高齢者の事故、免許返納。
近々自分もと思う昨今(あと10年ぐらいですかね~)ですが、
ちょっと考えさせられる出会いがありましたので、皆さんのご意見もうかがいたく日記を書いています。
昨日、バッテリー充電も兼ね、バイクで近くの駐車場(二丈パーキング)まで行きました。ここはいろんな車やバイクが集まり、運がよければ結構レアな車やバイクが見られるのでしばしば行くところです。最近は数か月行ってなかったんですが…
今日見た珍しいバイク、車は
一番はこれですかね?
富士重工のスクーター「ラビット」ですよ。
ラビット自体は終戦の次の年、中島飛行機(現SUBARU)によって1946年から作られていますが、この型は1961~1964年に作られたS301Aではないかと思われます。それでも55~58年経過しています。
スバリストの皆さん、スクーターならこれに乗りましょう!
それからこれも珍しいかなあ
ホムセン箱を乗っけたガチキャンプツーリング仕様のZZR1400(ZX-14R)
確かにツアラーだけれども、これは潔すぎないか?
このバイク2台、おそろいの色でした。
渋いなーと思っていたら、声かけられました。なんと元同僚女性のバイクでした(⌒∇⌒)
そしてこれ
え?どこにでもあるちょっとカスタムしたドラッグスター400ですって?
そう、バイク自体は全く珍しくないんですが、乗ってる人が珍しい。
80歳の人です。
車で80代、高齢者の事故が社会問題化し、「免許返納」が流行語にもノミネートされる時代ですが、バイクにも80代ライダーの出現です。
いや、80代のライダーもいることはいるでしょう。70代のライダーは自分の身近にもいます。
80代が驚きなのではなく、驚いたのは「このバイクにしか乗ったことがない」という発言でした。若いころに乗っていて、リターンしたのではなく、去年(すなわち79歳の時)初めてバイクを買って乗ったのだそうです。
本人は、「こんな古いバイクはみんな乗っていないだろうな」とか「このバイクは足が付くから乗っている」などと言っていましたが、(「いやいや、私のバイクのほうが10年ぐらい古いですよ」)と心の中で言いつつ、「足が付くから乗っている」にちょっと引っ掛かり(「ならカブに乗ってればいいやろ」とまた心の中だけで叫びつつ)「でもこの形が良いですよね」「この形が好きなんですよね」「良いと思いますよ」と水を向けるとようやく「この形が好きだから買った」という答えが聞けました。
そうなんですよね
歳はとっても「かっこいい」「乗りたい」と思うから乗るんですよね。
免許返納のできない高齢者も、もちろん交通不便というところがあるとは思いますが、「自分で運転する」=「社会に参加できている」(まだいけている)という思いがあるからなのではないかと思いますよ。まあそのパーセンテージは数ある理由の中で低いとは思いますが、車に乗り続ける理由の中の0パーセントではないと思います。
高齢になってからの運転は事故のリスクはある。しかし全く事故は起こさないかもしれない。これはわからない。
しかし、免許取得の最低年齢制限がある以上、最高年齢の制限もあっていいのではないかと思います。たしかに、不便でもあると思うし、社会から取り残されたような寂しさを感じるかもしれない。しかし、人の命を預かる凶器であるということを考えて、ここは一律年齢上限を設けるような思い切ったことをしないと高齢者の事故は減らないと思います。
体力、認知度に個人差が大きくあることは十分承知しているつもりです。また、80過ぎてからバイクに乗りたいと思いバイクを買って乗るという熱意、希望、楽しみがあるということもわかります。それでもなお、免許上限設定(70~75歳位)の必要を感じます。
皆さんのご意見を聞かせてください。
動画もよかったら見てください。
Posted at 2019/12/15 07:36:48 | |
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