気も上々の様ですが、
皆さん…ちゃんと仕事休んでハネを伸ばせていますでしょうか~。
私はと言えば…GWはなかなか休めないし、寧ろ最近は仮に休めたとしても
人混みや行列、渋滞にまるで耐性がない人間なので、GWは全て仕事です。
しかし、今年は旅もドライブも遊びもロクになく前半が終わろうとしていて、
おまけに結婚記念日も特に何らアクションなく過ぎてしまっていたので、
さすがに嫁さんにも申し訳ない、と思って嫁さんの好みのプランを!と、
普段なら強行スケジュールだわ、宿には5~6時間くらいしか滞在しないわ、
毎日どこかしらの山に登らされるわで、疲労困憊が絶えない旅が多いので、
のんびりと温泉宿に2日くらい泊まって、ひたすらのんびりしまくるぜ!
…ってな旅行計画でしたが、実母の緊急入院やら手術なんかも直前にあり、
しかも天気予報も最悪な予感がしたので、潔くキャンセルしたんですが、
それはそれでどうよ?ってことになり、最終的に1泊2日で落ち着きました。
GW直前ってことで、人気な観光地の人混みをギリギリで避ける作戦です(笑
事前に出発日の天気を確認すると…見事に雨!前日も雨!っていうことで、
2か月以上洗車すらしてない泥だらけの状態で旅に出掛けるのもどうよ?
って思ってましたが…ギリギリになって、またしても逆転してくれました(笑
…ぶっちぎりの快晴です!…雲1つ出そうにないほどの。
というワケで、当初は27日に出発予定でしたが、1日キャンセルしたおかげで
普段だと仕事が終わったらそのまま旅に出掛けるというめちゃくちゃすぎる
ハードスケジュールがお約束でしたが、今回は前日が仕事も入れず休みなので
おかげで比較的のんびり過ごすことが出来ました。コレが本来ですけどね(汗
また、2泊3日が1泊2日になったことで、予定も訪問地も大幅変更です。
当初の予定ではパスする予定だったこちらに向かうことを決めました。
そうです、あの日本一長い生活用の吊り橋です。長さは約300mあります。
高さは54mということで、ちょうど群馬の
みなかみバンジーくらいです。
そうなんです、以前もブログに書きましたが…コレ、挑戦したいんですよ。
陸橋はおろか、脚立すら怖くて昇れないほど超高所チキン野郎なのですが、
最近頑張って登山で崖っぷちを登ったり怖いハシゴを登ったりしてるうちに
少しずつ恐怖心を制御出来るようになってきた…気がするんですよね(笑
ここ数年でも、世間で怖い!と言われてる吊り橋をいくつも渡って来ました(笑
それはもう、とんでもなくビビリまくりなんですが…これも「試練」と思って。
屋根の上とか高層ビルの屋上とか平気な人からすれば何じゃそりゃ?ですが、
洗車時に脚立すら登れないほどビビリな高所恐怖症にとってはガチなのです。
さて、前置きが長くなりましたが…
4月28日出発。余裕をぶっこき過ぎたせいで3時近くに自宅を出発。
名古屋の自宅からは約250キロ。しかし、高速道路が利用出来るのは、
名古屋から三重の亀山まで。それ以降は一般国道をひたすら走ります。
とは言え、名阪国道25号線はほぼほぼ高速道路と変わらないんですけどね(汗
途中、まさかの玉突き事故が発生したようで、プチ渋滞にハマりましたが、
15分ほどで再び流れるようになったのでひと安心。この時気温は5℃!
さらにこの後、奈良県の南部へ向かう途中ではアイスマークが表示されました(爆
名古屋から走ることおよそ3時間半…ようやく十津川村へ入りました。
右手になんだか怖そ~うな吊り橋が見えてます。コレがあの吊り橋なのか。
約250キロ中、150キロくらいは一般道&林道なので、燃費はこの程度。
アップダウンが無ければもうちょっと伸びたような気がします。
とりあえず谷瀬の吊り橋観光用の駐車場へ。
まだ7時前という早朝だからか無料開放状態になってましたが、本来は
1台500円の有料だそうで、深夜早朝は開放しちゃってるようです。
ここから歩いて1分足らずでこの橋の入口になります。
一応まだGWに入ってないし、金曜日という平日の早朝ということもあり、
見ての通り…だ~れもいません。相変わらず私ら夫婦で貸し切り状態です。
この薄汚くて頼りなさげな板っきれを見ると…思い出します、
塩郷の吊り橋を。
この吊り橋は…本気でビビリました。もう板がバキっと折れそうだったし、
そこらじゅう虫食い状態で真下が丸見えだわ、幅が30センチくらいなので
大人1人が通行するだけで精一杯の狭さだからバランスでも崩したら最期…。
おまけにネットも何も防護が無いからスマホとか落としてもアウトだし、
さらにこの細さだと揺れが尋常じゃなく、何をやっても揺れっぱなしです。
…そんな恐ろしい塩郷の吊り橋が頭を過るんですが。
パッと見…あれ?塩郷の吊り橋を思えばそれほど怖そうじゃないじゃん!
って思って、夫婦で仲良くスタスタ渡り始めたのも束の間…
ちょ、ま…めっちゃ怖いやんか!。゚(゚´Д`゚)゚。
「でらギシギシ言っとるが~!」※凄くギシギシと音を立ててるよ!
って喋っていて、後ろを振り返ると…嫁さんがいなくなってました(爆
アイツ…逃げやがったな…。(╥_╥)
1人でアホみたいに「怖っ!」とか喋ってましたよ…(寂
そんなところを川岸に戻った嫁さんがちゃっかり激写してました(汗
嫁さんは元々私とタメが張れるくらい高所恐怖症だったりするんですが、
塩郷の吊り橋はあまり恐怖でなかったらしく。絶叫系の乗り物も大好き。
でも、高層ビルとか展望台とか苦手っていうよくわかんないヒトです(汗
とりあえず真ん中までたどり着いたところで、若干恐怖心も無くなったので
すかさずiPhoneで動画をちょろっと撮ってみました。音量UPで再生推奨。
揺れ具合はなかなか伝わらないと思いますが、この板っきれの軋みっぷりは
しっかりと伝わるか、と思います。声を出してませんが、内心ドキドキです(汗
早朝ということもあり、気温は5℃前後。山に囲まれていて風もあるので
あまりスタスタと歩けません。極力忍び足で先へ向かってる…つもりです(笑
真ん中を過ぎると、さすがにちょっと高所にも慣れ始めて来ますね。
…も、もうすぐゴールです!
無事に対岸へ到着しました。300m渡るのに15分はかかりましたよ(涙
この駐車場と反対側である橋の北側へ出ると、散歩道があるようですが…
今回は時間が無いので吊り橋を単純往復するだけで我慢、我慢…です。
北側から対岸を見渡します。300mって、結構長いもんですね。
さて、ココからまた…引き返さなきゃいけないのか…ふ~ぅ(汗
こちら側にも注意事項が記されてますね。
この吊り橋は、あくまでこの十津川村の谷瀬地区の住民の生活路なので、
住人は自転車やバイクを引いて渡ったり、観光シーズンでも渡れますが、
一般観光客は、混雑時や天候次第では入場制限がされたりするようです。
因みにGWのような連休中は、両岸にそれぞれ駐在員が入るそうです。
さて、往路は恐怖心であまり周囲をしっかり見てられませんでしたが…
復路では多少の余裕も出て来て、足元もちゃんと見られるようになりました(笑
相変わらず板はギシギシ言いまくるし、そこらじゅう隙間が出来てますね(汗
板っきれの無いネットの部分はガチで真下が丸見えで恐怖心倍増です…(涙
太陽が随分高いところまで昇って来て、吊り橋の影が鮮明になって来ました。
よ~く見ると、私の影もほんのり見えてるんですけどね。
こうして遠くを眺めていると、恐怖心が和らぐんですが…
ふとなにげに足元を見ると、視力抜群すぎる為、真下の光景が鮮明に…(怖
しかし、塩郷のように片足丸ごとスッポリとハマるほどの穴も無いので、
そこらへんは塩郷の吊り橋の方が、規模や高さは小さくても恐怖な気がします。
…おっと、忘れるところでした。
私、ちゃんと渡ってるよ!って証拠を残しておかないとね(笑
ってことで、自撮りしておきます(笑
因みに私ら夫婦は、景色は撮影するものの、ほとんど人物を撮りません(汗
嫁さんはカメラに映るのが嫌いで、旅の思い出は全て頭の中で!って人です(汗
そんな私も、旅=撮影目的ではないので、基本ほとんど撮らない人でしたが、
ここ数年は無駄に沢山撮るようになってきました。デジカメですからね。
だって、せっかく出掛けたのに写真が全然無かったら思い出せなくなるし(爆
しかし、私が世界旅行に出掛けたウン十年前は、そんなシロモノなど無いし、
フィルム代も現像代も高価でしたので、1ヶ所につき1~2枚とかしか
撮影することはなく、現像してその数枚ともNGだった事も多かったです(汗
さて、そろそろ対岸が見えて来ました。
この頃になると、随分高所が麻痺ってきてるせいか…若干悪ノリを…(汗
吊り橋から完全に身を乗り出して撮ってます。落ちたらアウトですね。
いや~、コレでまたバンジー恐怖心が若干減ったような気がします(笑
しかし、まだまだ高所恐怖症には違いないのでもっと慣らさないとな~。
ってなワケで…この日は結局、吊り橋を渡る人どころか誰1人と村人ですら
人影を見ることもなく、この場を後にすることになりました…(大汗
明日(29日)からはゴールデンウィークだから、観光客も多いんでしょうね。
最後に…少し林道を北上したスポットから、吊り橋の全景を。
なかなか良い眺めですので、皆さんも是非、機会があれば訪れて下さい。
それにしても、ぶっちぎりの快晴で助かりました。CGみたいな青空です(笑
というか、ここ数年…私が旅に出掛ける際は、ぶっちぎりの快晴ばかりで、
やっぱり雨男をそろそろ返上しても良いんじゃないか、と悩むところです。
さて、十津川村を出たら、今度は怪しい林道を通って高野山を目指します。
高野山へは1本道しかなく、しかも離合困難、落石多発、蜂熊出没という
三重苦だったりするので、再びあの悪夢が蘇ったりしそうで心配ですが、
今回はそういったトラブルにも見舞われず、比較的スイスイ走れました(笑
次号へつづく…!!